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「戯言の部屋」

セピアス、戯言を語るの間

浪漫逃避行 第二弾

2006-10-31 23:47:15 | 浪漫逃避行
 浪漫逃避行第二段目。
 明日から新しい仕事が始まることもあり、ちょっとここいらでリフレッシュタイムw
 今回の行き先は長野
 テーマはHappy Halloweenです。
 が。
 元後輩君、車に乗り込みこうのたまった。
「ハロウィンイベントって、概ね28日に終わっているんですよね。」

 なんですとぅ!?(* □ )~~~~~~~~ ゜ ゜

 んでも、冷静に考えてみたまへ。
 10月31日って・・・・平日やん!
 そらイベントやってませんわぁ~~~ orz
 ええねん。ええねん。
 とにかく南瓜プリンが食べられれば(結局そこかい)

 長野の湖は素晴らしかったです。
←多分白樺湖?
 何かを祝福するような、一点の曇りもなく晴れ渡った瑞々しい空。
 風は寒いですが、日差しが暖かいのでちょうどよい気候でした。
←冗談みたいな色
 燃えるような紅葉。
 白樺林に日差しが落ちて、まだらの影模様が生まれる。
 ひっそりと歩く少女の幻想を見つめていると、緑陰さえ黄金色に染まっていくような気がする。
 あまりの自然の美しさに、ただただ驚嘆。
 写真には撮れませんでしたが、星空も凄かったです。
 手を伸ばせば届きそうな程、はっきりくっきり闇の中に煌いていました。

 車中は相変わらずのスピリチュアルヒーリング
 今回は、前回のヒーリングをさらに具体的にして頂きました。
 曰く
「自分の心に正直に、何も後ろ暗いことなく胸を張って生きろ。
 頭で考えて行動するのではなく、ただ想いの通りに真っ直ぐに生きろ。」
 とのこと。
 現行抱えている問題に対して、私なりの結論がまさに「逃げ」だったので、この言葉はあまりに私の胸に沁みました。
 はっとさせられ、落ち込み、反省し、ようやく眼を開いた感じ。
 そうして行動した時、びっくりするほど心が軽くなりました。
 抑圧していたのは状況でも他人でもない、自分自身の罪悪感と卑怯さなんだと、痛感しました。
 いやあ・・・元後輩君。
 サンクス (✿ฺ´∀`✿ฺ)ノ

 驚いたのが、晩御飯の時。
 私が
「実は前世の記憶があるの。」
 と話した時、まだ何にも言う前から
「その時って、まだ少女だったでしょ。」
 と元後輩君が唐突に言いました。
 さらに
「真ん中分け二つあみ・・・年は14歳くらい?白い服着ていたでしょ。」
 と言いました。

 どんぴしゃり☆ ( ゜Д゜)ポカーン
 
 凄い・・・凄すぎる・・・!!
 何でわかったのか聞くと「前世の貴方が見えた。」との簡潔な回答。
 マジで鳥肌が立ちました。
 しょえええええ。

 
 今回は、私自身癒されるというより自分自身を見つめ直す旅となりました。
 大変意義のある旅でした。
 そして、まるで計ったかのようにタイミングも抜群でした。
 きっと先週行っていたのであれば分からなかった。来週でもダメだった。今、この時だからこそ気付けたことがありました。う~ん、きっと運命なのでしょう・・・これも。
 私を成長させる為の縁だったのだと思います。

 余談ですが。
 今回の旅行であった、個人的ヒット情景

 テディベアミュージアムの隣のレストランでの風景。
 ちなみに↑カップル以外は誰もいず。
 店員すらいませんので、心おきなくカメラでカシャ☆
 シロクマちゃんがメニューで何しようか迷っているのが、大変グッジョ d(>∀<)b

 さらに今回Happy Halloweenを祝えないと察した元後輩君の、健気な心使いの一品。
←ガールウィッチの陶器の人形w
 可愛いでごんす~。
 ありがとう、元後輩君。
 チミは希望の星だ(←超てけと~)

 そんなこんなで、楽しい旅でした。
 明日からは、新しい職場でお仕事ざんす。
 気合入れていきましょう♪




 ・・・・ああ!
 南瓜プリン食べてないっっ Σ(゜д゜;) ヌオォ!?

