内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

ありがたくないパリ土産

2018-11-21 23:59:59 | 雑感

 昨晩、帰宅したときは、当初の予定よりも二時間半早く帰れたこともあり、さして疲れも感じず、一仕事終えた安堵感に浸りながら、やや遅めの夕食をワインとともに取った。そして、シャワーを浴びてさっぱりしてから、就寝した。
 ところがである。朝、いつものように五時に起床しようとして、鼻孔の奥に炎症のような違和感を感じる。間違いない。風邪の初期症状だ。昨年11月も、パリでのシンポジウムから戻った直後に風邪の症状が現われ、数日間苦しめられた。そのときと同じパターンだ。
 ストラスブールでは、自転車通勤だから、電車の狭い空間にすし詰めになることなどない。自分から進んで人混みに出ることもない。だから、外出して、風邪の菌を頂戴することはまずない。今回のパリ滞在は、わずか一泊だったが、RER に四回乗り、そのうち三回は大変な混雑だった。おそらくその間に感染したのだろう。
 やれやれである。一年に一回風邪を引く。その原因がパリ土産の菌というのは、なんともありがたくない話である。今週から来週にかけて、授業も会議もその他の約束もキャンセルするわけにはいかない。軽い症状のうちに早めに治さねばと、薬を飲み、来年日本に留学したい学生たちとの面談の約束があったオフィスアワーの一時間だけ大学に出向いた以外は家で明日の授業の準備に専念した。
 幸い、症状は治まりつつある。週末まで、なんとかもちこたえないと。












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