以前、新人君の予定がつかず断念していた「海逝き」ですが。
我等のストレスがめでたく臨界点を突破。
結局ヤッキョク決行することと相成りました。
当初の予定
8:00 有楽町で待ち合わせ
↓
未定 海でキャッキャする
↓
未定 温泉でキャッキャする
↓
未定 急いで東京に戻る
↓
19:00 新人君を拾って一緒にご飯
が。
セピ、待ち合わせ30分前に目覚める。
しょっぱなからやらかしてもーたああああ。
すいません。映画「ゆれる」の余韻に浸っていたとはいえ。
夜遅くまで、ついつい海外ドラマを見ちまったとはいえ。
申し訳ございませぬうううう!!
ごめん隊<(_ _)><(_ _)><(_ _)>参上
サービスエリアで、一休みして海へと向かったわけですが。
まあ、行きの車内はなぜか会社への煮え煮え会議。
さすが臨界点を突破しただけあって、黒い発言のオンパレードとなる。
ねぇ、ねぇ、リフレッシュ旅行なんだよねえええ!?
ま、皆根が真面目っつーことで。
(;´Д`)y─┛~~ ムッハ~
まずは高速を降りて、小田原にて海とご対面w←曇り空が残念!
柵が張り巡らされていたので、波打ち際に降りられない。
降りられたら、色々なポーズを同僚の女性に強要したであろうに。
残念、無念 ( ´Д`) チッ
もっと先に行ってみて、適当なところで波打ち際まで逝ってみやう、ということになりました。
が。
適当なところ、あるまじ
海岸に沿って車は走らせているのですが、道の下はとても素足で行けそうにないがけだったりして。
道はうねうねと山の中へと入っていくし。
それでも、時折カーブのあたりなんかで、ふわっと視界が開けた場所に出る。
目の覚めるような緑。そして緑に抱かれるような、紺碧の海。
それは、本当にはっとする程、胸を打つ景色でした。
山って不思議です。
怖いけど、とてもほっとする。
海も然り。
哀しいことも、辛いことも、恐れも闇も宿業さえ。
すべて流してくれるような気持ちになる。
そして縹渺とした、真っ白に漂白された自分になれる気がするのです。
そんな清々しい気持ちになった時に、間違いは起こりました。
初め、それに気付いたのは車を運転していた後輩くん。
「何、アレ?」
と、見た先に書かれていたもの・・・・。
「怪しい少年少女博物館」の看板(8キロ先)
「うおおおおおおおお!!」
一気にアドレナリンが爆発する私。
逝くだろおお。逝くだろおおお。逝くだろおおおお!!
それだけぢゃないんです。
次々目に飛び込んで来る。
蝋人形館、硝子細工博物館、テディベアミュージアム・・・・。
なんだ、熱海って。
私にここで暮らせとでも?
イエス d(>∀<)b イエス
あまりに騒いで煩い私のため(だけ)に、後輩くん「猫の博物館」を断念して「怪しい少年少女博物館」に逝って下さいました。
そこは門構えから、筋金入りの「アン
グ
ラ」w
この辺りから、私は奇声しか発せなくなる。
洋館だったらよかったんですが、めっちゃ小さい汚い建物。その広さは、地元で歩いて30秒ほどにある「ときわ食堂」くらい(分かんねー)
しかも・・・入場料1000円ナリ。
後輩くんと後輩さんは、入り口で待つことに。
私は、ど~~~~~~しても好奇心を押さえ切れず、入ってしまいまちた。
「怪しい少年少女博物館」の中は、簡単に言うと昔から現代までの人形と蝋人形のミュージアムでした。←あやうく話しかけそうになった蝋人形
よゐ子のおもちゃから始まり、「どう見てもこれ18禁だろう、なんで入り口で規制しないねやー!」という人形まで。
ジャンルも多岐に渡っていました。
SFがあり、ホラーあり、和人形あり、ダーティジョークあり、妖怪あり、勿論アングラありw←個人的大ヒット☆二つ頭子牛
←妖怪お出迎え(しかも動く)
デートスポットには絶対向いてないけど、デートで行ってくれるような男性だったら、きっと好きになってしまいそうな予感がしました(意味不明)
面白かったのは、わら人形が売っていたことです(セットで300円ナリ)←後ろに注目w
ちゃんと、白装束+額に蝋燭+杭モチ蝋人形が店番してました。
このセット、背後の支柱に打ち込めます。
打ち込まれたわら人形をよく見ると、「○○死ね」とか「○○一生許さない」とか、赤文字で書かれていて(しかもちょっと殴り書き気味)、それがそこはかとなく怖い。
そこだけ異様に、マイナスイオンが漂っているわけですよ~。
こういう演出よりも、やはり生の人の感情が一番怖いがな・・・と思いました。
このミュージアム、なんとお化け屋敷つき。
いたれり、つくせりw
レベルはそうですねえ・・・。
花やしきのお化け屋敷よりも怖い。ルナパアクのおばけよりは驚かないってトコロでしょうか。
でも、よく出来ていて面白かったwwww
というわけで、あまりに長くなってしまったので後編に続くぅ!
~予告編~
山道をひた走る車・・・・。
「光が見える・・・。」
呟くように語る後輩くん。
明かされる謎。絡み合った事象が一つずつ解きほぐされてゆく。
奇妙な紅い光の連なり。
車中の3人に訪れるアクシデント。
貴方はこの浪漫逃避行についてこれるのか!?
Comming Soon・・・・・