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「戯言の部屋」

セピアス、戯言を語るの間

愛好家の休日倶楽部 vol.3 続き

2009-02-11 16:31:38 | 愛好家の休日倶楽部
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 3日目。
 幸いなことに、彼氏の熱は下がりました(;´Д`A ```
 いやあ、良かったです。
 彼 氏 命 拾 い し ま し た ね (。≖ฺ‿ฺ≖ฺ)ニタァ
 もう部屋で飯を食わなくてもいいだろうと。
 朝食は宿の食堂(というか店?)に食べに行きました。
 私は今まで、温泉宿の朝食って食べたことなかったんです。
 ただ、西原理恵子の『ばらっちからカモメール』という本の

 ↑このコマだけを見て
「旅館の朝食って美味しいのかな~(*´∀`)ウットリ」
と思っていたのです(マニアック過ぎ)
 で、実際食べたわけですが。

 ↑こちらがその食事です。奥にいるのが彼氏です。
 左にある木箱みたいなのの中で、豆腐を昆布出汁で煮てます。
 香の物と海苔、魚の干物とおかずとサラダ、味噌汁とご飯です。
 マジで、そのボリューム感と美味しさにビックリでした!
 特に豆腐ですね。

 人も殺せる美味しさdeath (*T∀T)ダー

 さすが旅館の人が自慢するだけありますよ!
 箸でつかめないくらい柔いため、網で掬ってタレをつけて食べます。
 舌の上で蕩けます。
 豆腐だけで、ご飯3杯はいけると思いました(そこまで!?)

 こちらの宿は一泊だけでチャックアウト。
 1泊2食付きでしかもあのボリュームで、一人¥10,000ちょいという安さ。
 宿の人は親切だったし、またキャラが立っている人が多くてwww
 本当にいい宿だなと思いました。
 次回も、是非利用したいと思います。
 宿の名前は「湯めぐりの宿 松の家 花泉」です。

 さてチェックアウトの後は、「ダチョウ牧場」に行くことになりました。
 ダチョウ牧場って!!
 なんやねんそれ!!??(笑)
 彼氏が言うことには、
「ダチョウと触れ合うことも出来る」
そうです。
 ダチョウと触れ合ってどうすんねん!( ゜Д゜)ポカーン
 ダチョウは触れ合うもんじゃない。
 食 う も ん だ (゜∀゜)アヒャ ←何かを間違えている
 ま、そんなことを言いながらさらに北上していきました。
 やっぱり北に進むにつれて、雪が見えてきます。
 遠い山脈も雪化粧を施していて、とても奇麗でした。

 ↑見渡す限りの雪原は、やはりとても美しく。
 特に雪の肌理が細かくて、パウダースノーに近い感じでした。
 東京ではなかなかここまで積もらないので、おおはしゃぎで写真を撮ってしまいました。
 人はなんで雪を見ると、童心に返ってはしゃいでしまうんでしょうねえ。
 もう雪にダイブして、自分型の空を見たくてしょうがなく。
 堪えるのに苦労しました。
 あれ?そんなことしたがるのって私だけ?(ノ∀`)アイター 

 ↑戯れにこんな写真を撮ったりしてましたwww
 終始、彼氏の(生)暖かい視線を全身に感じていましたが。
 写真欲に満たされた私を、止めることは誰にも出来ねえヾ(-`ω´-o)フフフ
 さて。
 そんなこんなでやっとたどり着いたダチョウ牧場ですが。

 ば っ ち り 休 館 で す た (>∀・)b

 OK!掴みはバッチリだ!
 こういう展開こそ「笑い」だぜ!!
 この滑りっぷりがむしろ私らしいだろう、ごんにゃろう

 ・゜・(ノД`)・゜・ 

 期待はしてなかったですが。
 期待してなかったとしても、見られないのはなんか切ねいです(涙)
 も う 北 に 用 は な い (-盆-)
 とばかりに、一路南へと進路変更。
 岡山市へと戻ってきました。

 途中、岡山の倉敷市に立ち寄りました。
 ここの美観地区は素晴らしいです。
 昔ながらの城下町の様子をそのまま残しているんですね。

 お堀に沿って進む白壁の屋敷。
 夕刻、灯篭が滲む頃を思い浮かべると。
 まさに『合意情死』の世界(*@∀@)アアン
(注:『合意情死(ごういしんぢゅう)』は岩井志麻子の作品)
 やっぱり六高の学生が彷徨っているのかしら?とかww
 華美粉飾(はでつくり)の女郎が隠し持つ懐刀の煌きとかwww
 壊れた蓄音機から流れる途切れ途切れの支那曲とかwwww
 そんな愛好家(マニア)心で興奮している最中。
 彼氏が一軒の珈琲ショップ連れて行ってくれたのですが。
 これがまた、非常にアンチックな「珈琲館」というお店でした。

