中禅寺湖畔にて (2019.3.14 撮影)
3月13日から14日にかけて強い冬型の気圧配置となり関東北部山沿いは雪雲に覆われた。久しぶりの雪景色を見ようと奥日光へ車を走らせた。日光市内などには雪はまったく見られなかったが、いろは坂を上がり始めると急に雪になり道脇の木々の枝も白くなり始めた。中禅寺湖畔は吹雪で湖面には荒波が立ち男体山も霞んでいた。道脇には急遽除雪された雪が積もっていた。
中禅寺湖「菖蒲ヶ浜」にて
中禅寺湖畔の雪は奥に進むにつれて激しくなり視界が霞むほどになってきた。菖蒲ヶ浜辺りでは対岸もまったく見えず三脚も使いにくいほどの激しい吹雪になってきた。
「竜頭ノ滝」まで進むと路上の雪も深くなってきた。「竜頭之茶屋」も休業中で辺りに人影は見当たらない。最上部の橋の上から見渡すと、まるで真冬に戻ったような景色になっていた。
竜頭ノ滝上から奥日光湯元への道は完全に雪道となり湖畔の駐車スペースは雪が深くて入りにくいほどになっていた。なんとか一枚撮影したいと思い車から降りたが、吹雪が強すぎてカメラを構えても体が動いてなかなかシャッターが切れない。気温は-8℃になっていた。「春の雪」にしてはあまりに厳しい。更に深い山間部では相当の積雪になったのではないかと思う。
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