浪漫逃避行 第二弾~Happy Halloween~ 予告編

2006-10-13 22:47:34 | 浪漫逃避行


 今月末30日31日は有給でお休み。というか仕事収めが28日。
 ではそろそろ時期もいいですし。

 浪漫逃避行としゃれこみ鱒華d(>∀<)b

 というわけで月末決行予定です。
 行き先はまだ決まってません。
 前回は、後輩くん&後輩ちゃんというメンツだったこともあり、「とにかくノンビリ海でもながめつつ、温泉でワーイ♪がしたい」というコンセプトでした(っていうか適当)
 しかも日帰り強行軍でした☆てへっ
 今回は日帰りではなく、最長2泊
 ということは、行き先も色々選べるといふもの・・・(☆∀☆)

 まずトップに上がったのが「東北」・・・っていうか広っ!
 東北・・・・。
 秋田がある。
 山形がある。
 岩手があるううううう!!
 
 キュ=(*´∀`*)⇒ン♡

 だ、駄目だっ駄目駄目ええええ!!
 岩手なんて逝った日には。
 まずテンサラバサラを探し出し、奇麗になる水を求め、オニ伝承にうっとりし、カムパネルラ駅で来ないSLを待ち、駅の待ち合わせ黒板に「下ノ 畑ニ ヲリマス」と書いてほくそ笑み、隠れ里を探すことを決意し・・・。
 きっと帰って来れなくなるに違いない。
 っていうか、絶対に7泊8日は必要dath。

 んじゃ、西の方は?といいますと・・・。
 西・・・。
 奈良がある。
 京都がある。
 岡山があるうううううう!!
 
 キュ=(*´∀`*)⇒ン♡

 だ、駄目だっ駄目駄目ええええ!!
 奈良の都で「厩戸王子と蝦夷はね・・・クス」と不気味な笑いを漏らし、京都グッズに散財し、左目を紫布で隠しながら岡山の町並みを闊歩し、あげくに過去の陰惨な事件を調べつつ、意味なく辺りを旧式カメラで撮影してしまう・・・。
 きっと帰って来れなくなるに違いない。
 っていうか、絶対に7泊8日は必要dath。


 繰り返し系かよっ!(;ーー)ノ☆


 まあ、無難にですね新潟県から岐阜までの間ということに決まりました。
 自然を愛でつつ、私の好奇心を満足させつつ、オタク心に過剰な火を点けない選択です。
 それともう一つ。
 10月31日って何の日?
 そう、ケルト民族が1年の終わりを祝うHappy Halloweenですう、にゃは☆
 高校生の時は、帰国子女の友人と一緒にHappy Halloweenのお祝いをしたものですが。
 大学に入ってからは、じぇんじぇんしてない。
 まあね、確かに。
 日本ではクリスマス程、感謝祭ハヌカー祭Halloweenもおおっぴろにお祝いしないですよね。
 ってか、全部宗派が違うやん!みたいな。
 日本はハレとケの民族。そして八百万の神の国w
 楽しければいいじゃん!精神でAll OK!!
 YES d(>∀<)b YES
 今年はぜひHalloweenを祝いたいということで。
 浪漫逃避行のサブタイトルはHappy Halloweenとなってます。
 っていっても、具体的に何をしようと決めてませんが。
 Halloween Partyな場所に、魔女の格好で乗り込んで、とりあえず南瓜でも食べとく?ってくらいしか考えてません。

 任せた、元後輩! (✿ฺ´∀`✿ฺ)ノ

 月末も、がんがん弾けますぞよ♪


浪漫逃避行 後編

2006-08-31 22:52:28 | 浪漫逃避行

 なんだかんだで、一週間近く引っ張ってるな・・・このネタで。
 さて。
「怪しい少年少女博物館」を出た後。
 ともかくも温泉に入ろうといふことになり、さらに道なりに進んでいく我等。
 途中海に出ようとするも、別荘地に入ってしまい、黒い発言を垂れ流すセピ
 車中、かなり香ばしい香りが満ちる・・・いや、すいません。
 テンション高すぎ、ボルテージMaxモードのセピが一人騒いでいただけでした(汗)

 あれ?もしかしたら博物館の前だったかもしれないが・・・。
 昼食を取ろうということになり、「本当にこんなところにあるの?」と言いたくなるような山道を走る。
 一応あった店で、ラーメンをすする。
 で。
 ここで突如。

 後輩君’sスピリチュアルヒーリング始まる。

 後輩さんの守護霊曰く
「ひとつひとつを完璧にしよう背負い込みすぎるな。」
 とのこと。
 ああ、なるほど。確かに。
 後輩さんは、気さくで、楽しくて、素晴らしい女性ですが。
 輝かしい笑顔(しかも顔の造詣がめっちゃ整っている!)に惹きつけられてしまうけれど、でも心の中に凄い繊細な部屋があるのだろうなあ・・・と推測される(アクマで憶測)
 そこに沢山の、苦しさや涙なんかがあるんでないか。
 彼女の底知れぬ我慢と、忍耐と、気遣い。
 でも、つぶれちゃうよ?と時折思う。
 そういう押し殺したところを、ぶっちゃけられる場所があるならヨシ。
 でも、やっぱりあんまり無理はしないで頂きたいなあ・・・お肌と健康の為に、と思うのです。
 そういうことかな?後輩君。