 ↑煉瓦造りの店内と、そこかしこに置かれたアンティークな円卓と椅子。
 店の奥には、大きなボイラーがあり。
 珈琲豆をひいているのか調合しているのか。
 男性が一人静かに作業をしていました。
 裸電球ひとつとっても情緒があり。
 この大正浪漫っぷりが溜まりません

 ↑こちらで頂いたのが「琥珀の女王」という珈琲です。
 濃厚なコーヒーにリキュールと蜂蜜を加え。
 たっぷりと生クリームを落とした珈琲館のオリジナルだそうで。
 アイスしかないです。
 猫舌の私は、むしろ熱い珈琲が飲めないので迷うことなく注文しました。
 珈琲リキュールが濃厚で、まろやかな甘みが癖になる。
 美 味 な る 大 人 珈 琲 で す (✿ฺ´∀`✿ฺ)ノ
 ただそこにいるだけでインスピレーションが働いてくるような。
 その静謐さすら、物語の一場面を見ているような気にさせてくれる。
 愛好家(マニア)心大興奮の一時ですた(*´Д`)ハアハア

 ま、彼氏の状態が本調子ではなかったので。
 早々にに引き上げました。
 熱は無かったんですけど、やっぱりまだおなかに違和感があるみたいでしたから。
 そんなワケで暮れた3日目でした。
 4日目はのんびりして、午後便の飛行機に乗って東京に帰ってきましたw
 今回、行き帰りの飛行機+ビジネスホテル1泊(朝食込み)の宿泊費で¥23,000ほど。
 2日目の温泉宿で¥10,000。
 3日目の宿は2人で¥7,000だったので、一人頭¥3,500。
 全部合わせて¥37,000程の旅でござんしたw
 3泊4日って日程を考えると、非常に格安にすんだのかな?と思います。
 多分食事を削るともっと安くあがるのでしょうが。
 その土地でないと食べられないもの、その土地でないと出会えないものってあると思うので。
 やっぱりそこは、お金を出しても楽しみたいところだなと思うので。
 いい感じに終わった旅だと思います(・∀・)
 ま。
 思わぬハプニングもありましたけどね(;-∀-)ハハ
 それもまたヨシってことでwww
 むしろ、そういう予想だにしないハプニングがあってこそ。
「私らしい旅」と言える気がします(←強がり)

 オマケ話。
「ダチョウ牧場」ではダチョウを見ることは出来なかったんですが。
 代わりにエミューを見ることが出来ました。

 当たり前ですがエミュー、デカイです。
 柵があるからいいものの。
 本気でこっちに向かってきたら、マジで怖いです。
 しかも向こうはめっちゃ足が速いですからね。
 ま、ダチョウもそうですがエミューも滅多に見ることなどないので(しかも動物園以外で)
 希少な体験と言える・・・かも?(笑)

 
 次回は、夏頃に行こうかな~と思っています。
 彼氏が車持っていると行動範囲が広がるのがいいですね。
 というか、車持ってなきゃ生活出来ないようなところに住んでいるから。
 持たざるをえない、ってのが正解でしょうけどね
 え?やだなあ。
 岡山をバカにしているわけじゃないですよ?(-3-)~♪
 とりあえず、Starbucksのドライブスルーがあるような場所ですからねえ。
 東 京 じ ゃ 考 え ら れ ま せ ん ( ´艸`)クス
 さーて。
 次回は、岡山鍾乳洞に突撃ですよおおおお!(๑→ܫ←๑)
 鍾乳洞スキーとしては、超楽しみですキャー

