2018年3月発売タイトル第2弾は、ゆずソフトの「RIDDLE JOKER」でした(*'∇')
2018年3月発売タイトルの中では1番の話題作ですね。9月のライブは申し込むかどうか悩んでますw
RIDDLE JOKER 概要
学生でありながら秘密組織のエージェントをしている主人公・在原暁が、アストラルという粒子に干渉して力を使う能力者たちが通っている学院に潜入捜査をし、その学院で起こる事件を解決していくお話。
RIDDLE JOKER 世界観・設定等
【アストラル能力】
かつては“超能力”と呼ばれたもの。長らく謎に包まれた超能力だったが、20世紀末に新たに発見された粒子“アストラル”によって解明された。アストラルは人の脳とリンクし、脳波と連動することで、特殊なエネルギーを発生させるが、その性質はリンクした人間によって異なり、そのアストラルのエネルギーを扱える者を“アストラル使い”と呼ぶ。アストラル能力には念動力、発火能力など様々な能力があるが、人によって使える能力は固定されている。更にアストラル能力の変化は多岐に渡り、全く同じ能力を探すことは困難を極める。
アストラル使いがアストラルに干渉できるのはアストラルがニュートラルの状態であるときのみ。そのため、アストラルが他の物に変化した後に更にそれを変化させることが出来ない。例えば、水を集める事とその集めた水を操作するのは、一見して同一のアストラルを使ってるように見えるが、実際はそうではなく、それぞれ別のアストラルを必要とするため、その2つの操作を続けて行おうとするとアストラル同士が干渉して制御に失敗してしまう。
アストラル能力が発見されてから20年余りが経ち、自動車など様々な分野で実用実験が始められている。しかし、「“アストラル技術”は便利だが、“アストラル使い”は気味が悪い」として、アストラル使いは一般の人間から偏見を持たれており、子ども達の間ではイジメの原因になっている。そのせいで、はみ出し者になって能力を悪用した犯罪に走るケースもあるが、それはほんの一部であり、大抵は主人公の在原暁のように能力を周囲に隠すか、必死に社会に馴染もうと努力している。
アストラル自体は誰しも干渉されている粒子のため、一般人と言えども能力を発動できないだけで、少なからず影響を受けており、そのアストラルの特性を利用した生体認証なども実用実験されている。尚、アストラル使いと一般人の違いは、大脳の違いにあり、アストラル使いは大脳の一部が肥大、活性化していることが判明している。その領域こそが、アストラルを感知し干渉する部分だとされている。つまり、アストラルを感知する器官が育っているかどうかということになる為、アストラル使いは、先天的に生まれてくる人だけでなく、後天的に覚醒する人もいる。しかし、アストラル使いであることが判明しているのは先天的に持っている人の場合が圧倒的に多い。その理由は、後天的に覚醒した場合、周囲から差別されることを恐れて隠す人が多いからである。その為、後天的に覚醒している人の数は把握できていないが、先天的に持っている人と後天的に覚醒する人とでは、人数にそれほど差はないのではないかと言われている。
尚、アストラル能力の力を測る方法もあり、それによって出た結果の値をリンク値と呼ぶ。地上と水中ではアストラルの干渉に違いが出ることも判明しており、測定は地上と水中の2度する必要がある。ただ、エネルギー効率もあり、リンク値が高いからと言って能力が強いというわけでもない。現在学院に記録されている地上におけるリンク値では、一般人の平均が12、アストラル使いになるためには20以上が必要で、アストラル使いの最低値が26、平均が106、最大値は247となっている。ちなみに暁は56、七海は207と七海の方がリンク値は高いが、水中では暁は53、七海は108と七海が水中では半減しているのに対して暁は地上でも水中でもほぼ変わらない値を示している。つまり、暁は出力の上限値は低いが七海と比べてエネルギーを効率的に使えているということになる。
現在、アストラル能力を使うことは法律で規制されており、証拠を隠滅する能力も存在することから、アストラル能力で得た物には証拠能力がないため、警察を始めとした国家機関も規制の対象となっている。ただし、行政機関に申請して許可が下りれば、特定の状況で使用することが出来る。又、海外マフィア等にアストラル能力を狙われ、能力によっては重大な犯罪に利用されたり、人身売買の商品などにされる被害も頻発していることが社会問題化になりつつある。
【情報局特別班】
アストラル能力を用いた犯罪に対応するためだけに国が設立した非公式諜報機関。通称“特班”。逮捕権や捜査権はないが、必要とあらば超法規的な治安活動を行える。その活動内容から、政治家や役人と言えどもごく一部の人間しかその存在を知られていない。
又、特班の人間が潜入捜査等で物品を受け取ったり直接連絡のやり取りをする場合は、“陽成清掃”という清掃業者にカモフラージュして接触を図ることになっている。
主人公の在原暁はこの組織に所属しており、暁も含め、この組織の現場で働く人間は大抵がアストラル使いである。尚、ここの室長は暁の父親である在原隆之介。
【メモリー繊維】
特班の制服の生地には非常に高価な“メモリー繊維”という素材が使われており、アストラル研究の末に開発された技術が組み込まれている。その為、1gあたりの単価が金の数倍にもなる。そのせいで、冬用の制服しか作ることが出来ず、夏は暑いと不満が出ている。
メモリー繊維とは、アストラルを吸収することで能力を記憶することが出来る。その為、特班の制服を着ることで、自分の能力ではないアストラル能力を扱うことが出来るようになる(暁たちは光学迷彩のような能力を利用している)。尚、本来は特殊な加工をすることでアストラル能力を保存して組み込むが、素材のままでも時間をかければ吸収することが出来、1日~2日はその状態を保つことが出来る。
この素材はそのような特徴があるため、犯罪に使われる懸念もあることから、一般には出回っていない。
【橘花学院】
鷲逗市東部に位置する、アストラルの最先端の研究を行うために開発された鷲逗研究都市にある学院。全寮制で共学である。日本で唯一のアストラル能力を受け入れた教育機関であり、実際に多くのアストラル使いが通っている為、一般課程だけではなくアストラルに関する教育と研究も行われており、アストラル使いだけでなく一般の人も通うことが出来る。基礎学力だけではなくアストラル研究に携わることで次世代を担う人間を育てる、という目的で設立されたとされている。学生数は現在382人。その内アストラル使いは100人程度。意外とアストラル使いは少なく、鷲逗研究都市に仕事を持つ一般の家の子の方が多い。
アストラルの研究もされているということから、校舎の隣にはアストラル研究施設が併設されている。その為、アストラル使いを積極的に受け入れ、校舎や寮にもアストラル研究を行うために様々な設備が完備されており、アストラル使いが快適に過ごすこと出来るよう配慮されている。このような特徴から、社会にはじき出されたアストラル使いの駆け込み寺のようになっている。又、アストラル技術に期待する企業が橘花学院のスポンサーになったり提携してくれているため、就職にも有利に働く制度があり、その理由で入学を希望する一般の子もいる。
