今日も、て とても暑い一日でした。
畑の土もカラカラ・・一瞬の俄雨が、先週に降っただけで、土の表面が微かに濡れた程度。
随分、雨が降っていませんね~!
川の水もひえ上がるほど・・・隣の人参農家さんは、毎日朝夕と散水しています。
「これだけ、全く降らないと枯れてしまうわね・・・・」と言っています。
確かにね~ 畑の草も日に焼けて枯れているものさえ有ります。
散水は、しないのですが、ここまで日照りが続くと仕方無いですね。
バケツに水を汲んで、育てている野菜達に、水をあげました。
久しぶりの水に、野菜達は喜んでいるようです。
この日照りも、異常気象なのでしょうね。
降る時は、大量に降り、降らない時は全く降らない・・・農業でこれだけ過酷な事はないですね。
日照りにも、負けないような工夫をしないとね。
さてさて、圃場の前の道沿いに川が有り、その斜面に雑木がぎっしりと育っています。
そんな中に、良い物を発見しました。
桑の木がありました。
そして、この時期ですから、甘~い実も生っていますね。
昔を思い出し、実を食べるごとに少年時代の様子が蘇ります。
川に魚を捕りに行き、その際、桑や茱萸(グミ)、棗(ナツメ)を採って食べたものです。
桑の実を沢山食べて、口の周りを紫色に染めて、なかなか落ちないので、何度も口の周りを川の水で洗った覚えがあります。・・・・懐かしいね~!
桑の実は、とても甘く、茱萸は甘酸っぱく、棗は、林檎のような味と食感が良かったですね。
今は、見かけなくなりました。
子供のころは、桑畑が一面に広がっていたところが沢山ありました。
そうですね~・・今の若い世代は知らない事でしょうが、桑は大切な物でした。
それは、何故? どこの家でも蚕(カイコ)を飼っていて、蚕の餌に桑の葉を食べさせていたからです。
本屋も飼っていましたね~!
蚕を飼っていた時期は、私より、もう少し前の世代ですね。
私の子供のころは、蚕を飼っている人が少なくなった頃でしたが、桑畑はまだまだ沢山残っていたものです。
そして、桑畑に兎や狐が、いて追いかけたものです。
そうそう
「兎追いしかの山 小鮒釣りしかの川 夢は今もめぐりて忘れがたき故郷」
この歌の通りですね。
そんなところが、今は住宅地、田畑すら無い状態です。
家の横を流れる川で、魚を採り天ぷらにしたりしたものです。
お米もその水で炊き、洗濯もしていましたが、今は川もなくなり排水路のみ、その水で手を洗う事もなく、洗うかどうか選択しなければならないほどに・・・・・・寝ていますか?
まあまあ・・・
桑の実で、懐かしい思い出が蘇りました。
畑も自然な環境に蘇えさせなくてはね~!
皆さん応援してね~!