 ・・・それまで、円満に仲が続くようにガンガリますσ(´∀`;)ハハハ


愛好家の休日倶楽部 vol.3

2009-02-11 14:48:23 | 愛好家の休日倶楽部

 いつも欲望に素直な女☆セピが贈る。
 セピの、セピによる、セピのための旅行記。
 それが「愛好家の休日倶楽部」です
 誰もご存知ないかもしれませんが、JRがやっている「大人の休日倶楽部」のパクリです(爆)
「愛好家」と書いて「マニア」と読む。
 これは私の「愛好家」(マニア)心のままに驀進した珍道中でございます(注:実話)
 さて、今回の行き先は岡山です。
 岡山といえば、一般的には「桃太郎伝説」を思い起こし。
 ちょっとマニアックな人なら「桃鉄」を思い浮かべ。
 私のように愛好家(マニア)な人間は、岩井志麻子の『ぼっけえ、きょうてえ』とか。
 金田一耕助シリーズ『犬神家の一族』とかを彷彿とさせるのですよwwww
 愛好家(マニア)パンツァ~イ \(*T▽T*)/ 
 土着な民俗の、血と涙の歴史が眠る岡山。
 それはかねてより行きたいと思い続けた憧れの地。
 その岡山に、愛好家心を満喫すべく行って参りました!!
 そんでついでに、彼氏に会ってきました(ついでなんかいッ
 ちなみに、愛好家の休日倶楽部 vol.1の彼氏と違う人ですが。
 ま あ そ ん な 細 か い こ と は 気 に す る な 

 今回も飛行機利用です。
 岡山空港に降り立った時点で夕方の4時頃。
 彼氏が車で迎えに来てくれて、ちょっと芥子山を見物しつつ。
 その日は早めに晩飯ってことになり、岡山名物デミカツ丼を食べに行きました。
 岡山には一風変わったカツ丼文化があるらしく。
 その発祥の店が今回行った「味司 野村」でして。
 カツ丼にデミグラスソースをかけた、通称「デミカツ丼」なワケです。
 ぶっちゃけ、そんなカツ丼文化があるって全く知りませんですたΣ(ノ∀`*)アチャー

 ↑こちらがそのデミカツ丼(ロース並盛り)です。
 これがまた凄い量なんでござんすよ。
 器で顔が洗えるぜってくらいデカい。
 金額にして¥1000ちょっとですので、晩御飯にしては安く昼飯にしては高いって感じでしょか(・ω・)
 カツがめちゃんこ柔らかく。
 デミグラスソースがこれでもかってくらいこってり

 ↑このように、カツの下に煮キャベツを敷いてその下にご飯があるわけです。
 だから、こってりしているけどしつこくない。
 岡山を見直す美味しさです(´¬`)ンフー ←失礼
 なるほど彼氏が
「岡山に来たからには、絶対に食うべし!」
と言うだけあるなと思いました
 これは本当に美味しいのですが、いかんせん量が多すぎて(;×3×)
 大食いを自負する私でも、食べ切れませんでした。
 だもんで、既に大盛りを平らげている彼氏に残りを引き取ってもらいました。

 これが後々、あんな事態を引き起こすとは・・・・・(-∀-)

 明日は、念願の岡山北部へと行くことになっていたので。
 ともかく、この日はそのままバイバイしたわけです。

 2日目。
 この日は、彼氏の車で北の湯原へと行く予定でした。
 彼氏は南で生まれ育ったんですが、大学出た後岡山の北の方に就職したので。
 数年間は北の方で仕事しつつ一人暮らししていたんです。
 今は仕事が変わって、住まいも南に戻ったんですけど。
 北部で暮らしていた頃、年に数回実家に帰る時。
 川沿い道で景観を楽しめるルートで車を走らせていたらしく。
 今回そのルートで北上しました。
 多分、高速とかあったらもっと早く着くんでしょうが。
 私が自然大好きっ子なので、気を使ってくれたんだと思われます(-ω-)

 ↑こんな感じで、翡翠色の川がずっと道なりに続きます。
 山々が連なる中、合間を縫うように伸び行く川。
 透明度が高く、きらきらと煌く様を見ると思わず映画「リバーランズスルーイット」を思い出し。
 古き良きアメリカの伝統に則って。
 鱒 釣 り が し た く な り ま す ね (←愛好家発言)
 途中喫茶店で、美味しいカレーなんぞを食しつつ。
 数時間後に湯原に着きました。

 湯原は↑のように清流が流れる川沿いに、天然の温泉が湧いている温泉街です。
 ここの面白いところは、無料温泉が川沿いにあるところです。
 無料温泉は、当然無料で温泉を楽しめるわけです。
 脱衣所もあり、利用者の「良心」「常識」「勇気」に則って開放&利用されているわけです。
 当然ですが温泉ですので、真っ裸で利用するわけです。
 道を行く人ばっちり見られるわけです。
 そんでもいいなら、無料で使いやがれ!ってことです(-∀-)フッ
 というわけで、男性(しかも年寄り)の利用率は非常に高いですが。
 女性の利用率は皆無です(当たり前だっちゅーの)