鷲逗研究都市には偽札を作り出すことが出来るアストラル使いがいるという情報があり、在原兄妹がその捜査のために橘花学院に転校することになる。
【橘花学院・学生寮】
学生寮は全部で4棟あり、全体としては教師が総括しているが、それぞれの棟に入っている学生の中から寮長が選ばれ、基本的にその寮長が寮を管理している。寮は6階建てで、1階のロビーは談話室や浴場、食堂などがある。3階までが男子、4階以上が女子のフロアになっており、3階と6階にそれぞれのランドリールームがある。寮の部屋の鍵は個人の部屋の他にも自分のクラスの教室の鍵も開けることが出来る。暁は318号室、七海は418号室に入寮することになる。
色々と時間が細かく設定されており、寮の門限は19時半までで、それまでなら外出は自由。夕食は19時~20時の1時間だけ。夕食を受け取るときに点呼も取り、それ以降は外出禁止となる。入浴時間は21半まで、消灯時間は23時。起床の時間は自由だが、7時50分までには起きて食堂に行って朝の点呼と朝食を取る。21時半以降は男子が女子のフロアに入ることは禁止されているが、その逆は問題ないことになっている。ただし、あまり好ましくないとされている。その為、話があるときはロビーを使うことを推奨している。
授業がある平日の昼間の昼食も寮に戻って食べることになるが、お昼の食事のメニューのみ、寮によって変わっていて、例えば第三寮はボリュームが多い等、それぞれに特色がある。その為、自分の好みに合わせて他の寮に行って食べる生徒も多い。
【AIMS】
「Ability Information Management System」の略称。アストラル使いとその能力に関する情報をまとめたデータベース。アストラル研究に必要な能力を持つ者とスムーズに連絡が取れるようデータベースを構築するため、アストラル使いに登録の協力を仰いでいる。それだけではなく、アストラル使いを集めることに反対した人たちに対して“能力者を管理している”とアピールする一面もある。
現在は主に鷲逗研究都市に住むアストラル使いを登録しているが、都市の外でもアストラル使いの協力を呼びかけている。橘花学院への入学や病院で診察をしてもらう時など様々なところで登録の機会があるが、アストラル犯罪者以外の登録は任意であり強制ではない。
このデータベースは個人情報の塊のため、セキュリティは徹底されており、ネットワークも独自のものを使っている。そのため、情報処理能力が高い七海でもそのデータベースがどこにあるか見つけ出すことが困難なほど。そして、部外者には秘匿すべき情報だが、必要な手続きを行えば、警察もアクセスすることができる。ただ、その手続きは困難を極め、許可も下りることは殆どないというのが実情である。
【星幽発表祭】
橘花学院の文化祭。文化祭とは言っても出し物については届け出制で個人でするものであるため、クラス全体で強制的に何かをすることはない。アストラルの研究発表の場でもあり、研究成果を披露することはもちろんの事、申請して認められれば能力を使った出し物も出来る。尚、出し物にはアストラルを絡める必要はなく、危険性がなければあとは自由である。とはいえ、学院側の本音としては、出来れば成果が分かるものにしてほしいと思っている。
この発表祭は、アストラルを身近に感じてもらい、可能性や便利さを実感してもらう場でもあることから、外部の人間を呼ぶことが出来、見学希望の一般人にも開放される。又、アストラル技術に期待している企業にも注目されているため、就職を希望するアストラル使いにとっては良いアピールの場になっている。
発表祭当日は寮も一般開放され、食堂が使われる。個人の部屋については生徒の家族のみ入ることが出来る。
RIDDLE JOKER キャラクター紹介(ヒロインに関しては簡易的に紹介)
在原暁
本作の主人公。情報局特別班のレヴィ6。昼は学生で夜は諜報員として活動している。転校前の学校では赤点ギリギリで出席日数までギリギリのためにいつも補習を受けていた問題児だが、勉強が出来ないわけではない。むしろ頭は良く、単に学業よりも仕事を優先しているだけである。ただ、能力はあるが仕事以外はほぼ何も出来ないため、他のことはほとんど妹に任せているダメ兄であり、いつも妹からジト目攻撃を受けている。
アストラル使いだが、自分がアストラル使いであることを周囲に隠している。暁の能力はAIMSのデータベース上では「身体能力の強化」として登録されているが、これは真の能力の副産物に過ぎない。暁の真の能力は“脳のコントロール”。脳を活性化させることで、一度見たものを完全に記憶する“映像記憶”を可能にするなど、身体に様々な変化を起こさせる。身体強化もその一部だが、いずれも身体の限界を超えて作用するため、長時間の使用は難しく、使い過ぎると頭痛が起こったり身体を痛めることになる。
三司あやせ
橘花学院の学生会長で暁のクラスメイト。テレビ出演しており、アストラル使いとしては一番の有名人。アストラル能力は“引力と斥力の操作”。周囲には隠している重大な秘密があり、気立ての良さそうな性格も実は・・・。
在原七海
暁の妹。だらしない兄とは違ってしっかり者で優等生。情報局特別班のレヴィ9。彼女もアストラル使いである。能力は「治癒」。対象相手の治癒力を高めるタイプ。
式部茉優
橘花学院の3年生。優秀なアストラル研究者だが、単位が足りず2回ダブっている。気になることがあると口にせずにはいられない性格。アストラル粒子をその場に固定させることが出来る能力を持っている。
二条院羽月
橘花学院第三寮の寮長で暁のクラスメイト。由緒正しい家柄の子で、凛とした雰囲気を持ち、やや渋い喋り方をする。そのため、やや堅苦しい印象を受けるが、面倒見は良い。アストラル能力は水の操作。
壬生千咲
橘花学院の1年生で七海のクラスメイト。明るく元気な性格で、七海とは真逆のコミュニケーションお化けで誰とでもすぐに親しくなれる。ヒロインの中では唯一、アストラル使いではなく一般の生徒である。
柿本香里
暁のクラスの担任教師。アストラル研究もしている・・・というか、そっちがメイン。当然、授業もアストラルに関することを教えている。それだけじゃなく、あやせのマネージャーのようなこともやっている。
手先が非常に器用で手品が得意。ミスディレクションなんかもできる。決して黒○のバ○ケではない(爆)
周防恭平
橘花学院の2年生で暁のクラスメイト。寮でも暁の隣の部屋に住んでいる。女の子のような容姿をしているが、男である。散々女顔であることをイジられてたせいか、女顔であることがコンプレックスになってしまい、その話題になると怒る。しかし、その怒った顔も可愛いと評判である。
細い身体の割にかなりの大食いでいつもお腹を空かせている。尚、アストラル使いではなく、一般の生徒である。・・・実は胃袋がアストラル能力なのでは(ry
在原隆之介
