ナサラ農法開発者の翡翠先生のブログ

農業が注目される今、本物の農業が必要です。安心安全で環境に優しい農業を推進します。美味しい・栄養価の高いものへと・・

ナサラ腐植製造

2011-01-24 23:24:23 | 農業

今日も、又曇った日になりました。

なかなかいい天気が続きませんね~!

腐植の製造工場で、腐植の状態を視にいきました。

 街路樹や林道などの発生樹、庭の剪定木

等を腐植と半々に混ぜて、チッピングします。

 その後、ナサラ18Gを500倍希釈で散布すると発酵速度が数十倍早く分解されていきます。

奥に見える山が1月も経過していない状態です。

 ミネラルと酵素を散布して切り替えしを行い、細かいものと荒い物とを分別にかけます。

細かい物を又、切り替えしをしながら作り上げます。

荒い物は、もう一度最初から始まります。

 18G散布後、1週間で、ここまで黒っぽなり、分解をしています。

 

ナサラの腐植は、細かく分別した後、米糠と酵素ミネラルを2週間毎に散布し、切り替えしを行い、作り上げます。

最初の発酵熱は80~90度位まで上げます。

2次発酵・3次発酵と次第に温度が下がっていき、最後40度位で安定すると出来上がりです。

 

温度管理をしっかりとしないとちゃんとしたものになりません。

また、チップ材は、自然に放置していると10年かかっても分解がしっかりとできません。

しっかりと分解できていないと、植物も育たない状態になります。

そして、少量の使用でも、土中で分解が始まれば、コガネムシの養殖場となってしまいます。

以前、E〇農法をしている方の圃場では、生ごみをE〇菌で堆肥にしています。といって翌日に畑に入れていました。ちゃんと分解されていないので、畑中コガネムシの幼虫だらけになっていました。よく「根切り虫」といわれているものです。

E〇菌がよくないというより、ちゃんと分解されていない状態で、畑の中に入れていては、どんな農法でも、良くありません。

酵素においてもそうですが、しっかりとした知識の元に行わないといけませんね。

 

雪が降ったせいで、腐植の水分比がかなり高くなっているので、平らにしてよく乾燥させてから仕上げとします。

早ければ今月末、遅くとも来月上旬には、出来上がりそうです。