 宿に着いて一息ついた頃。
 突然彼氏が
「なんかおなかの調子が悪い」
と言い始めるんですね。
 昨日デミカツ丼を沢山食べたので、それで胃が調子悪いのかな?と思い。
 その日の朝にもキャベツーを飲んできたそうなんですが。
 どうにも、一日調子が戻らぬ様子。
 胃の中を空っぽにした方がいいのか?と、トイレに行って吐いたりしてました。
 やがて、明らかに暖かい部屋の中でガタガタ震えだす始末。
 これはマズいと思い、ともかく布団を敷いて眠らせて。
 フロントで体温計を借りて測らせたところ。
 3 8 . 5 度 も あ る 死 ( ´,_ゝ`)
 真っ先に心配したのはインフルエンザではないか?ということでした。
 何かあるといけないので、宿の人に頼んで車を出してもらい(私は免許がないので彼氏の車を運転出来ない)
 すぐ近くの病院に駆け込みました。
 インフルエンザテストは反応せずε- (´∀`*) ホッ
 筋肉注射を打ってもらい、薬を出してもらって一晩様子を見ることにしました。
 いやあ、初めて見ましたよ。
 温泉宿に来て病気になるバカ(╬ಠ益ಠ)
 とにかく、一晩様子を見て明日の朝熱が下がらないようなら。
 ご家族の方に来てもらって、強制送還にすることに致しました。
 一番の問題は、彼氏をご家族に送ってもらい彼氏の車をご家族の方に乗って帰ってもらって。
 で、私はどうしたらいい?(;・∀・)
 ってことだったんですが、まあそん時はそん時じゃ~と思うことにしました(無理やり)
 本当は食堂で飯を食うはずだったんですが、こんな事態だったので。
 割り増し金を払ってでもいいからってことで、部屋にご飯を運んでもらうことにしました。
 彼氏の分はおかゆってことでお願い。
 ・・・したハズだったんですが、実際は2人分の食事ばっちりとおかゆがプラスできました。
 しかも、おかゆは宿のサービスにして下さっていたんです!
 なんちゅうええ宿やぁ~(*T∀T)ダー

 ↑こちらが宿の晩飯ですが。
 これでもかってくらいの量でした!
 前菜三種と天麩羅と鴨肉の茶碗蒸し、すき焼きと豆腐のなんじゃらと炊き込みご飯、蟹のなんじゃらと香の物と他にもなんかあったよーな。
 んで、デザートと(・ω・)
 一番美味しかったのは、やっぱりすき焼きかもです。
 タレが絶妙。
 肉が自慢するだけあって柔らかく。
 すんげえ美味い(*T∀T)b
 雑魚入りの炊き込みご飯も、おこげが出来ていて美味しかったですようwwww
 あまりに美味しさに食べきれなかった分を、コソーリおにぎりにしちゃいました☆
 おにぎりは翌日の彼氏の「おめざ」になりました(笑)
 彼氏はガッツリ晩飯+おかゆ食ってました。
 って、をい!マテwww
 お前確か胃の調子が悪いってwwwww
 その食欲どうなんよ??wwwww
 とにかく薬を飲ませて、彼氏は撃沈。
 その間に私は温泉へ。
 露天が7種類くらいありました。時間が夜10時頃だったため(温泉は24時間入れる)
 まさに貸切状態でした
 お湯は透明で熱過ぎず、湯上りはお肌ツルツルになるいいお湯ですた

 そんな感じで2日目は暮れましたσ(´∀`;)
 まさかそんなハプニングが起きるとは思いませんでした。
 人生って何が起こるか分からないもんですね(-Д-)ケッ
 さてはて。
 彼氏は強制送還になるのか!?
 私の運命やいかに?????

 次回、涙と感動の最終回です!!(←嘘)


愛好家の休日倶楽部 vol.2 続きの続き

2008-06-21 21:32:25 | 愛好家の休日倶楽部


 愛媛弾丸ツアーの主な目的は、概ね2日間で消化してしまったので。
 3日目はその他の日(テケトー万歳w)

 というわけで、明治・大正文化をこよなく愛する私の独断と偏見で。
「内子町ツアー」と相成りました。

 ピーカンの空。
 何もない駅前にデーンと聳えるSLを見ると、思わず心からのヒトコト。

「地方だなああああ(´∀`)」注:バカにしてません 

 内子町は昔ながらの商人町を今でも現存している町でし。
 時間があれば、もっと色々回りたかったのですが。
 とにかく歩いて回るのは絶対無理!という距離だったので。
 ピンポイントで見ていくこととなりましたw
 とにかく私が行きたかったのは「商いと暮らしの博物館」です。
 
