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Kobby loves 埼玉&レッズ

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夢は叶うか(香川真司)

2012-03-27 18:52:59 | ワールドサッカー
前節のケルン戦で2得点の活躍で、ドルトムントを優勝に導こうとしている香川真司選手を話題にします。しかし、そんな香川がほんのちょっと前の南アフリカW杯では帯同こそしたものの、サポートメンバーで試合に出られない立場だったことを覚えている方は少ないかもしれません。

まだ代表では実績のなかった当時の香川に、欧州CLで優勝したこともある名門のドルトムントからオファーが来たことには大いに驚きましたが、一年目から試合に出るつもりで準備していた香川のプロ意識の高さも成功の理由でしょう。

今オフはマンチェスターUやアーセナル、ACミランが香川獲得を狙っているという噂もあり、このまま行けば欧州挑戦のパイオニアの中田英寿氏を超えるワールドクラスの選手になれる可能性も高いです。

日本にいたときは所属のC大阪がJ2にいることが多かったので、たまに五輪代表で見るのが数少ない彼を見るチャンスでした。当時の彼の長所は誰も考えていないような意表を突くプレーができることで、代表当落線上の評価だった親善試合のアルゼンチン戦で、左サイドでボールを持って誰もがクロスだろうと思っていたら、彼はGKが前に出ているのを確認してロングシュートを選択します。

アルゼンチンGKは大いに驚いていましたが、何とか間に合ってCKに逃れましたが、香川は北京でも戦力になるだろうというインパクトは残しました。その後はJ2とはいえMFでありながら27得点という驚異的な数学を残してJ2得点王を取ります。

ただ、そんな香川が日本サッカーを代表する選手になったことを確信したのは、2010年10月のアルゼンチン戦でした。この時点ではドルトムントで活躍して、代表のスタメンは堅い選手になっていましたが、内容が非常に素晴らしかった印象があります。

相手のアルゼンチン代表はメッシもいてほぼベストメンバーでしたが、香川はそんな相手を切り返し一発で置き去りにしたり、強烈なミドルシュートを放ったりしていました。この試合でこそ点は取っていませんが、ドルトムントで点の取れるトップ下になっていた香川はすっかり代表選手の風格を身につけていました。

アジア杯での骨折は不運でしたが、一年間無事にプレーすれば高原が持っていた欧州最多得点は通過点で、もっと活躍できる選手です。欧州ビッグクラブからオファーが舞い込むのは夢のような話ですが、香川なら叶えられると思います。
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