十二月十日の公園

「カジ、カジ、カジ。。。」
あれ？バブーちゃん、なに齧ってるの？
「ハッ！見られちゃった」



「ピコもなんかかじる～」
「そんなことマネしなくていいんだよ」と、バブー父さん。



「ピコちゃん、最近女の子っぽくなったよね」と、コバスケ。



「コバくん、どーちてピコちゃんの方にいくの？」と、ノイちゃん。



「ほーら、ピコちゃん、かかっておいで！」と、バブーちゃん。
あ、今日は他のプロレス部員がいないね。



「大ちゃん、もうボクがクンクンしてもだいじょぶだね」と、コバスケ。
「ウッ、おっきいわんこが来た！」と、目があっちのほうを向いてる大ちゃん。



「ノイちゃ～ん、今日も可愛いね！」
「コバく～ん、やっと来たのね」



「ピコちゃんも可愛いよ」



「なんだかな～」と、あきれるリリィちゃん。



「ホラ、ピコちゃんにもクンクンしてもらいなさい」
「あたちが遊んであげるから、恐くないからね」って、ピコちゃんのほうが
年下だよね。



「ピコ～、可愛いね～」と、バブー父さん。



帰ろうと思ったら広場にテリー親分がいた。
テリー父さんにおやつをもらおうと、コバスケ立ち上がる。



立ち上がるどころか、跳びあがる子もいるよ。
ノイちゃん、やっぱり白うさぎだったのね！



とっぷりと日が暮れてしまった公園。

ところで最近、コバスケのおさななじみ、ダイアン君（黒のコッカースパニエル）に会わないので、どうしたのかと気になっていた。
バブー父さんからの情報によると、ダイアンママが足の調子が悪いので、
東京のママの母上のところに預けられているそうです。
事情がわかって、ほっとしました。
ダイアンママさん、お大事に。　早く良くなるといいですね。



今日は、別のベッドにいた「弟2号」を、背中に乗せてみました。
爆睡中のコバはピクリとも動きません。