 ↑当時の薬屋がそのまま保存されています。
 素晴らしいのは、店だけでなく家まるまる残されていることと。
 写真のように、蝋人形が当時の生活ぶりを表現しているんです

 勿論家の中に入ることも出来ます。
 家の中では↑のように蝋人形達がいたるところで、飯を食ってたり話ていたり商品運んだり。
 碁を打ってたり、勉強していたりしてます。
 本当に凄いな~と思ったのは、この蝋人形の近くを通るとセンサーが反応して。
 蝋人形達の会話がテープで流れてくるんですよ。
 当時どんな感じで暮らしていたのか・・・ということが、とてもリアルに感じられて大変面白いです。
 しかも写真撮り放題(-∀-)b ←重要

 私は↑こういう薬瓶の愛好家(マニア)なので。
 狂ったように写真撮りました。

 アアン、薬瓶って素敵(*´Д`) 注:変態じゃありません
 
 内子町には、この博物館以外にもいくつか重要文化財に指定された建物があります。
 町並みは、本当に昔のままで。
 漆喰の壁が続く細い道は、とても情緒がありました。
 観光客もそれほどいなかったので、尚更ノンビリ出来たのかも~~という感じです。

 さて。
 四国といえば?
 饂飩(うどん)death(>∀・)b (独断と偏見がモリモリ)
 やはり四国に来たからにゃー。
 饂飩(うどん)を食べないといけないと思いまーす(-∀-)/ (むしろ義務?)
 ここ2日間はずっと魚介類をかっ食らうばかりで・・・。
 饂飩は食べてなかったのですよ(´ω`)ムー

 内子町でどこで饂飩を食べようか考えました。
 ・・・考えましたが、面倒臭くなったので近くにあった饂飩屋に入りました(爆)

 思ったより広くて、しかも水車↑のあるお店でした。
 水車って間近で見ると、結構迫力ありますよね。
 じっと見ているとナウシカを思い出しました(それは風車)

 饂飩はとても美味しかったです。
 山菜がどっさり入っていて、麺もモチモチしていて。
 やはり薄味でしたが、サッパリしているだけで別に味が無いわけじゃない。
 煮物と豆ごはんがついて1,000いかなかったよーに思います。
 あれなら、もう一回食べたいですわー(´∀`)

 内子町は、古い庄屋の家を改築して宿にしていたり。
 ここを宿泊施設にして、ゆっくり内子町を2~3日満喫するのもコレはコレで面白いと思いますた。
 勿論友達と遊びに来てもいいけど、一人旅にもいいかもです。
 特に明治・大正時代が好きな人にはねえ(*´Д`)ハアハア

 さて。
 愛媛弾丸ツアーはそんな感じで幕を閉じました。
 余談ですが。
 帰りの飛行機の中の写真↓

 気圧でパンパン(笑)
 山に登る時と、飛行機に乗った時には、ビニール袋に入ったお菓子を買わないとね。
 基本Death(>∀<)b
 ポテチだとモアベターw

 ちなみに今回の旅行の自分へのお土産。

 松山城で見つけた、私の心のクリティカルヒットを取ったライター。
「エヒメ系」だったらなんなの!?( ゜Д゜)
 しかも「一六(いちろく)タルト」が茶啜ってるし!( ゜Д゜)
 しかも絶妙に女子高校生口調!?Σ(ノ∀`*)アチャー
 
 突っ込みどころ満載です (-∀-)bグッ


 いやあ、楽しい旅ですたw
 来年は四国カルデラにGOすることに決定。
 今度は山を満喫致しまする~。
 それまでにご友人には免許取ってもらって。
 まるちゃんと交互に頑張って頂きましょう(-∀-) ←一人何もせず

 まるちゃん、さんちゃんさん、有難う御座いました。
 とっても楽しかったです!!
 また来年遊びませう~ww (✿ฺ´∀`✿ฺ)ノ


愛好家の休日倶楽部 vol.2 続き

2008-06-04 23:45:58 | 愛好家の休日倶楽部


 愛媛弾丸ツアーには、もうひとつ大きな目的がありますた。
 それは「ザ・綱渡り
 ・・・間違えた(-ω-)
「ザ・島巡り」でございます。

 愛媛~広島間にはいくつか島が点在しているんですね。
 ひとつひとつの島に橋が繋がっているため、車で渡り歩くことが出来るのです。
 そう。
 車に乗っていくために、車をレンタルした我等。
さんちゃんさん→仮免試験前
私→仮免取れたくせに、その後半年経ったため無効になった
けいこ姫→免許あり
 というわけで。
 アクセルかブレーキどちらかを踏んでないと気がすまない。
 というけいこ姫の運転で出発しました(✿ฺ´∀`✿ฺ)ノ
 