 で、セピ。
「本心を隠すな。素直にどうしたいのかを言え。」
 です。
 言われた時、マジで心臓がどきっと跳ねました。
 そう。セピは言い訳大臣。
 しかも時折「言い訳」と分かっていないこともある。いかん。いかんのよ。
 とても軽微な日常生活のことから、果ては生き様に至るまで「本心が見えない、見せない」というのが、凄く根を張っていると自分でも思う。
 以前戯言にも書きましたが。
 私という人間は、闇を抱く井戸のへりにつかまって、光溢れる外の世界に憧れながら、同時に闇の心地よさも味わいながら、中途半端に頑張っている・・・そんな感じなんです。
 光だけの世界は、私にとっては辛い。徹底的に自分を責めてしまいそうになる。
 でも闇の世界に完全に浸ることは、多分坂道を転がるようにしてダメな人間になると思われる。
 だから、中間で中途半端に迷っている。
 じゃあ、本当はどんな状態がいいの?と聞かれれば。
 誰かにしっかりと腰を支えてもらいながら、光の中で闇を覗いている・・・そんな状態。
 落ちないように。支えてくれる腕。
 とても憧れるけど・・・でもそれは、物凄く甘えているように思う。
 ちゃんと自分で立って、自分で自分を支えながらでないといけないと思う。
 そんな風に自分を叱咤しながら、心は揺れる。
 
 今まで、自分自身にすらずっと嘘をついていたのではないか。
 私は、ずっと自分の「本心」から目を背けたり、見ないようにしたりするあまり、一体何が「本心」なのか分からなくなっているのではないか。
 時折、激しく胸が塞がれる。
 それは、息が出来なくなった「本心」の、SOS信号なんでないか。
 自分が「ない」ことにすれば、「ない」ことになる・・・なんてこたあない。
 それは「消滅」せず、ただ「つけ」になっていいくばかり。
 ちゃんと、精算しないといけない。他でもない、自分の力で。

 と、上記のようなことを考えさせられました。
 それだけでも、私はこの浪漫逃避行で「勝った!と思いましたね(←意味不明)
 多分、あの時あの状況、あのタイミングで言ってくれたからこそ、素晴らしく胸に響いた一突きでした。大変感謝するよ、後輩くん。

 話は戻って、帰り道。
 東京に19時に戻って、新人くん(もはや新人ではないが)とディナーとなるはずが。

 大 渋 滞 ・゜・(ノД`)・゜・

 全然進まないんですよー。凄いです。
 運転しっぱなしの後輩君は、足が痛くなってるし。私と後輩さんは、度々眠気が襲ってくるし。
 私に至っては、あまりの空腹を我慢出来ない状態でした(←超☆勝手!)
 さすがに、東京到着が22時をすぎると分かった段階で、「一緒にディナー」は明日へと流れました。
 ごめんよう、新人君。
 結局東京についたのは、23時。
 あまりに濃ゆい、浪漫逃避行でした・・・いやあ、楽しかった!

 ところで。
 確かモトモト・・・「海に逝く」ことが目的だったのでは?
 
 海、入ってねえ Σ( ̄ロ ̄||| ガーン 

 しかも、「海+温泉」旅行なのに温泉について書いてね~~~☆

浪漫逃避行 前編

2006-08-29 20:45:39 | 浪漫逃避行

 以前、新人君の予定がつかず断念していた「海逝き」ですが。
 我等のストレスがめでたく臨界点を突破
 結局ヤッキョク決行することと相成りました。
 
 当初の予定
 8:00 有楽町で待ち合わせ
      ↓
 未定 海でキャッキャする
      ↓
 未定 温泉でキャッキャする
      ↓
 未定 急いで東京に戻る
      ↓
 19:00 新人君を拾って一緒にご飯

 が。

 セピ、待ち合わせ30分前に目覚める。

 しょっぱなからやらかしてもーたああああ。
 すいません。映画「ゆれる」の余韻に浸っていたとはいえ。
 夜遅くまで、ついつい海外ドラマを見ちまったとはいえ。
 申し訳ございませぬうううう!!
 ごめん隊<(_ _)><(_ _)><(_ _)>参上

 サービスエリアで、一休みして海へと向かったわけですが。
 まあ、行きの車内はなぜか会社への煮え煮え会議
 さすが臨界点を突破しただけあって、黒い発言のオンパレードとなる。
 ねぇ、ねぇ、リフレッシュ旅行なんだよねえええ!?
 ま、皆根が真面目っつーことで。
 (;´Д`)y─┛~~ ムッハ~

