goo blog サービス終了のお知らせ 

Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

絶海の孤島の強豪(相馬崇人)

2009-02-04 18:53:19 | 浦和レッズ
今日は日本代表のフィンランド戦ですが、翌日が仕事の日のナイトゲームの即日更新は勘弁していただき、穴埋めネタで失礼します。

自らブログをやっている相馬崇人選手ですから、ポルトガル一部リーグのマリティモに移籍先を決めたことは、本人のコメントで知ったという方もいらっしゃるでしょう。ただ、先日ネタにした小林大悟のケースとは異なり、移籍先が決まらないうちに渡欧して、自分自身の手でチームを探しています。

正直、無謀という意見もありましたが、相馬はスペイン語が話せるので、自分自身で作ったコネもあったのでしょう。ドイツ2部のフライブルクから話があったときは、おそらく現浦和監督のフィンケがいたチームなので、フィンケの紹介と思っていましたが、自分で道を切り開く、タフさもあったようです。

まず、マリティモがどんなチームかですが、相馬自身の話ではUEFA杯出場権も狙えるチームということですから、真ん中より上のチームでしょう。ただ、ポルトガル本国からは1000km離れた離島です。有名なC・ロナウドの出身地でもあります。

こういうチームの宿命として、アウェイの移動は全て飛行機なので、悪天候のリスクを考えたら早めの現地入りが必要なはずです。そのため、本拠地で過ごせる時間は短く、家族に寂しい思いをさせる可能性があります。

ただ、サッカーのアウェイ戦は2週間に一度ですから、野球選手のように週の半分はアウェイという環境よりはましかもしれません。ただ、アウェイ戦は全て遠いので、移動にお金がかかりクラブ運営は楽ではないと思います。

そんなチームはスペインリーグにもいます。今は降格しましたが、テネリフェというカナリア諸島のチームが一部で頑張っていたことがあります。ただ、やはり飛行機移動は大変だったようです。また、温暖な地元から、寒い本土に渡るときの気候の差にも苦しんだようです。

そのため、相馬の今の環境はポルトガルの中でもベストではないはずです。また、彼は移籍リストに載っていますから、レンタル移籍の小林大悟とは違って戻るところはありません。危険は承知で移籍したのですが、今はチームがあるだけでも十分かと思います。

ただ、もちろんマリティモで試合に出られなければ意味がないですから、とにかく左サイドのMFのポジションを取らないといけません。前を向いて仕掛けたときの威力はクラブW杯で証明済みですから、それをポルトガルで見せてくれることを期待しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする