ぶっちゃけただのエロゲーメーカーのアトリエかぐや。
ここは複数の開発チームがあり、その中で陵辱がなく(私は陵辱系は嫌い)1番キャラクターデザインが良い、BerkshireYorkshireのゲームだけはやっていた。まぁ本当にエロオンリーのメーカーなので一般にはオススメできないが、キャラは可愛いんだよね・・・。
んで、そのチームの最新作「プリマ・ステラ」が先月27日に発売された。今回もただのエロゲーだと思っていたのだが・・・。
物語はギャルゲーでは当たり前の「有り得ない展開」で始まる。
水泳部のエースだった主人公が交通事故に遭い、お嬢様学校”エトワール女学院”に通う女の子を救ったお礼として交換学生として女学院に特別に招き入れられ、そこの充実した施設でリハビリに励む、というもの。
ここまでくればこの後の展開はエロ三昧だと思ったのだが、今回は何故か違った。まぁ”らしい”部分は残っているが、普通のギャルゲーと大して変わらない内容だった。前半の学院生活も後半の各キャラルートも最初から最後まで楽しむことができた。良い意味での裏切りとなったなぁ。
主人公も最近のギャルゲーでは珍しい”ヘタレじゃない主人公”で好感が持てたのも良い。この作品とは関係ないが、葉っぱの「ToHeart2」も主人公さえいなきゃ良い作品だったのにな・・・。
CGの90%以上はエロCGで占められているので、オススメできる人が限定されるのが残念かな・・・。でも、キャラやシナリオは良いので、エロが多くても良いっていう人はやってみると良いかも。
って・・・エロエロ言ってばっかだな、私(;´д⊂)
<各ヒロイン紹介>
【東方院 静歌 (とうほういん しずか)】
各界で大きな影響力を持つ東方院家の一人娘で、エトワール女学院内では”姫様”と呼ばれている。
ある日、主人公に交通事故で救われ、その恩返しとして、主人公をエトワール女学院に招きいれる。主人公の夢を奪ってしまったという罪の意識から主人公の世話をしようと頑張り、主人公とコンダクトを結ぶ(簡単に言うと主従関係になるということ)。
お嬢様のため世間知らずなところが多いものの、主人公の役に立とうと頑張る姿は非常に健気で好感が持てるし応援したくなる。あと、主人公の従姉の苧島久住との主人公争奪戦は見ていて面白い。
ただ、エンディングにおいて、彼女の友人の雅の影響で性格が変わってしまったのが非常に残念。エンディングの性格変化さえなきゃ文句無しだったのに・・・それだけが不満。
【苧島 久住 (おのしま くすみ)】
主人公の従姉でエトワール女学院の星令会会長(いわゆる生徒会会長)。
人前では”お嬢様”らしい言動をしているが、主人公や星令会副会長である霧島悠の前だと”くすねぇモード(いわゆるダメ姉)”になる。この2面性が非常に面白い。と、いうか、途中からどこでもダメ姉になっていた気がするが。
いつも主人公と一緒にいる静歌に対抗心を燃やし、常にトラブルを巻き起こすトラブルメーカーだが、いざというときは会長として凛々しい姿を見せる。
ツンデレとは違う両極端な性格が気に入っていて個人的には1番好きなキャラ。
【高鷲 雅 (たかす みやび)】
主人公が編入された「星組」のクラスメートで静歌の友人。お嬢様でありながら芸能活動をしていて、テニス部に所属している。
いわゆる”クールビューティ”な性格で、ヒロインの中では1番の常識人。後輩の巴とはコンダクトを結んでいる。
ツンデレ・・・とまでは言わないまでも、それなりにツンデレ(何じゃそりゃ)。
私はこのタイプはそれほど好きではないので、特に感想はなかったりする(ぉ
【日秀 巴 (ひびり ともえ)】
静歌たちの後輩で、雅とコンダクトを結んでいる女の子。テニス部に所属している。
他のヒロインとは違い、中流家庭の出で、エトワール女学院へはスポーツ推薦で入学。両親が授業料しか払えないため、自分の小遣いや生活費を学院内のアルバイトで稼いでいる。(エトワール女学院はいわゆる学園都市になっており外部と完全に遮断されている)
雅を”お姉さま”として慕い、雅だけでなく、雅の友人達の世話もしている。
ヒロインの中では唯一下級生で、家事全般が得意なキャラ。最初は典型的な”元気一杯の下級生”だと思っていたが、見ているうちに、だんだん良くなっていき、今では静歌と同じくらいに好きなキャラになった。ぃゃ、静歌はエンディングの件さえなければ1番好きなキャラだったのだが、今は久住>静歌=巴って感じ?
他に先生の小早川美雪と星令会副会長の霧島悠がいるが、この2人のシナリオはクリア後に見られる”秘密の小箱”で追加エピソードとして見られる。中でも小早川美雪はメインヒロインと同じくらいエロシーンがある(笑)
っていうか、”こばやかわみゆき”って聞くと「逮捕しちゃうぞ」の小早川美幸が思い浮かんでしまうぞ・・・(笑)