 まずは高速を降りて、小田原にて海とご対面w
←曇り空が残念!
 柵が張り巡らされていたので、波打ち際に降りられない。
 降りられたら、色々なポーズを同僚の女性に強要したであろうに。
 残念、無念 ( ´Д`) チッ

 もっと先に行ってみて、適当なところで波打ち際まで逝ってみやう、ということになりました。
 が。
 適当なところ、あるまじ
 海岸に沿って車は走らせているのですが、道の下はとても素足で行けそうにないがけだったりして。
 道はうねうねと山の中へと入っていくし。
 それでも、時折カーブのあたりなんかで、ふわっと視界が開けた場所に出る。
 目の覚めるような緑。そして緑に抱かれるような、紺碧の海。
 それは、本当にはっとする程、胸を打つ景色でした。
 山って不思議です。
 怖いけど、とてもほっとする。
 海も然り。
 哀しいことも、辛いことも、恐れも闇も宿業さえ。
 すべて流してくれるような気持ちになる。
 そして縹渺とした、真っ白に漂白された自分になれる気がするのです。
 そんな清々しい気持ちになった時に、間違いは起こりました。

 初め、それに気付いたのは車を運転していた後輩くん。
「何、アレ?」
 と、見た先に書かれていたもの・・・・。

「怪しい少年少女博物館」の看板(8キロ先)

「うおおおおおおおお!!」
 一気にアドレナリンが爆発する私。
 逝くだろおお。逝くだろおおお。逝くだろおおおお!!
 それだけぢゃないんです。
 次々目に飛び込んで来る。
 蝋人形館、硝子細工博物館、テディベアミュージアム・・・・。
 なんだ、熱海って。
 私にここで暮らせとでも?
 イエス d(>∀<)b イエス
 あまりに騒いで煩い私のため(だけ)に、後輩くん「猫の博物館」を断念して「怪しい少年少女博物館」に逝って下さいました。

 そこは門構えから、筋金入りの
 この辺りから、私は奇声しか発せなくなる。
 洋館だったらよかったんですが、めっちゃ小さい汚い建物。その広さは、地元で歩いて30秒ほどにある「ときわ食堂」くらい(分かんねー)
 しかも・・・入場料1000円ナリ
 後輩くんと後輩さんは、入り口で待つことに。
 私は、ど~~~~~~しても好奇心を押さえ切れず、入ってしまいまちた。
「怪しい少年少女博物館」の中は、簡単に言うと昔から現代までの人形と蝋人形のミュージアムでした。
←あやうく話しかけそうになった蝋人形
 よゐ子のおもちゃから始まり、「どう見てもこれ18禁だろう、なんで入り口で規制しないねやー!」という人形まで。
 ジャンルも多岐に渡っていました。
 SFがあり、ホラーあり、和人形あり、ダーティジョークあり、妖怪あり、勿論アングラありw
←個人的大ヒット☆二つ頭子牛

←妖怪お出迎え(しかも動く)
 デートスポットには絶対向いてないけど、デートで行ってくれるような男性だったら、きっと好きになってしまいそうな予感がしました(意味不明)
 面白かったのは、わら人形が売っていたことです(セットで300円ナリ)
←後ろに注目w
 ちゃんと、白装束+額に蝋燭+杭モチ蝋人形が店番してました。
 このセット、背後の支柱に打ち込めます。
 打ち込まれたわら人形をよく見ると、「○○死ね」とか「○○一生許さない」とか、赤文字で書かれていて(しかもちょっと殴り書き気味)、それがそこはかとなく怖い。
 そこだけ異様に、マイナスイオンが漂っているわけですよ~。
 こういう演出よりも、やはり生の人の感情が一番怖いがな・・・と思いました。

 このミュージアム、なんとお化け屋敷つき
 いたれり、つくせりw
 レベルはそうですねえ・・・。
 花やしきのお化け屋敷よりも怖い。ルナパアクのおばけよりは驚かないってトコロでしょうか。
 でも、よく出来ていて面白かったwwww

 というわけで、あまりに長くなってしまったので後編に続くぅ!
 
 ~予告編~
 山道をひた走る車・・・・。
「光が見える・・・。」
 呟くように語る後輩くん。
 明かされる謎。絡み合った事象が一つずつ解きほぐされてゆく。
 奇妙な紅い光の連なり。
 車中の3人に訪れるアクシデント。
 貴方はこの浪漫逃避行についてこれるのか!?
 Comming Soon・・・・・