 さて島巡りのオープニング
 まだこの時は曇っていました。右端に橋が見えるでしょうか。
 こういう大橋を渡っていくわけです。
 ちなみにこの写真、ブロンズ像によじ登って撮りました
 目的のためには、手段を選びません。
 何 か 問 題 で も ? (-盆-)


 最初の大島はツツジがとにかく奇麗でした。
 展望台に上がる階段を登ると演歌が流れる。
 そんな仕掛けをしている暇があるなら、もうちっといい選曲をせいや(-皿-)
 ゆったりと走る客船がのどかで、穏やかな海の色は美しい翡翠色。
 点在する無人島達の緑が目に沁みる。
 美しい風景ですたー(✿ฺ´∀`✿ฺ)ノ


 こちらは伯方島
 そう、「はっかったっの塩♪」のCMでおなじみの伯方島です。
 この島についた頃に空が晴れました。
 脳髄にくるくらいの美しい海でした(*T▽T*)/
 こんなに透明度が高い海は、沖縄以来です。
 足を浸してみましたが、冷たいっ!!
 やっぱりまだ5月じゃあ海水浴には早いでおますか~(-3-)チェッ
 真っ白な砂浜には人が殆どいなくて、まさにプライベートビーチ状態。
 蒼空を翔ける飛行機雲。
 静かな潮騒。
 ひたひたと足を染める海の泡沫。
 風さえも蒼く染まって見えました。

 こちらの島で昼飯に握り寿司を食べました~w 
 ちなみにセピは、好物を最後に残しておく性質です<( ̄个 ̄)>
 写真一番奥の白い握りを、私は淡水魚の白身の寿司(つまりあまり味が無い寿司)だと思っていたんですね。
 なんで真っ先に食って気付いた。
 これ、鯛じゃーん!( ゜Д゜)
 もっちりとした身と、しっとりとした油が、舌の上で絶妙なハーモニーとなる。
 なんちゃって、エセグルメ人になっちゃうくらい美味い!!
 ぶっちゃけ、握りの中で一番の美味でした。
 一番美味いものを一番最初に食ってしもーたぁぁorz

 気を取り直して。
 ここからは、広島まで一気に行くこととなりました。

 広島でも、ツツジが奇麗でしたねー。 
 ツツジの花が地面に落ちて、艶やかな花の絨毯を作っているんですよ!
 けいこ姫を被写体に、写真を撮りまくりました。
 いやあ、お見せ出来ないのが残念です(✿ฺ´∀`✿ฺ)ノ
 芸術的な作品が撮れましたww
 ちなみにこちらには、観光地の定めとしてソフトクリームが売られていたわけですが。
 そこに「ビールのソフトクリーム」ってのがありまして。
「ビールのソフトクリームってどんなのよ!是非ネタに!!
と思っていたのですが。
 店に入って気付いた。
 ビールのソフトクリームではなく、ピールのソフトクリームですたァァァ(*/ωヽ)イヤーン
 ピール=柚子のこと。
 つまりただの柚子ソフトクリームだったんですね。
 ・・・面白くない( ̄д ̄)けっ! ←ここ、重要

 ここから、一気に方向転換して愛媛に戻りました。
 理由は、愛媛にある「展望台」に私が行きたかったから。
 と、レンタルの車を返す時間が迫っていたから。
 その展望台は、小さい山?というか丘?全てが公園になっているんです。
 松山総合公園です。
 車でたどり着いた時には、公園の門が閉まっていて車が通れなくなっていました。
 が、脇の扉から人が入ることが出来たので、車を乗り捨てて徒歩でいきました。
 これがまた・・・なんちゅーか凄い坂道なんです。
 山登りに近いです
 しかも明かりが少ないので、暗いこと暗いこと。
 夕日がもう少しで落ちきってしまう・・・という時間帯だったので。
 ともかく急いで山頂を目指しました。

 山頂に着いた時は残念ながら日は沈んでしまいましたが。
 それでも紅に染まる地平線は美しかったです。
 そして、夕闇が落ちる空には爪で引っかいたような月がかかっていました。
 ヨーロッパの古城の門のような、塔も閉まっていて中に入れませんでしたが。
 風情があって、愛媛であることを忘れるような異国の情緒を感じました(*´∀`)ウットリ


