ナサラ農法開発者の翡翠先生のブログ

農業が注目される今、本物の農業が必要です。安心安全で環境に優しい農業を推進します。美味しい・栄養価の高いものへと・・

急なできごと

2009-03-14 22:22:22 | Weblog
明日、親類の通夜ができました。
仕方のないことでは有りますが、別れは辛いものです。
この世で、唯一絶対と言うものが有ります。それは生を受けたものは死があり、死があるということは生があることです。
自然界は、何一つとして無駄なものはない。無駄に生まれてきたものも無い、ですが悲しいできごとが後を絶ちません。今、日本では自ら命を絶つ人が1年間で3万人を超えています。
世界中では、食べ物も食べられず餓死する人が多く、生きたくても生きられない人もいる。その人達に比べ、日本は贅沢すぎるほど環境が整っている。
水も飲めない人もいる。世界中で何処に行ってもこれだけ綺麗な水の豊富な国は無いだろう。こんな恵まれた中にいて自ら命を絶つには惜しすぎる。
今の生活の中で、感謝という心が薄れ始めている。この世に生を受け、先祖、親がいるからこそ、生まれ落ちたのである。
親がいなければ、自分自身も無い。よくぞこの世に生まれ落としてくれた。この平和な時代に生まれてきたと感謝があるのであれば、親を殺すような悲惨な事件も起こらない。
そして、自然からの生あるものを殺し、我々はそれを食べて生かされている。この自然からの恵に感謝していれば、無駄に食料を捨てることなく生かされるだろう。
人の出会いも意味が合って出会うもの、その出会いに感謝する心があれば、人との関係も上手くいく。昔の人は全てに関して感謝したものである。
外食した時に出てくる食材をみて、どのような食材が使われているのか、その食材に対して「申し訳ない私が生き抜くために死んでくれて、この死んでいった物たちのためにも精一杯生き抜き世の中の為になることを一生懸命に頑張りたい」そう願い手を合わせ「頂きます」と感謝してから私は食べ始めます。
そんな私の姿を見た他のお客さんは、不思議そうに私の方を幾度と見てくる人が多いのです。当たり前のことをしているのに不思議そうな顔をされるのが訳がわからない。そんな人たちが不思議で成りません。
自分の身を生かしてくれる食材には感謝すべきです。どんな植物にも生があるのです。
感謝する心があれば、悲惨な事件も減るでしょう。
人の命も無駄なものが一切無い、いつも感謝の心が必要です。本当は、教育や私生活の中で子供達に先生、親が説いていかなければいけないところでしょう。
しかしながら、今の親自身が感謝する心が薄れていては、子供に伝わるはずがありません。子供を育てる前に親が育たないといけませんね。

ふとそう思い、生きているうちに自分が何が出来るのか?改めて考えてみました。

今日は郡上講演

2009-03-14 18:16:39 | Weblog
郡上までの道中、山のあちらこちらで水蒸気が舞い上がっているのを車の窓から眺めながら走らせていました。秋に散った落ち葉が今3次発酵させているなーと考えながら高速を走り現地に到着。

9時30分から講演を始めました。
いつも若い奥さんばかりの中で、この郡上講演はしてきましたが半分の方が男性でした。
農業家や農薬不可野菜を販売する方など専門家が増えてきました。また、役所の方が圃場等の手配をしてくださっていたようです。
役所の人も協力してくれる良い人も見えますね。
聞いて頂けた方々には、自然界の水の循環、食物連鎖、自然の循環についてと先人の知恵、菌、酵素、ミネラル、光エネルギーの重要性を話し、どれが欠けてもバランスが崩れてしまうことなどを説明しました。
分かって頂けたと思います。

今後は、村興しとなるよう頑張って頂きたいと願います。

さて、午後からは皆さんで作り上げる圃場を視察し、土に足りない栄養素など、今後の進め方について説明しました。・・雪の降る中で
この圃場は、もともと田ですので、そこを畑にして使うものですから水捌けが悪いのは当たり前です。その為高畝をし水捌けを良くしなければなりません。また田は炭素量が少ない為どのように増やして行くのかなどを話しました。

ナサラ農法で育て上げた野菜が子供たちの給食に早く使われると良いですね。

次回 郡上講演は、6月21日に実施することになりました。
中山栄基先生と今井田崇先生と私の三人で行う講演です。
参加者は、200名以上は来ていただけると思っています。

今までの歴史を作り上げてきた飛騨、美濃の匠の技の発祥地として頑張ってもらいたいものです。