内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

仕事机の上で増え続ける本の山がマジでヤバいことになりつつあるの巻

2023-01-30 23:59:59 | 雑感

 「ヤバい」という形容詞が肯定的な意味で使われるようになったのはいつからのことなのでしょう。ここ二十年くらいのことですか。よくわかりませんが、何でも「ヤバい」の一言で済ませているかに思われるニホンの若者(=バカモノ)の話を聞くと(というか仄聞すると)、正直、悲しくなるのは、私が老人だからでしょう。それは否定しません。でも、そもそも、音としてキレイじゃないよなと思うのですが。まっ、そんなことドーでもいいんでしょうね、ヴァカモノ(=若者+バカモノ)たちには。
 それはともかく、旧来の意味において、つまり「これ、ちょっとマズくねえか」とか「キケンじゃねえか」とか、否定的な意味において、私の今の仕事机は「ヤバい」ことになりつつあります。
 自分から積極的に仕事を引き受けることは一切しないが、ぽちぽちと向こうから入って来る依頼は原則として一切断らないというのが私の基本方針ですが、それでもなんだかんだで複数の仕事を同時進行させなければいけない状況に立ち至り、それらの仕事のために必要な本をスペースがあるかぎり机上に積み重ねるということを昨年暮れから続けていたら、もう二台のノート型パソコンを置く場所以外は堆く積まれた本の「要塞」の中に身を潜めるような格好になってしまったのです。
 それぞれのテーマごとに本を積み重ねていくので高低差はあるのですが、これ以上積み重ねると崩れそうな状態の「山」も出てきて、もうちょっと限界に達しようとしています。これがまた、光景としてはけっこうゾクゾクしちゃうんですけどね(マジ、ヤバくネ、アンタ)。
 それならそれらの本を別の場所に移動させればいいじゃないかとおっしゃるかもしれませんが、その場所ももうない、と言ったら嘘になりますが、机回り以外はあまり広範囲に本を置きたくないのですね。それでもキャスター付きの小型本棚を二竿一昨年購入して、そこに詰められるだけ本を詰めて、少し机回りがすっきりして、やれやれと思っていたら、先日久しぶりにそのキャスター下の床をモップで拭き掃除していて、「ゲッ」と驚いたのは、本の重みでプラスチック製のキャスターが潰れていたのです(「想定外」の重さだったのね、ゴメンね、キャスターたち)。
 来週の通常授業と日仏合同ゼミが終われば、二週間の冬期休暇(正確には、省エネのためのキャンパス閉鎖週間と正式休暇一週間)に入るので、そのときに少し本腰を入れて蔵書の整理をするつもりです。でないと、これ、マジでヤバい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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