内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

パリのホテルから

2019-11-21 23:01:46 | 雑感

 今日の午後、明日のパリ・ナンテール大学でのシンポジウムに備え、TGVでストラスブールからパリまで移動した。シンポジウム主催者が予約してくれた、メトロ一番線の Reuilly-Diderot 駅から徒歩二分ほどのところにあるホテルにチェックインした。
 ホテルがあるカルティエは、昔は職人さんたちが多く住んでいた界隈。今も庶民的な雰囲気が漂う。宿泊先は、小さな個人経営のホテルで、迎えてくれた老夫婦の感じがとてもいい。暖かくてユーモアがある。こんなとき、やっぱりパリっていいな、って、ちょっと思ってしまう。でも、もう住みたいとは思わないけれど。
 一時間ほど部屋で休憩してから、今日の別のシンポジウムの参加者と明日のシンポジウム参加者との合同の夕食会に出かけた。すべて主催者持ちである。会場は、カルティエ・ラタン地区の Bouillon Racine という、アール・ヌーボー様式の内装で有名なブラッセリー。
 ここには、パリに住んでいるときに、二、三度来たことがある。今日は木曜日だが、かなり広い店内なのに満席。でも適度に活気づいている程度で、うるさくはない。若い人たちでだけで来るところではないからかも知れない。
 この記事は、店から帰ってきてホテルの部屋で書いている。小さくてシンプルな部屋だが清潔で、意外に静かだ。たった一泊だから、これで充分。交通費もホテル代もすべて主催者持ち。こんな楽しい機会をありがとうございます。
 明日の発表の準備は、完了している。今日はもう就寝し、明朝早起きして、最終確認をする。ホテルからパリ・ナンテール大学まで一時間ちょっとはかかるので、9時の開会に余裕をもって着くために、ホテルを7時40分くらいには出るつもり。RERはほとんど恒常的に何かトラブルがあるしね。
 それでは、おやすみなさい。













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