 この日の晩飯は鯛の炊き込みご飯を頂きました!
 これはこれでまた、なかなかに美味しくw
 お腹いっぱいになってしまった、けいこ姫の分まで食べました(←食べすぎ)
 地酒を頼んだのですが、どーも店員が「女性が飲むのだから」と甘口な酒ばかりもってくる。
 日本酒は辛口だろーがあああ!!(*`□´)ノ
 と、恫喝するも。
 やっぱり甘口を持ってくる
 飲み易いのはいいですが。
「日本酒飲んでいるぜ!」と思わせるような。
 辛口な喉越しと癖のある風味が欲しかった私としては、ちょっきり残念でした。
 次こそは!!Σo(・ω´・)

 その他食べたもので、初めて食べたものその1
 
 アワビですwww
 今朝とれたアワビを海から直送。
 こりこりした歯ごたえといい、肝のまったりした味といい。
 さすがはアワビ!ごっつい美味しい。
 酒が進む進む(*´∀`)ウィック
 乾燥アワビも美味しいですが、やはり生は生らしい風味があって美味しいですねえ~。

 その他食べたもので、初めて食べたものその2

 イカの活造りです!
 いやいや、イカは勿論食べたことありますよ?
 そーじゃなくて活造りを食べたことがなかったんですよ!
 イカって透明なのね!(*´Д`)
 そんな当たり前のことを体感しましたよ~。
 足をつつくと「や~め~て~よ~って言う感じでくねるくねる。
 面白くってつつきまくっていました。 ←シドイ
 しかも店員さんが「鋏お持ちしましょうか?」と言って下さったので。
 勿論、私が自ら裁きました(☆∀☆)
 眼球まで解体しました!
 気分はレクター博士です(´∀`)アアン ←危険

 そんな感じの一日でした~w
 運転してくれたけいこ姫の隣で、ぐーすか寝るという失態をしつつも。
 全体的に目にもお腹にも美味しい一日でした!
 海鮮がこんなに美味いとは!
 向こう1年半体重計と絶交してもいいから、ここの海の幸を満喫したい!と思いました(言いすぎ)
 さて、次は内子町で明治にタイムスリップです。
 旅はまだまだ続きますぞよ~~!ε=ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ

 オマケ話。
 島にいたヤギ君
 食べるのとフンをするのと同時にやるので、可愛い~などと言って迂闊に近づけない。

 この島の塩を含んだ草を食べているわけですから。
 さぞかし肉は美味いんだろうな~(☆∀☆) 
 ああ!ヤギ鍋が食べたい!!
 なーんてことを考えておりました☆ 
 食いしん坊万歳 \(*-▽-*)/ チャンチャン


愛好家の休日倶楽部 vol.2

2008-05-14 01:23:34 | 愛好家の休日倶楽部


 先日。
 生まれて初めて。
 有給をとって旅行に行ってまいりますたー(・∀・)/
 いやあ、嬉しいです。
 有給とはこう使うべき(違

 愛媛に弁護士の友人がいるので、友人に「接待」してもらいに行きました(しかもイソイソ)
 愛媛に限らず、四国ってあまり行ったことがにゃい。
 ってか、初めてかもです(・ω・)
 四国の知識↓
 うどん>そば
 ってだけでしたからー(〃^∇^)o_彡☆あははははっ

 さて。
 愛媛松山空港についた私とけいこ姫。
 友人さんちゃんさんと一緒に、着いたすぐに飯を食べにいきました☆
 そこは愛媛の南のほ~~~~~の出っ張りの港(名前忘れた)
 そこで取れた魚介類を、そのまま「産地直送」しているところらしくw
 いきなり「サザエ御膳」を頂きましたよ!

 こちらは、店の真ん中でご飯を釜炊きしているんですよ。
 しかもですねーサザエの炊き込みご飯に、少しだけバターを落としていて。
 
 人も殺せる美味しさdeath (@∀@)アヒャ

 その後は、松山城に行きました。

 今までいくつか城を見てきましたが。
「木作りのまま残されている城」ってのは、見たことありませんでした。
「当時の情緒」をダイレクトに伝えてくる、本当に風情のあるお城でしたよ(´∀`)ウットリ
 上に行くまでのゴンドラがチト怖かったですが。
 とんでもない坂道を、あろうことかマノロのサンダルで行ってしまった私ですが。
 でも、良かったd(>∀<)b
 一番クリティカルヒットだったのは、松山市を見渡せる絶景ではなく。