情報局特別班室長。暁と七海の上司であると同時に2人を引き取った養父でもある。ただし、特班で働かせるために引き取ったわけではなく、兄妹が特班にいるのは本人たちの意志である。男親だからか、娘には非常に甘い。
10年前、現場に出ていた頃は射撃が得意だった。今でも一瞬で4人の人間の手を正確に撃ち抜くことが出来るほどの腕前を持っている。
伊勢篤紀
橘花学院の理事長。いかつい顔をしており、初対面の人からするとちょっと怖い印象を受け、やや堅苦しい雰囲気もある。
RIDDLE JOKER 共通ルート あらすじ
【PROLOGUE】~【CHAPTER2】
文字数制限につき体験版感想記事を参照して下さい。体験版感想記事については【こちら】。
【CHAPTER3】
あやせへの襲撃事件以降、警備やセンサ等が強化されたものの、校舎への侵入は問題なかったことから、その日のうちにAIMSで該当の2人を調べた暁と七海。しかし、AIMSでの検索結果は2人とも行方不明扱いとなっており、詳細が分からず終いでした。翌日、暁がそのことを隆之介に報告すると、隆之介は今回の2人があやせの襲撃事件と関わりと持つ可能性があり、更に鷲逗研究都市に住む複数のアストラル使いが行方不明になっていることを教えます。あやせが狙われたのも、そのことと関係があるかもしれないということでしたが、いくら調べても相手の尻尾すら掴めない状態でした。三司あやせの襲撃事件とアストラル使い連続失踪事件。暁たちの知らないところで確実に何かが起ころうとしていました。そして、そんな時に橘花学院の“星幽発表祭”の話を七海から聞きます。一般人にも開放されるということから、あやせを襲った組織にとっては絶好機会であり、この短期間に再び襲われる可能性は低いものの暁はあやせに当日のことで色々と確認したいと思い、生徒会に向かいます。あやせは担任の柿本先生と発表祭の打ち合わせのようなものをしていましたが、それが終わり先生が退室をしていたため、彼女に当日のことを確認します。一般にも開放されることから、再び襲撃される可能性をあやせに伝え出来れば当日は部屋に篭っててほしいと言います。しかし、学院の顔でもあるあやせは立場上、強制的に出し物をやる必要性があるため難しく、発表祭の中止も出来ない上、寮まで一般開放されることから部屋に篭ることも難しいことから、暁は相手がアストラル使いを攫うというのならむしろ人目につくほうが良いかもしれないと考え、彼女の出し物を手伝って可能な限り一緒にいられるようにすることを提案。すると、出し物をやるのが面倒だったあやせは、暁だけじゃなく羽月たちも巻き込んで自分は楽しようと考え、皆に声をかけるのでした。
暁と七海はあやせの安全を確保する方が重要と考えていましたが、特班の“上”の人間たちはむしろ逆の考えでした。アストラル使い行方不明時間について何も手がかりが掴めないことから、あやせを囮にして相手の出方を伺うことにしたのです。隆之介からその話を聞いた暁は、そんな危険なことには反対でしたが、ここで父親に文句を言うよりもあやせを守ることについて考える方が建設的だと思い、隆之介に応援の要請のみをします。そして、出し物については普通の喫茶店に決定。ただし、アストラル能力を披露するために、椅子などは茉優、あやせ、羽月の3人のアストラル能力で作った物にすることになりました。そして、あやせは調理担当の七海の手伝いとして厨房にいることにし、椅子などを作る関係もあり場所もプールに決定。衣装も水着とし、あやせ達による“水着喫茶”の準備が始まるのでした。
喫茶店の準備は順調に進んでいたものの、あやせの護衛についてはまだ囮にすることに納得がいかなかった暁は自分の方で何か出来ないか考え、ある事を思い付きます。それは偽札でカツアゲの認識を阻害した菅英人の能力を利用することでした。そして、迎えた発表祭。水着喫茶は大盛り上がりでしたが、産業スパイなど怪しい人間がひっきりなしだったため、暁は気が休まる時間もありませんでした。そんな中、柿本先生からあやせに取材の申し込みがあったから、時間が空いたら職員室に着てほしいという予想外の予定が入ってしまいます。そして、お店が一段落した頃、取材の人がしびれを切らしたのか、あやせは職員室から呼び出しを受けたため、暁は隆之介と相談して兼ねてから準備していた作戦を実行します。それは、菅英人の認識阻害のアストラルを記憶したカードを特班のメンバーが各所で一斉に使って、広範囲にわたって認識阻害を発動させて、暁=あやせという状況を作り出すことでした。そして、暁が校内を歩いていると、黒服の男に囲まれ、校舎の外へと連れて行かれます。暁は声を出すと自分があやせではないことがバレてしまうため、大人しく男たちの指示に従いますが、カメラを監視していた男たちの仲間からの連絡で暁があやせではないことがバレてしまいます。しかし、暁が銃で撃たれようとした瞬間、間一髪で隆之介が助けに入り、男たちは一網打尽。学園の外にいた仲間も拘束され、作戦は無事成功したのでした。
・・・と、いうわけで、1人目は在原七海ちゃんでした(*´Д`*)b
今作の大本命!可愛い!妹万歳ヽ(*´Д`*)ノ
在原七海 キャラクター紹介
暁の妹。ただし、2人とも養子のため血の繋がりはない。兄のことは普段は“暁君”と名前で呼ぶが、テンパった時など素になると“お兄ちゃん”と呼んでくれる。情報局特別班のレヴィ9。当然、彼女もアストラル使いである。能力は「治癒」。対象相手の治癒力を高めるタイプ。この力の恩恵を受ける人間は多いため、アストラル技術へ最優先で転用すべきだが、唯でさえコントロールをすることが非常に難しい能力の上、使用者である七海自身が無意識にコントロールを行っていることから、アストラル技術への転用が難しく、未だ実用実験まで至っていない。
だらしない兄とは違ってしっかり者で優等生。情報処理能力が非常に高く、その気になれば、大規模なサイバーテロを引き起こすことも可能なほど。家では家事を一手に引き受け、兄に対していつも叱ったりしているが、なんだかんだでだらしない兄の面倒を見ている。というか、自分から兄の世話をしたがっているような素振を見せる。ただ、彼女はアドリブに弱く咄嗟の判断力も無いことから、いざというときは兄を頼りにしている。
私生活においてはほぼ完ぺきな妹ではあるが、人見知りが激しく、知らない人を目の前にすると緊張してしまう。隠れオタクで若干中二病の気配があり、長ったらしい詠唱をしてから能力を使う(尤も、それが能力を使う際の集中力を増すための手段となっているという側面もある)。コスプレもしており、衣装は自作している。彼女の特班の制服が少しアレンジされているのはそのためである。ただ、最近は仕事が忙しくてあまりオタク的な活動は出来ていない。
兄妹喧嘩や親子喧嘩などストレスの溜まるようなことがあると餃子を皮から作る癖がある。本人曰く気持ちを落ち着かせるためとの事だが、七海の怒り具合によって餃子の数が変化し、七海の機嫌が直るまで餃子は作られ続けることになる。数年前、七海が特班に入ると言い出して兄と父に反対されたときは、2週間ほど餃子のみの日々が続き、最終的に兄と父の方が折れてしまったというエピソードがある。
在原七海 攻略情報
七海にも声をかける→七海の水着が気になる→ちゃんと言い直す→先ずは、研究室に相談しにいく→二条院さん
在原七海編 あらすじ
【CHAPTER4】
発表祭の翌日。その後の状況を室長から聞いた暁。あやせを狙っていた組織は特班と似たような存在でした。そちらは特班とは違い、昔から根強く残る“アストラルは管理・規制を徹底的に行うべき”と考えている派閥によるものでした。しかし、今回の件でその組織の“上”の人間も押さえられたため、あやせの身の危険もなくなり、暁はあやせ護衛の任を解かれます。こうして、在原兄妹に課せられた大きな任務は一段落し、しばし普通の学園生活を送れることになったのでした。
発表祭の水着喫茶の大成功を祝って打ち上げすることになった暁たち。とはいえ、赤字ギリギリの価格設定であったため、そんなに豪華な打ち上げは出来ないということで、寮で打ち上げすることになり、在原兄妹は買い出し担当で学園の外に出ます。そこで七海と異性についての話をしますが、普通の学園生活を送っている七海の様子を見て、特班を辞めて普通の学園生活を送らせてあげたいと思った暁は、そのことを七海に言うと、七海はその話は今まで何度もしてきたと怒ります。暁は七海のサポートには助けられているとフォローした上で、最近の楽しそうに学園生活を送っている七海を見て、元々荒事に向いてない性格だから無理してないか心配していると伝えます。それを聞いた七海は、昔のことを気にしているのではと言いますが・・・。
打ち上げのとき、兄をシスコン呼ばわりしつつ自ら積極的に兄の世話を焼く七海に対し、ブラコン疑惑が浮上。しかも、兄をシスコン呼ばわりするのは照れ隠しのためなんじゃないかとまで言われてしまいます。七海は必死にブラコンではないことを否定しますが、暁もシスコンではないと否定していることから、似た者兄妹で自覚してない方がガチっぽいと評されてしまいます。しかし、兄妹を皆でからかっている中、千咲だけ七海の抱く感情に気付いていました。そのことを後で指摘された七海は、自分の本当の気持ちにはずっと以前から気付いていたけど、学院に来てからは封印していたつもりでした。しかし、千咲に言われたことで、蓋をしていた気持ちが再び溢れ出すようになってしまったのでした。
兄のことばかり考えて寝不足気味だった七海ですが、アストラル規制派組織と繋がりがある情報屋“嘉門俊之”という男のことを調べるために再びAIMSのデータベースにアクセスする任務が与えられ、暁と一緒に学園に侵入します。しかし、七海がAIMSにアクセスしようとしたその時、暁が何者かが校舎のセキュリティを解除して入ってくるのを確認。七海はすぐに対象のアストラルのデータを取り出し、撤収作業に入ります。しかし、校舎に入った人間・・・柿本先生が警備の人と一緒に茉優の研究室に向かっていることが分かったため、暁は制服のステルス機能を使って七海の身体を抱き寄せ物陰に隠れることにします。一方、急に兄に抱きしめられることになった七海は、表面上は何でもなく装っていましたが、心の中ではかなり動揺していました。そして、自分も暁のことを抱き返すと、改めて兄のことが好きなんだと自覚するのでした。
茉優の研究室で抱きしめ合ったとき、動揺していたのは七海だけではありませんでした。七海のことを“妹”としてではなく“女”として意識してしまった暁は、今までの七海との距離感を思い出せなくなっていました。そんな時、嘉門俊之の情報を得た室長から対象を捕獲するために暁の力を借りることになると言われ、暁は深夜に学園を抜け出すルートを確保するために七海と一緒に学園内を見て回ります。しかし、お互い気まずい状態が続き、何とか脱出ルートは確保したものの、兄妹の間にはギクシャクとした雰囲気が漂っていました。そして、嘉門を捕まえる日、当初は寮に残って暁が脱出した後の後始末をする予定だった七海は、学園の外でもセキュリティ解除の後始末は出来ると言って、どうしてもついていくと懇願。そして、暁は嘉門が毎晩出入りしている倉庫まで対象を尾行し、倉庫内で嘉門を取り押さえますが、嘉門を尋問したときにこれが罠であると見破り、すぐに他のメンバーに倉庫から離れるように言いますが、倉庫に侵入したメンバー全員が倉庫の爆発に巻き込まれてしまうのでした。
倉庫から少し離れた場所で暁の帰りを待っていた七海は、突然の爆発音に驚きます。状況を確認すると、暁が入って行った倉庫が爆発して燃えていました。七海は特班の無線を使っているにもかかわらず、暁のことを「お兄ちゃん」と呼び叫んでいましたが、暁は意識を失いかけ多少の怪我を負っていたものの無事で、七海の声で意識を取り戻します。暁の声のおかげで他の隊員たちも生きていましたが、中には暁よりも酷い怪我をしている者がいたため、七海は率先して自分のアストラルで怪我人を治癒します。比較的軽傷で済んでいた暁は自分を後回しにしていましたが、任務を終えて寮に戻ってくると、七海からの治療を受けます。その後、七海が一緒に寝たいと言い出したため、暁の部屋で一緒に寝ますが、先ほどの倉庫の爆発でのことが頭から離れなかった七海は、勢いで暁に“キスしたいくらい好き”と告白していきなりキスをします。妹からの突然の告白とキスに驚いた暁ですが、七海から告白されたことで自分の気持ちに気付き、自分も好きだと返し、2人は再びキスをして、めでたく“兄妹”から“恋人”へと関係が変わったのでした。
【CHAPTER5】
恋人同士になった翌日、七海の様子がおかしい事に気が付いた千咲は、昼休みに暁のもとへと向かう七海を尾行します。そして、あやせ達も2人の様子を観察して、2人が付き合い始めたのではないかという話になり(羽月だけ気付いてなかったがw)、2人は隠しているつもりかもしれないけどバレバレだから、忠告しておいたほうが良いかもしれないということになります。そして、夜、千咲が代表して七海に話しかけ、2人が付き合い始めたことと、兄妹とは言っても血の繋がりがないという話を聞いた上で、緩みすぎですぐに他の人にも見抜かれてしまうから気を付けた方が良いと忠告します。忠告を受けた七海は、千咲に1つ相談をします。それは、先ほどまで暁と部屋で一緒にいたのに、何もされなかったことについて、自分に女の魅力がないのではないか、自分から求めたら引かれてしまうのではないかということでした。相談を受けた千咲は、お兄さんは怖気づいてるだけ、七海ちゃんは理想の女の子を演じてお兄さんに行動を起こしてもらおうとしている、2人で話し合ってみて、お互いに今までと違う一面を見せ合って許容しあう、それが恋人ってものだと思うとアドバイスします。千咲にアドバイスされた七海は、お礼を言ってあとは自分で考えてみることにしますが、千咲からいつからお兄さんのことを好きになったのかと聞かれ、七海はいつからだったか思い出してみることにしました。
