「二輪草」:キンポウゲ科の多年草で早春に咲き始める山野草。「春の妖精」と呼ばれて親しまれている。一本の茎の上に3枚の葉を輪生状につけてそこから二本の花茎を立て、径2cmほどの純白で可憐な花を2輪つけることからその名がつけられた。二つ目の花がやや遅れて咲き始めるのが特徴で、花がまず一輪開き、丸いつぼみが一つ隣に見えるのがまたかわいらしい。
群生地ですこし離れて見るとよく似ている「一輪草」は、その名のとおり一本の花茎に花を一輪つけるので見分けがつく。
長野県上高地の二輪草群生地は特に有名で、5月中旬ごろになると明神から徳沢にかけての林道脇や徳沢園内、キャンプ場一帯に見事に咲き誇る。この光景を見たくて毎年多くの人が上高地を訪れる。 ( 2015/3/27 千葉市内泉自然公園にて)
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