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代表初ゴール(宇佐美貴史)

2015-04-02 18:25:24 | 他チーム
先日の日本代表戦で、代表初ゴールを決めた宇佐美貴史選手のネタです。宇佐美は京都府の長岡京市の出身で、ガンバ大阪のユースで育ったストライカーです。プレースタイルはスピードあるドリブルが武器で、裏へ抜けるだけでなく、遠目からロングシュートを狙うプレーも得意です。

宇佐美は、ドイツの名門バイエルン・ミュンヘンに所属した経験があります。移籍の当時は「バロンドール」(世界最優秀選手)を狙うという強気なコメントをしていましたが、バイエルンでは宇佐美のポジションのウイングには、オランダ代表ロッベン、フランス代表リベリーというワールドクラスがいました。

正直、バイエルンの宇佐美獲得は青田買いの印象が強く、本当に使うつもりで獲得したとは思えません。事実、ほとんど試合に出ることはできませんでした。ただ、ロッベンやリベリーと一緒に練習した経験は大きく、リベリーからは「お前はドリブルがあるのだから、最初にパスを考えなくていい。」というアドバイスももらっています。

その後、宇佐美はドイツ1部のホッフェンハイムに移籍しました。そこでは、左のMFで起用されていました。しかし、リーグ戦の終盤で出番を失い、当時J2だった古巣ガンバ大阪に戻ります。彼にとっては失意の帰国だったと思いますが、結果的には無理に海外にこだわらなかったのが吉と出ました。

昨年、三冠に輝いたガンバ大阪で、宇佐美はパトリックと2トップを組み、10ゴールと結果を出します。このあたりから、宇佐美を代表で見たいと思うようになってきました。代表なら、左ウイングを武藤と争うだろうという想像まで膨らんできました。

残念ながら、アギーレ前監督は宇佐美を代表に呼びませんでしたが、監督がハリルホジッチに変わったタイミングは宇佐美にとってチャンスです。今回の代表は、時間的にハリルホジッチが全て選んだ代表ではないと思います。宇佐美も技術委員会が選んだ代表の可能性もありますが、それでも2試合とも途中出場とはいえ出番をもらったのはハリルホジッチの期待の現れでしょう。

今年から、宇佐美は課題のワンタッチシュートを磨き始めています。事実、ゼロックス杯の浦和戦ではセットプレーをパトリックが落としたボールに反応したゴールを決めました。代表FWとなれば、昨年の10点ではまだ足りないのは、彼自身も理解しているでしょう。
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