七海は幼い頃からアストラル使いで、産みの親には嫌われていました。両親はいつも喧嘩ばかりして、アストラル使いが生まれた責任を押し付け合っていました。七海はそんな両親の喧嘩を見たくなくて部屋に篭って本ばかり読んで自分の世界に閉じこもっていました。両親から何も買ってもらえなかった七海が読んでいたのは、絵本など子どもが読む本ではなく、SEだった両親が資料として使っていたプログラミングの本でした。そしてある日、親の機嫌を取ろうとして仕事を手伝ってみると、元々そういう才能があったのか、七海の成果物を見て両親は驚き喜びました。最初は両親の手伝いをするだけでした。しかし、仕事は七海に丸投げするようになっていました。正規の仕事の報酬だけでは満足出来なくなった両親は、更に求めるようになりました。七海がクラッキング技術を覚えたのはその頃で、お金を稼ぐ道具くらいにしか思われていないのは子どもでも分かりました。それでも他に行くところがあるわけでもないため、七海は両親に従い続けました。そして、ついに七海は技術を悪用してしまいました。でも、幸いなことに被害が出るよりも先に悪事が露見、七海を捕まえたのが後に彼女を引き取ることになる在原隆之介でした。七海は、アストラル使いであること、放置できないクラッキング技術を有していること、そして親に虐待を受けていたということ、そんな理由から隆之介に引き取られることになり、家に居場所がなかった七海はその申し出を素直に受け入れたのでした。
隆之介に引き取られた七海は、在原家で暁と出会います。しかし、七海は隆之介と暁を信用しておらず、また利用されると思い、2人とロクに話そうとすることもなく部屋に引きこもって以前の繋がりから仕事を再開していました。そして、もらった報酬を“生活費”として隆之介に差し出しました。すると、隆之介は実の両親とは違い、そのお金は受け取らず、むしろ“お小遣い”をくれました。何もしなくてもいい、学校行って友達作って普通に子どもをやっていろ、ご飯も一緒に食べよう・・・そう隆之介に言われた七海は、それからというもの、今までとは違う人生がスタートしました。仕事で遅くなっても一緒にご飯を食べようとする隆之介と今よりもずっとぶっきらぼうだけど気を遣ってくれる暁、何もしてない自分にどうして優しくしてくれるのか疑問に思った七海は、隆之介に聞いてみます。隆之介は、七海を引き取ったことに目的というほどのものはなく、あえて言うなら七海の目が子どもらしからぬ目をしていた、七海ほどではないが暁も同じ目をしてして、自分自身もそういう子どもだった、そんな俺が自分と似たような目をした子どもを見つけた、このまま放置すればロクでもないことになるのは分かりきっていた、悪い結果が出ると分かっているのに放置は出来ない、人は助け合って生きていくもの、俺も七海たちみたいな子どもだったが、俺が変われたのには変えてくれた恩人がいたからだ、お前たちにとってのそんな人間に俺もなりたい、そう思ったから引き取ったと答えます。けどそう思っていたのは最初だけで、今は単に暁や七海と一緒にいられるのが楽しいと話します。息子と娘のためなら、仕事に対しても気力が湧いてくる、俺は七海に特別優しくしてるわけじゃない、これが家族ってものだ、七海はもう俺の大切な家族だと。当時の七海ではそんな隆之介の言葉は理解できませんでしたが、理解できたのは“助け合う”というワードで、お金以外で父親を助けなければならない・・・そう考えて料理を作り始めます。
インターネットでレシピを調べて作った初めての料理。しかし、誰かに教わったわけでもないため、当然大失敗。七海は謝りますが、フォローする隆之介とハッキリ“マズイ”と感想を言いながらも食べきった暁が七海のしたことを否定せず、受け入れてくれたことから、それからも家事を続けることにしました。失敗だらけで謝ってばかりでしたが、いつも暁が手伝ってくれました。そして、そんなある日のこと、買い出しに出ようとする七海に荷物持ちをしようと暁から声をかけられ、お前の料理は最近美味しい、ありがとうとお礼を言われます。そして、買い物を手伝う暁に手を差し伸べられ、このとき初めて七海は暁と手を繋ぎ、初めて“暁くん”と名前で呼びました。そして、七海は暁に喜んでもらいたくて、褒めてもらえたのが嬉しくて、その日からもっと家事を頑張るようになっていました。以前の生活には全くなかったもの。これがお父さんの言っていた家族なのかもしれない・・・七海はそう感じ取っていました。以前の家では血の繋がりはあったけど家族として思ってもらえなかった、今暮らしている家では血の繋がりはないけど家族だと思ってもらえる、わたしも家族になりたい。娘として、妹として。七海は、少しずつではありましたが、流されるだけじゃなく2人に対して自分の気持ちを表すようになっていました。心を開いて接することには恐怖がありましたが、恐怖よりも家族の繋がりの方が欲しかったから、どんなに失敗しても諦めませんでした。そして、隆之介も暁も拒絶するこなく、ちゃんと娘や妹して扱ってくれました。そうしているうちに七海は暁たちと家族になっていき、気付けば暁のことを兄であると同時に1人の男性として好きになっていたのでした。
そんな昔のことを思い出している内に、七海は暁が自分に遠慮している理由に気が付きます。暁が自分に何もしようとしないのは、昔のことを気にしているからではないかと。かつての七海は拒否できない、受け入れることでしか許されなかった、だから強引に求めると七海を傷付けてしまうのではないかと。暁の現状を理解した七海は、もう自分はそんな子どもじゃない、自分の気持ちはそれで揺らぐほどアヤフヤなものじゃないと思い、だんだんと暁に対して腹が立って来たため、それから数日、機嫌が悪くなっていました。原因が分からない暁は、一度話し合ってみようと思ったものの、あいにく七海が買い物に出かけていたため、通りかかった千咲に七海が帰ってきたら連絡がほしいと伝えます。そして、恭平経由で千咲から七海が帰ってきたことを教えてもらいましたが、七海は自分の部屋ではなく寮の厨房を借りて料理をしているという話を聞き、厨房に向かいます。すると、七海はもくもくと餃子の皮を作っていました。在原家の“家ルール”。七海の機嫌が悪くなると延々と餃子を作り続け、父と兄は七海の機嫌が直るまでひたすらそれを食べるしかないというルール。そして、大量に作られた餃子のいくつかは茉優たちにおすそ分けされ、暁は自分の部屋で七海と一緒に食べる事にします。そして、餃子を食べ終わった後、暁は七海が怒っている理由について分からないことに対する謝罪をすると、七海は少し呆れ加減で、自分が怒っている理由を話します。暁君がわたしを信じてくれてないから。信じてくれていたら、もっと正直になるはずだと。暁君に遠慮されているのが分かった、だからものすごく腹が立った、わたしの気持ちはお兄ちゃんに心配されるほど軽くない、引き取られた頃とは違う、嫌なことは嫌だと言える、子どもの頃とは違う。そして、わたしは本気でお兄ちゃんのことが好きだと改めて自分の気持ちを伝えます。七海から言われてようやく自分が彼女を子ども扱いしていたことに気が付いた暁は、七海を信じていなかったことに対して謝ります。そして、誠意を見せるためにも自分に正直になり、七海を抱くことにしたのでした。
【CHAPTER6】
