梅雨期の真っ只中で、たまに朝は晴天でも午後に入ると突然のにわか雨や雷雨に、というような日が続いている。育ち盛りの稲や初夏の季節を彩る花たちにとってはまさに恵みの雨である。鉢植えの植物も水遣りの手間もかからず元気に育っている。庭先の夏椿の白い花がすがすがしい。
雨に濡れた花の写真を撮るのもまた楽しい。
<一枚目>「ホタルブクロ(蛍袋)」:キキョウ科の山野草。赤紫色の花を咲かせる「ヤマホタルブクロ」もよく見かける。その文字通りに、子どもの頃この花の中にホタルを入れてその薄明かりを楽しんだ懐かしい思い出がよみがえる。すぐ近くの散歩コースでもこの花を見つけられるのがうれしい。
<二枚目>「じゅんさい」の花:漢字が難しくてとても変換できない。ジュンサイ科ジュンサイ属の多年生水生植物。「夏の風物詩」といわれ食欲をそそるひびきがある。淡白な味とつるんとした舌触りが珍重されている。沼と水が豊富な秋田県内の産地が生産量日本一で知られている。写真のじゅんさいの花は実物よりも二倍以上の大きさで、地味な色合いで小さな花である。
<三枚目>「ウズアジサイ(渦紫陽花)」:古くからある品種でガク片(装飾花)が反り返り渦を巻いているような形になることからこの名がついたと言われる。
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