 ↑この城の至るところにある、銃穴です。
 弾痕があるか探したんですけど見当たりませんですたー(当たり前)
 見るだにですねえ。
 ここで銃を構えたのかな?とか。
 やっぱり銃っていいよね!とか。
 火薬の香りって素敵ィとか。

 妄想が暴走してしょうがねえ!(ノ∀`)アイター

 さて。
 私はこの旅で知ったのですが。
「千と千尋の神隠し」の舞台となった湯場が、愛媛にあるでつね(・盆・)
 それが、「道後温泉本館」なんですが。

 ↑の写真だけ見ると、「は?どこが千と千尋?って思うと思いますが。
 これが夜の風景を見ると分かる。

 こう・・・いかにも湯婆婆が出てきそうな趣きですな(褒めてんのかけなしてんのか)
 実際には、番台には湯婆がいず。
 顔が湯婆婆な人々が湯に使っていました(←失礼)
 
 ま、「千と千尋」はどーでもいいんです(どうでもいいんかい)
 ここはですね、かの夏目漱石先生が小説『坊ちゃん』で登場させた湯場であり。
 後日こき下ろしまくった湯場ですね(-∀-)ニヤリ
 通常は¥400くらいで入浴出きるのですが。
 確か¥1,500くらい払うと、個室が取れるんです。
 その個室で浴衣に着替えて湯場へ→その後部屋でまったりお茶とお菓子を食う、ってのが出きるんですね~。
 ただし、制限時間が80分
 部屋にあがる→浴衣に着替え→地下にある皇族専用の湯場を見学→フロに入る→部屋でまったり
 このスケジュールを80分はキツイ><
 ぶっちゃけオフロ10分くらいしか入れませんでしたよー(でも髪まで洗った)
 ちょっと熱めで深くて気持ちいいのですが。
 ぶっちゃけ湯場がチャチイ(-皿-)
 3畳分くらいの広さしかなかったせいかもしれませぬ。

 でも、部屋でまったりは大変風情があって良かったです。
 ちょっと変わった茶碗で出してくれるお茶と、通称「ぼっちゃん団子」と呼ばれる団子をつまみつつ。
 欄干から外をうっとり見遣りながら、散漫な時間を「味わう」のがね。
 いーですねー。
 明らかに夏目漱石の時代にゃ、外に見渡す限りの田園が広がっていて。
 今は排気ガスとビルしか見えないとしてもね(-盆-)むかっ(怒り)

 さてさて。
 私はこの旅で知ったのですがパート2。
 問い:愛媛の特産物を述べよ
 ・・・・。
 ・・・。
 ・・。
 ポンジュース!(・∀・)b
 って、大概の人は思いますよね?ね?
 愛媛の名産は「鯛」もあるらしいですわよ、奥さん!(誰
 後、「じゃこ天」っていう料理が有名らしいです。

 ↑ですね。大きさはピンポン玉より、ちょっとばかし大きいくらいかな・・・。
 今まで「じゃこ天」って、ぶっちゃけ「じゃこ」の揚げ物だと思っていましたが。
 高級魚ではなく近海で漁獲された魚のすり身の塊を形を整え、油で揚げた魚肉練り製品(by Wikipedia)
 それってつまり・・・。
 はんぺんの揚げ物じゃーん!!(〃^∇^)o_彡☆あははははっ
 と思っていましたが、実際には「ツミレの揚げ物」って感じでした。
 食べてみても、やっぱり「ツミレ」って感じですた(-ω-)
 しかし、「鯛メシ」の方はですね、もう脳みそ吹っ飛ぶくらいの美味しさでした。

 ↑白米の上に、鯛の切り身を乗せてたっぷりと薬味ネギをかける。
 さらに全体に甘めのタレをかけて、かっ込む!
 これがまた・・・。
 とんでもなく美味い!!

 神さま、空腹を返して!(´人`)

 って、言いたくなるくらい、とんでもなく美味しいかったです。
 モトモトは、漁師のお馴染みの飯だったらしく。
 船の上で取れたての鯛をさばいて、ご飯に乗っけて食べていたのが、いつの間にやら巷で人気メニューとなり。
 愛媛の代表的なメニューに発展していったようですね。
 いや、本当に美味しかった。
 愛媛に行くことがあれば、是非この鯛メシを食べて頂きたい。
 本当に本当に。

 人も殺せる美味しさdeath (>∀<)b

 そんなこんなで。
 まだまだ続きます。
 愛好家の休日倶楽部。
 次は島並み街道を車でGOだーい!!ε=ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