初体験を済ませ、隆之介に交際の報告をした2人。隆之介は昔から七海の気持ちに気付いていたため、驚きよりも納得と言った感じで、あっさりと交際を認められます。しかし、子どもの頃から七海が自分のことを好きだったことを知らなかった暁は隆之介の話を聞いて驚き、今まで気付けなかったお詫び代わりにデートに誘おうとします。しかし、七海からそんな理由でデートするのは疲れるから、普通のデートがいいと言われ、改めてデートに誘うことにします。とはいえ、誰かと付き合った経験のない暁はどこでデートしたらいいか分からなかったため、恭平に相談してみます。すると、学院のプールが開放される日があるから、プールでデートしてみるのはどうだろうかとアドバイスされ、七海と相談した結果、プールデートをすることに決定しました。そして、プールデートの日、他の生徒たちもいる中で、2人は水中でキスをしたりしてこっそり恋人デートを楽しみますが、気が付くと2人だけになっていて、柿本先生からそろそろプールを閉めると言われるまで楽しんでいました。暁はこの日のデートで改めて七海のことを“女”なんだと気付き、俺のことを好きになってくれてありがとうと感謝の言葉を伝えます。七海の魅力に気付けないままだったら、とんでもない後悔をしてたかもしれないと。すると、七海もお兄ちゃんがお兄ちゃんで良かった、わたしも今日はドキドキした、またデートしようねと伝えます。こうして、2人の初めてのデートは成功で終わるのでした。
それから2人の交際は順調で、知り合い以外にも知られるようになりましたが、事情を知るあやせ達のフォローもあってか、変な風に噂されることもありませんでした。そんなある日のこと、久しぶりに任務が下されます。前回、特班を罠にはめた規制派組織の倉庫を発見したため、そこへ襲撃をかけるというものでした。そして、深夜。学園を脱出し、暁は襲撃のために現場へ、七海はサポートのために本部へ行くため一旦別れます。前回の爆発のこともあり、七海は心配した様子でしたが、暁は絶対に怪我はしないと約束します。そして、襲撃は成功し倉庫にいた人間を拘束。暁は対象が残した物の押収に取り掛かりますが、暁が見つけたのは米ドル紙幣が入った鞄でした。こんな大金がどうしてと疑問に思ったものの、警察が動き出し時間もなかったため、ひとまずその鞄を押収して撤退を始めます。作戦と組織の名誉挽回に成功し、寮へと戻ってきた2人。七海は身体に異常がないか心配していましたが、暁は一瞬で制圧したから怪我をする暇もなかったと半ば冗談で言ったものの、七海が気持ちを打ち明けてきたのが前回の爆発がキッカケだったことを思い出し、少し無神経だったと反省して、七海を抱きしめます。それでも七海が足りないと言ってきたため、暁は彼女を抱いて安心させるのでした。
【CHAPTER7】
取り調べの結果、札束が捕まえた連中の物であることは判明したものの、その大金の目的については口を割らず不明なままでした。ただ、海外の大規模犯罪組織と取引を行ったという情報が入り、詳細は不明であるもののその組織が何らかの情報を買い取ったとのことでした。つまり、あの札束は何らかの機密情報を海外組織に売ったお金ではないかということでした。構成メンバーの一部が日本国内に潜入しているらしく、それが取引の内容に関係あることは明白でした。隆之介はもう一度情報を洗い出すため、暁に札束を回収した倉庫内のことをもう一度思い出して何か違和感がなかったか確認してほしいと命令します。暁は自分の記憶を探ってみますが、特に違和感もなく、モヤモヤしていました。そして週末、七海が皆にカレーを作ることになったため、2人で買い出しに出かけると、その帰りに外国人観光客と思わしき男性2人と七海が接触、外国人2人組が道に迷っている様子だったため七海は駅までの道を教えてあげますが、その様子を見ていた暁は何か違和感が消えず、その外国人2人組のことが頭の片隅に残っていました。恭平からこの街で外国人観光客は珍しいという話を聞いた暁は、念のために隆之介にその外国人観光客のことを報告しますが、隆之介はその2人組の様子から情報が正しいかどうかの下見をしている可能性が高いと判断、連中の目的はアストラル使いを攫って能力を売ることであり、下見の段階まで来ているとするならあまり猶予はないことから急いで調査をすることにしました。そして、これからは密に連絡を取り合おうということになりましたが・・・。
翌日、念のために隆之介に連絡を取ろうとした暁ですが、なかなか隆之介が電話に出ませんでした。何度かコールしている内にようやく隆之介が出ましたが、急にこの番号と七海の番号は破棄してSIMカードも破棄しろと命令されます。そして、今後の連絡のやり取りはこちらで何とかするからそちらから連絡は取ろうとするな、別命あるまで学生として大人しくしていろとだけ言い残して電話を切ります。その後、七海にそのことを報告した暁がロビーまで下りてくると、テレビの前に皆が集まっているのを発見。テレビは、鷲逗市の倉庫を爆破した疑いで、清掃業者「陽成清掃」に警察の強制捜査が入ったというニュースが流れていました。「陽成清掃」は特班のカモフラージュに使っている会社であることから、そのニュースを見た暁は驚き、特班が切り捨てられたのではと考えます。七海と話し合い、暁は以前家族で連絡を取り合うために用意していたトランクルームに何か連絡が残されているかもしれないと思い、隆之介から連絡があるかもしれないから七海には寮に残ってもらって、1人で行ってみることにします。そして、電車でトランクルームに向かう途中、特班の1人・大江が室長から伝言を頼まれたと声をかけてきたため、駅を下りて情報を聞くことにします。
政府与党でもアストラル肯定派と規制派に分かれていますが、一応はその問題は解決したとされていました。しかし、規制派には山部広助という大物政治家が関わっており、党内の分裂を避けるためにも簡単に切ることが出来ませんでした。山部は自分が追い詰められていることは理解していたため、一発逆転を狙うために隆之介に不透明な金の流れをでっち上げました。そう、それが暁が押収した米ドル紙幣の大金でした。つまり、特班が海外の犯罪組織との繋がりがあると見せかけたということでした。そのため、特班の動きは完全にマヒしてしまい、身動きが取れない状態になっており、そんなときにアストラルが原因となる大規模ば事件が発生したりしたら、規制派が息を吹き返してしまう。しかも、起きた事件の責任は肯定派に傾いた政権を守るためにも特班に被せられる可能性が高い。暁は何とかしないとと思ったものの、個人で出来ることなんてたかが知れてると大江にそれを止められ、室長から預かったという暁と七海の身分証明書を渡されます。大江と別れた後、寮に戻った暁は、七海に大江からの情報を話しますが、2人だけでどうすればいいか分からないため、まだ混乱していることもあることから、落ち着いてからもう一度話し合うということになり、この日は一緒に寝ることにしました。暁のベッドで横になると、七海はお兄ちゃんのことが好き、ずっと一緒にいたいと思っている、けど、お兄ちゃんさえいればいいというのは違っていた、私は“今”が好きだと言います。大好きなお兄ちゃんがいて、お父さんがいて、昔と違ってわたしには“家族”がいてくれる、この学院には親友と言ってくれる千咲ちゃんや優しくしてくれる先輩たちもいる、昔のあの頃に戻るのは、1人になるのは嫌だよと。暁は最初は七海だけでも逃がそうと考えていましたが、七海のそんな言葉を聞いて考えを改めます。七海を幸せにするためには自分たちの幸せを形成している全てを守らなくては意味がないのだと。だから、暁は七海の幸せを守るために命令を待たずに戦うことを決意したのでした。
