ナサラ農法開発者の翡翠先生のブログ

農業が注目される今、本物の農業が必要です。安心安全で環境に優しい農業を推進します。美味しい・栄養価の高いものへと・・

紅梅

2011-02-10 23:32:48 | 近況ニュース

今日もいい天気になりました。

8日ぶりに10℃を下回り、少し夕方は肌寒くなりましたね。

明日は、冷え込むということですが、最低気温が氷点下まで下がるのでしょうか?

最近、夜も暖かくなってきたのにね~・・

この暖かさで、梅も蕾が大きくなり花を咲かせる寸前です。

紅梅ももう咲くような感じです。

山口の紅梅もかなり蕾が膨らんでいました。

立派な梅ですね。

只、地衣類がかなりついているので、弱ってきています。

薄緑色のものです。

古く見えるし、風量があるからいいという人もいますが、藻とカビの共生でいきているので、次第に弱って行き枯れていきます。

地衣は、なかなか退治できませんが、菌を繁殖させなければいいですね。

ミネラル81を1000倍希釈して散布すると菌は死んでしまい、やがて白くなって剥がれ落ちてしまいます。

こうすることで、いつまでも元気な梅になります。

桜もそうですね。

梅や桜は地衣類が付きやすいので、気をつけないとね。

梅も桜も自分で葉を落とし、そして栄養素を補います。

その成分の中のタンニンやイオウ分を他の植物より好んで吸い上げます。

だからこそ、早く花を咲かせ、根も動き始めます。

このような成分を吸い上げることにより、菌や虫から身を守ります。

公園などは、枯葉を綺麗に取り除くので、長く生きられません。

自然に放置している桜は元気に育ちます。

自然な状態こそが、一番いいですね。

 

今日も注文を沢山頂きました。有難いことですね。

これから暖かくなるので、皆さんも土造りに取り組みだしたということが、注文からも分かります。

そして、良い物にしたいという願いも伝わってきます。

安心安全な食それが、自らの体を守ることに繋がります。

樹木も自ら守る為に、葉を落とし土造りをしています。

植物も動物も皆そうですね。

我々人間も守る為に、良い事をしないといけませんね。

さて、資料造りをもう少し頑張ります。

 

 


長寿柿の様子

2011-02-10 06:16:36 | 農業

樹齢250~300年といわれる長寿柿

様子がおかしいように見えるといわれ、診にいくと

そうでは、なかった。

正しく樹木本来の自然治癒力のせいであり、今までは、枯れる寸前であったことが、よく分かった。

昨年処理をしていなければ、間違いなく昨年から今年中に枯れていたと思われる。

3年前から芽の出方が数センチしか伸びていない、そして葉の大きさも幅が5cm長さ8cm程のものでした。それが昨年、新しい芽が幹から出てきた葉は12cm以上のものになり、本来の大きさへ変わっていった。

幹からどんどん芽吹きし、よく胴吹きといわれる状態です。

この胴吹きをたくさんさせると上の方から枝を枯らしていく事が一般です。

上部の枝を枯らさないためにも胴吹きは、取り除くようにします。

この柿は、枝が熊手のようね状態で、出ていて、その元から芽吹きを始めたのです。

その芽吹きしたものを本来の枝とし、小さな枝を枯らし、新しい元気な枝と世代交代させようとしていました。

過去、胴吹きをしていなかったのは、そこまでも元気がなく、死ぬ直前であったからです。

 力を蓄えているように感じますね。 根回りの養生もしっかりとできている。

根元を掘ってみると新しい足根がびっしりと生えていました。

昨年大手術をしてからの散布工程表です。

土壌菌活性剤の18G

植物活性剤の48S

ミネラル81

珪素、イオウ、カルシウムのSICA

この4種類のみの散布です。

他の資材はいっさい使用しません。

一般にNPKを主体とするものを与えることをしますが、弱っている樹木に、酸化させるものを与えては、一瞬良くなりますが、直ぐに菌や虫にやられ、弱っている樹木は枯れてしまいます。一番良い回復方法は、自然界の栄養バランスにして、細胞活性する方法をすることが、助けられる方法です。

いろいろな古木の処理に行くと、ほとんどのところが枯れかけで、その枯れかけの木の処理がNPKを沢山与えている。余計に悪くしているのが、現状ですね。

死にかけの状態で、毒を与えるようなものですが、どうしてこのようなことをするのか理解できませんが、世間一般の処理がこのようになっています。

植物も動物も本来もっている自然治癒力を如何に高めるかが必要ですね。

 

新しく出てきた芽は、とても元気です。