ニコンプラザ新宿でカメラ点検を終えて新宿御苑に立ち寄り散策した。いよいよ梅雨の季節に入り夜にかけては雨になる予報が出ていて半袖では寒いくらいに気温も下がっていた。人影も少なく早足で散歩中にふとめずらしい花を見つけて足が止まった。散策路脇に上部は朽ちてしまった巨木の根元から新しい枝が伸びて大きな葉が茂っていた。そしてこれまで一度も見た記憶がない房状の白い花が咲いていた。
案内版には以下のように記されていた。『新宿御苑の歴史的巨樹「アメリカササゲ(アメリカ木大角豆)」:ノウゼンカズラ科(花期6月中旬)北アメリカ原産の落葉高木。明治時代に日本で初めて新宿御苑に植えられた。数十年前に落雷の被害を受けたが、その後樹木治療を行い現在は根から伸びたひこばえ(*朽ちた樹木の根元から生えてくる新芽)が成長している。幹周約4.5m 高さ約5.5m』
新宿御苑は桜とプラタナス並木の黄葉が見事な春と秋には訪れたことがあるが、この花は6月中旬頃しか見られないので今回が初めてということになる。 (2017/6/7)
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