先ずは七海が接触した外国人2人組の情報を取り出すために再びAIMSを使って検索します。すると、その外国人は暁も知ってる海外マフィアに所属していることが判明。暁と隆之介の予想は当たっていました。とはいえ、アストラルを攫う組織に1人で対抗するのはほぼ不可能であり、どうすれば皆を守ることが出来るのか考えていました。その様子を見て何か悩み事があるのではと思った恭平たちは、暁に悩みがあるなら話してほしいと言います。暁は特班のことだから話すわけにはいかないと思ったものの、口に出たのはそんな考えとは真逆の“助けてほしい”でした。みんなを守ためなのに、みんなを危険に晒そうとしている、ひどい矛盾に激しく自己嫌悪しますが、それでももう他に手段が考えつきませんでした。だから頭を下げてお願いしたのです。そんな暁の様子にあやせ達は驚いたものの、相談に乗ることにします。そして、夜に改めて暁の部屋に集まって話すことになりました。暁は機密のこともあって特班の事は隠しつつ、“海外マフィアが橘花学院を襲撃してアストラル使いの拉致をもくろんでいる”、“その危機は迫っていて、一刻を争う状況である”、“今回の件が世間に広まるようなことは避けるため、人知れず解決したい”、“今後のことを考えて犯人たちはここで捕えておきたい、そのためにセキュリティの穴はそのままでなければならない”ということだけ話します。つまり、暁と七海のことを無条件に信じられる限られた人間だけで今回の件に対応したいということでした。茉優は情報の信ぴょう性もない荒唐無稽な話で納得してないけど、“貸し”ということにして、協力すると言います。また七海ちゃんの餃子がまた食べたいから解決したら作ってほしいと。すると、他の子たちも協力を承諾し、暁と七海はみんなに頭を下げてお礼を言います。そして、みんなで対策を考え、有事に備えますが・・・。
そして、マフィアの襲撃はすぐにやってきましたが、羽月や茉優、あやせのアストラル能力を使って次々とマフィアたちを拘束。作戦はひとまず成功をおさめます。しかし、最後の1人はアストラル使いだったため、一瞬の隙を突かれて取り逃してしまったため、暁は1人でそれを追いかけることにします。そして、男が逃げた倉庫で対峙しますが、男は暁の予想した視覚系の能力ではなく、音を操作する能力でした。思わぬ攻撃に苦戦する暁。しかし、大音波によるダメージを七海の能力を記憶させたメモリー繊維で回復させた後、全能力を解放して油断した男に一撃を食らわし倒します。その後、男が最後の抵抗をしようと暁に対して銃を構えた瞬間に、隆之介の助けが入り、男は拘束されます。その後、暁は隆之介が動ける理由を聞くと、隆之介は特班への疑いは大江が山部の身辺調査により晴れたと答えます。そして、暁の命令違反については注意したものの、人に助けを求めるという以前の暁に出来なかったことが出来たことについては喜んでいました。暁は以前から“何故アストラル使いとして生れてきたのか?”という疑問を抱いていて、ずっとその答えを探し続けていましたが、最近になってやっと“ソレ”に気付けたと言います。自分探しなんてただの誤魔化しであることに。特班に入ったのもただの逃げでしかなかった、誰かに必要とされたくて、その欲求を満たすために安直に飛びついただけ。そうしないと潰れそうだったから。いつも父親や七海が傍にいてくれたことも気付かずに。すると、隆之介は、いいじゃないか逃げたって、逃げてても歩み続けていることに違いはない、どういう道を辿ったにしろ、逃げ続けたからこそ、この結果がある。だから、止まらずに逃げ続けた自分を誇れと言います。手に入れた自分をもっと認めてやれ、そうしなければお前が見つけた“ソレ”をまた失ってしまうぞと。そして、暁が自分の息子であることを誇りに思うと伝えると、暁は泣きそうな顔で感謝と謝罪の言葉で返し、そんな息子に対して隆之介はお前は本当にバカだなと苦笑いするのでした。
隆之介と別れた後、七海の下へ帰ってきた暁。ちょっと油断して怪我をしたことを言うと七海の説教が始まりますが、暁が疲れたから説教は後にしてほしいと言うと、七海も今は説教を言うべきじゃないねと納得します。そして、暁が改めて“ただいま”と言うと、七海も“おかえり、お兄ちゃん”と返して暁に抱き付きます。こうして、特班の存続をかけたアストラル使い拉致事件は無事解決し、暁は七海が大切にする“今”を守ることが出来たのでした。
【EPILOGUE】
それから数日後。政治家の山部は逮捕にまでは至らなかったものの、政界を引退することになり、山部を頭にしていた規制派は完全に沈黙。特班はカモフラージュ会社を新たに立ち上げて活動を再開していました。一方、学院生活を送る暁たちはというと、茉優たちの協力のお蔭で学院側にも事件を知られることはなかったため、平穏な日々が続いていました。そして、この日は在原兄妹が茉優たちに協力してもらった借りを返す日で、七海が餃子を作り暁もそれを手伝うことになっていました。そして、完成した餃子を食べているとき、事情を深く聞かずにいてくれる友人たちから“これからもよろしく”と言われると、暁はみんなを守れて良かったと心の底から思い、みんなに「ありがとう」と改めてお礼を伝えるのでした。
在原七海編 感想
七海ちゃんにジト目で見られたい(*´Д`*)
うむ、共通ルートの頃から変わらず、七海ちゃんは可愛かったですね!!兄をシスコンと言いながら自分も人前で甲斐甲斐しくお兄ちゃんのお世話して「しょうがないなぁ」って口では言いながら顔は喜んでいるというブラコンぶりを発揮するとか、しっかり者だけど時々甘えんぼになるところとか、家庭的なところとかどれも良かったですね~。そして、おっぱいも大きい。名前呼びである点が唯一残念な点ではあったけど、後半は「お兄ちゃん」と呼んでくれることの方が多くなってたので、その点は不満が解消されたかな~。やっぱり、妹には「お兄ちゃん」と呼ばれたい!!七海ちゃんは、しっかり者の妹+時々甘えんぼ+お兄ちゃん呼び+家庭的+金髪ロリ巨乳と、ゆずソフトのヒロインの中でも特に好みな子になったかなぁ~。こんな妹が欲しい(*´Д`*)b
シナリオは前半は兄妹・・・というか“在原家”についてでしたね。2人の血が繋がってないということもあり、重くもならずあっさりと認められたし、恋人になるまでそんなに時間がかからなかったのは良かったです。七海ちゃんの過去はちょっと辛かったですけど。よくぞ、ここまで可愛い子に育ったなぁ(iдi) ただ、七海ちゃんの過去があったとはいえ、主人公が若干ヘタレなところを見せたのが気になったかなー。ゆずソフトの主人公は毎回そうですけど、恋愛要素がからむとヘタレ要を見せるのが残念なんですよね。ゆずソフト作品のヒロインは好きだけど主人公のことは好きになれない理由はそこにある。後半のシナリオは共通ルートの最初の窃盗事件の頃から言われていた海外犯罪組織によるアストラル使い拉致事件についてですね。途中、特班が分解危機になったときはこの先どうなるんだろうと思ったけど、拉致しに来た実行班を迎撃してはい終わりって感じで、皆と協力しあって撃退するというのは良かったけど、割とあっさりしてました。もう少し黒幕的なキャラがいるのかと思ったけどモブだったし。最後に主人公と実行犯の能力者による戦闘シーンがあるけど、ゆずソフト作品という点を考えれば悪くはなかったって印象かな。音を操作する能力をどう攻略するのか見物だったんですけど、七海ちゃんの治癒能力付だったのはちょっと反則気味だと思いますw 回復して力でゴリ押しwwwww
