五月二十五日の公園

遊び相手がいなくて、つまらない時、怪獣ポプゴンはこうしてリードを齧り、ママを困らせる。



「待ってろよ、ポプゴン、ボクが相手探してきてやるからな」と、安請け合いするコバ。



「えっと～、ここにいる仔じゃチビばっかだし。。」



「あっちにいる仔じゃ、とんでもないし。。。」



「ゴエちゃんはケンカ慣れしてるけど、遊びじゃなくて本気出しそうだしなあ。。。」



「ポプゴン、いつでもかかって来なしゃい！」
「え？ゴエお姉ちゃん、いいんでちゅか？まさか丸くなって転がって逃げる気じゃないでしょーね？」



「あ、珍しい仔達が来てる！」
ブンジ君とよつばちゃんの兄妹。　同時に生まれたけれど、男の子のほうが一回り大きい。



「ポプリちゃん、どしたの？」
「ベッカムお兄ちゃん、聞いて！　コバお兄ちゃん、プロレス相手探してきてくれないの」



「オイ、コバスケ、ちゃんと探してきてやれよ」
「だって、いないんだもん。。。」



「もういいでつ、あきらめまちた」



ベッカムママのおやつタイム。



アンジュパパのおやつタイム。



あ、小鉄くんが来た。
凛々しいお顔だけれど、まだ動作がお子様なので、コテッちゃん、と呼びたい。



「ウフッ、やっと遊び相手が来たわ！」



「でも、ボク、どーしたらいいの？」



「あ、ぷりんママのポッケからおやつのニオイがしまつ！」と、あんちゃん。



最初来たときは、シッポを格納気味だったコテッちゃん、いまじゃこの通り。



みんな楽しそうだねえ。。。



ハチ君が通りかかったので、コバスケ駆け寄る。



ぐるっと回って帰ってくると、丘の上にディップちゃんがいました。



このところ、ずっとスマホ撮影。
だって、こんなに綺麗に撮れるんだもん。。。



毛がなくなったら痩せてるじゃん、と言われたコバスケ。
「ムフフフ。。ボクの本当の姿が見えましたか？」