鋸山頂上(標高330m)から房総半島西岸南方を見渡して撮影。
頂上から対岸の三浦半島遠望。手前右側は金谷の町と東京湾フェリー金谷港で左端は金谷漁港。
紫陽花が盛りの「日本寺」境内から南房総西岸展望。
頂上脇の「地獄のぞき」オーバーハングの展望スポット先端に立つと目がくらみ胃が痛む。
「鋸山(のこぎりやま)」:房総半島西岸の東京湾に面する千葉県安房郡鋸南町金谷の海岸線からそびえ立つ「鋸山」は海抜330mの岩峰で、その岸壁がまるで鋸の歯のような姿に見えることからその名がつけられた。この山から切り出された岩石は「房州石」(別名「金谷石」)として名高く、室町時代から昭和57年に至る長い年月にわたり採石が続けられた。今でもその石切場跡が残されており、登山道やロープウェイからも間近に眺めることができる。
房総半島(千葉県)の最高峰は南房総の「愛宕山(あたごやま)」(海抜408m)で、その他に標高300mクラスの山がいくつかある。鋸山は房総では有数の高山で東京湾や対岸の神奈川県三浦半島からもその姿がよく目立ちよい「目印」ともなっている。頂上からの眺めはすばらしく、360度の雄大な眺めを楽しむことができる。[注]:「地獄のぞき」特に先端は高所恐怖症でなくても目がくらむので要注意。
(2015/6/29 撮影)
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