七海ちゃんの過去が少し辛かったけど、七海ちゃんの家庭的なところとか、甲斐甲斐しくお兄ちゃんのお世話するところとか、ゆずソフトお得意のオ○ニーネタで愛情表現するとか、イチャラブ&ラブコメはそこそこあったし、シリアスもそんなに長くなくあっさりしてるのでバランスは良かったと思います。まぁ七海ちゃんが可愛い過ぎるので七海ちゃんを見られるだけでも満足だったんですけども(爆)
Hシーンは6回。本編で4回、アフターで2回です。そして、内オ○ニー1回ですねw 金髪ロリ巨乳な妹でしたけど、まぁゆずソフトですから?相変わらずあんまりおっぱい見せないですね。ちゃんとおっぱい見せたのは初体験と水着Hだけですし。あとは片方のおっぱいが隠れちゃってるのばかり。まぁ期待はしてなかったのでそんなにガッカリしてませんが、ここまで予想通りだと、もうゆずソフトはオ○ニーネタだけでいいよって気がしてくる。巨乳なのにおっぱい見せないとか巨乳の意味ないし。まぁパ○ズ○フェ○があった点だけが唯一良かったところかな。ゆずソフトではパ○ズ○フェ○があるかどうか微妙なところだったんですけど、七海ちゃんはあって良かったです。フェ○シーンも下着着けたままじゃなくて、下着まで脱いでおっぱい見せれば良かったのになぁって思います。一般シーンでなら下着でもいいけど、Hシーンは脱ぐべきかなぁって思いますね。少なくともアレだけ何度も射精してるんなら、最初は着てても良いけど、途中で脱いでほしかった。ずっと着けたままってのが不満でした。というわけで、パ○ズ○フェ○以外はCG的には不満でした。七海ちゃんがエロエロなのは良かったですけど、自分の場合はおっぱい見せなきゃそのHシーンには価値がないですからねヽ(´ー`)ノ
あとは七海ちゃんというか、七海ちゃん&千咲ちゃんの関係は大好きなので、2人の絡みはもっと見たかったです。結局、恋愛相談以外での千咲ちゃんの出番がなかったし・・・この2人のコンビの出番が多ければ尚良かったと思いますね~。おにゃのこの友情は何度見ても良いので(*´Д`*)b
「RIDDLE JOKER」のあらすじ・感想はこちら↓
【在原七海編】【壬生千咲編】【二条院羽月編】【三司あやせ編】【式部茉優編】
「RIDDLE JOKER」の公式サイトはこちらから↓
・・・ぁ、そういえば、オタク的な要素というか、中二病設定がまったく活かされてなかったですね・・・w
実妹ならまだしも義妹でヘタレる必要は全くありませんよね
特に別に両親から反対されてるわけでもないし
実妹であってもラブラブルの花穂級なら最上
イチャラブとシリアスのバランス的に
千恋で言うなら茉子に近いだろうか
イチャラブに定評のあるライターの保住圭さんは誰のルートを担当してるんだろうか
ロリ巨乳妹って良いですよね
ヘタレる理由はハッキリしてたんですけどね。
妹だからっていうよりも七海ちゃんだから躊躇しちゃったって感じなので。
シリアスな部分も七海ちゃんの過去編と後半の海外組織とのバトルくらいなものですね。バランス的には確かに茉子ちゃんとか芳乃ちゃんみたいな感じですかねー。
なのですが、昨年12月から積みゲー状態のやつが17本も溜まっており、プレイ出来るのはまだまだ先になりそうです。
一昨年新社会人になり、金銭面で心配なくなった反面、とにかく時間が足りない。個人的にはあやせがかなり好みなので、GW中になんとか開始したい…
自分はエロゲメインになってからはなるべくそうならないように本数調整してましたが、一般ゲーメインのときは後先考えず買ってたので、随分と積みゲーがあったものです・・・。
GWまでにリドルジョーカーが出来れば良いですね(*'∇')
やっとリドジョ終わりました。
共通ルート
まずは共通。体験版パートが終了した直後に発表祭の話が来ましたね。ここはよくある主人公やヒロインたちが出し物をする展開なので普通に良かったです。発表祭終盤であやせを狙う黒服たちとの戦いでは室長がかっこよかったですね。ここで共通ルートが終わるので、体験版パートを除くと個別までが短かった印象でした。
七海ルート
自分は4週目にプレイしました。このルートは学院に焦点があまり当たりませんが、その分特班や在原家のことが多く語られたので良かったです。終盤は今作のメインルート、あやせルートに引けを取らない大事件が起こり、他のヒロインたちと協力して立ち向かう展開もほんと良かったです。個人的に一番良かったと思ったのはこのルートですね。
意外だったのは暁または七海がお互いに意識し始めるところ、恋人になった直後に集中できなくて任務を失敗してしまう展開がなかったことですね。こういう展開ってよくあるので。
七海は普通に可愛かったですね。家事能力万能、巨乳(ブランドの表現的には小さ目)、やきもち焼き。ただ、オタクや厨二属性が活かされなかったのは個人的にかなり残念。
暁のことをキモい、シスコンと散々言ってたくせに七海自身はかなりのブラコンだった(笑)。
面白い部分は他のヒロインに劣りますが、可愛さはかなりのものでした。これにより妹ランキングでずっと1位だった夏ぺルの恋を超えました。どっちもCVくすはらゆいさん(笑)
リドルジョーカー攻略お疲れ様でした(*’∇’)
今作の共通ルートは短かったですね。千恋*万花のときは結構長かったんですけど。そのせいで1人目終わるまでに丸1日かかったしw
今作は全体的に短めで思ったよりも早く終わった印象でした。
他のヒロインが学園に直接関係するお話だったのに対し、七海編はどちらかというと主人公側に関わるお話が中心でしたね。
七海編はあっという間に恋人同士になってしまったので、そういうトラブルは無かったですね。プロ意識はしっかり持ってたっていうことでしょうかね、茉優先輩のときとは違ってw
七海ちゃんは本当に可愛かったです。自分の中でも結構上位に来る妹属性かも・・・ただまぁ、今年は妹属性が豊富なので、上位は熾烈ですねw 少なくとも、ゆずソフト作品の中では1番好きになったかもしれません。
オタクなどの趣味に関する部分は自分も同意ですね。てっきりそういう話もあるんだと思ってたら、完全にスルーされて終わりでしたね。
七海ちゃんが暁のことをキモいっていうのは愛情の裏返しというか照れ隠しというか自分の気持ちを隠すために使うようなものだと思ってますw
これで最初からずっと「お兄ちゃん」だったら、ロロログの鈴ちゃんや、夜明けなの麻衣ちゃんクラスだったんですけどね~。呼び方だけが少々残念だったので、私の妹属性の中では上位に来るものの、この二大妹属性には及ばないかなって感じですかねヽ(´ー`)ノ