ナサラ農法開発者の翡翠先生のブログ

農業が注目される今、本物の農業が必要です。安心安全で環境に優しい農業を推進します。美味しい・栄養価の高いものへと・・

18G

2011-02-12 22:07:10 | 農業

今日も曇空で、時より太陽が顔を出す・・そんな日でした。

日中は、少し暖かいかな?って感じでした。

さてさて、18Gを土に散布すると柔らかくなりますが、もっと早く出来ないでしょうか?

という質問について・・

そうですね。更に早く土造りをするには、土に有機物が必要ですね。

枯草や藁などと米糠も加えて、耕起し18Gを500倍希釈して散布します。

菌も餌があれば、もっと活発に動きます。その後1週間経過して、ミネラル81を散布すると更に活発になります。

この作業を行ってから30日後には、かなり土が変化します。

これから、春野菜に向けて、準備する時期ですので、皆さんも頑張って行って下さい。

 

家畜糞を堆肥にするときも、枯草や大鋸屑、剪定木などのチップ材などを混ぜ、18Gを散布してから、1週間後にナサラ48Sとミネラル81の混合希釈液を散布します。その後2週間後に切り返しとミネラル81を散布しながら行い、4回程繰り返すと良い堆肥が出来上がってきます。

最後にもう一度18Gを散布して1月寝かすとしっかりとした堆肥が出来上がります。

硝酸態窒素に対する害も十分に軽減され、CN比が高くなります。

ナサラ農法では、家畜糞を使用しませんが、家畜糞が出る酪農と一緒に農業をされている方は、硝酸態窒素に対する汚染を無くすようにし、しっかりとした堆肥造りに取り組んで頂きたいですね。

環境を蘇らせ、家庭から出る残渣や家畜糞もしっかりと行えば、良い堆肥になります。そして良い循環になりますね。

しっかりと行わないと環境が破壊されてしまいます。

自然に放置しておけば、堆肥になると思っている方は、少なくありません。

畑の隅にまだ湯気が立っている新しい家畜糞を山にして、置いている方もみえますが、これは立派な環境破壊をしています。雨が降り、硝酸態窒素を地下に流していることと同じことになりますね。

安心安全な街造りには、しっかりとした情報をもって行ってもらいたいものですね。