今年もやってきました!
そう!感謝祭(Thanksgiving Day)です!!
今年は11月27日(11月の第四木曜日)でしたねえ(・∀・)
アメリカでは感謝祭は休日になるので、暦からお休みになるんですが。
残念ながら日本は通常の「平日」ですので。
ワタクシ、有給取りまちた(つ∀`)エヘ
愛犬もびっくり。
バカまっしぐらです。
そ れ が ナ ニ か ? (゜∀゜)アヒャ
去年、一昨年と、ホテルディナーを食べに行ってましたが。
今年はねえ、あんまりホテルディナーやってなくて。
やっていても、告知が遅すぎ(-3-)
というわけで、ハーバーにあるレストランの感謝祭ランチを食べに行こうかと計画。
感謝祭は、愛する人と過ごす休日ですから。
自他共に認める私が一番愛する人、けいこ姫と一緒にハーバーに行くことにしました。
で。
起きたら待ち合わせ時間30分前でしたΣ(ノ∀`*)アチャー
大慌てで用意して、待ち合わせ場所に向かう。
ハーバーまでの道のりは概ね分かっていたんですが・・・。
港の建物は複雑で・・・どこに入り口があるのかイマイチ分からなくて
ランチ時間は昼2時までで。
たどり着いたのが昼2時5分。
たった5分の遅刻ならいいんじゃない?客商売だしねw(>∀・)b
なーんて思っていたんですが。
無 碍 に 断 ら れ る ( ゜Д゜)ポカーン
をい!
をいをいをいをい!!
「お客様」は「神さま」だぞ!?
出来ないとは何事?(-盆-)(←遅刻したくせに逆ギレ)
ま、そんなわけで。
いつの時代でも、困った時の救うのは・・・。
プ ラ ン B で す ! (✿ฺ´∀`✿ฺ)ノ
感謝祭ディナーをやっている赤坂のレストランを、ワタクシ調べておりまして。
もしも、の時のために連絡先を控えておいたんですね。
んで、その場でレストランに電話。
当日感謝祭ディナーの予約を取り付けました!
電話口で
「今日ですか?」
と驚かれましたが
「ええ。今日です。女性二人です。なんとかお願いします!」
と電話口で頼み込んだら
「・・・わっかりました~♪」
と言ってもらえましたw
ネゴシ、成功(>∀・)b
お客様は神さまだもんねえ。
多少の無理は飲み込んでくれるのが飲食業界。
これがあるべき姿じゃ! (╬ಠ益ಠ) ←勝手(笑)
ディナータイムまでは、色々歩いたりウィンドウショッピングしたり。
まったり過ごしました。
予約時間になったので、赤坂のレストランに行きました。
「Lawry's The Prime Rib,Tokyo」です。
こちらは基本ローストビーフのお店です。
感謝祭の時は、特別にターキー料理コースを提供!って感じでした。
↓がお店の外観です。
よく考えたら、赤坂って「高級住宅地」なワケで。
この店も、近くにアフリカ大使館があったりするんです。
行って気付いたんですが。
超高級なお店でした!(((( ;゜д゜)))アワワワワ
まず、入ってすぐにイケメン6人くらいに出迎えられる。
クロークに荷物を預けて、シックで大きな階段で階下に下りていく。
全席ふっかりとしたソファ?がズラリ。
しかも!しかもですよ!
店員も客も半分以上が外人(しかも黒人)(´Д`;≡;´Д`)アワワ
に、日本語が通じなかったらどうしよう?
つか、感謝祭ディナーを2人前って英語で何って言うの?
など、色々な思いが頭を駆け巡りましたε- (´ー`*) フッ
やってきたテーブル担当。
普通に日本の女性でしたwww
コース料理の金額は¥4000。
内容としては・・・
・焼きたてパン
・オリジナル・スピニング・ボウル・サラダ
・肉料理(ターキーかローストビーフか選べる)
・ヨークシャー・プディング(小鍋で焼くイギリスの伝統的なパン)
でした(飲み物は別会計です)
内容を考えると、非常にお高いコース料理と言えるでしょうねえ(´ω`)
でもねえ、この店の平均予算は一人¥9,000~¥10,000なんですよ。
そう考えると、実は(店にとっては)めちゃめちゃリーズナブルなコース料理なのです。
凄いなあ~と思ったのは。
サラダを美味しく食べてもらうために、サラダ用に「冷やしたフォーク」を用意するという。
どんなフォークで食べても同じやん(>∀<)ノ
と思うんですが、そこまで「心遣い」を見せてくれるレストランなんですネンw
ではでは。
その超高級なターキー料理はどんなかと言うと・・・。
↑こちらです。
ターキーは3種類の製法で作ってあり、グレービーソースをたっぷりとかけてありました。
感謝祭と言えば外せないマッシュポテトも、ソースひたひたな感じでw
クランベリーソースでも食べたい人のために、小皿に入れてくれるという心遣いww
よく考えると、私は今までグレービーソースがけのターキーは食べたことなくて。
去年も一昨年も、グレービーじゃなかったんですよ。
今年はグレービーだぁぁぁ(*´∀`)
と喜び勇んで食べたところ。
・・・・ヤヴァイです。
ヤヴァ過ぎる。
人も殺せる美味しさdeath(*T∀T)クッハ~
今まで食べたターキー料理の中で。
文句無くベストヒットでした(っつても3回しか食ったことないけど)
↑分かります?このジューシーさ。
ターキーは基本的に油が少なく、ヘルシーとされておりますが。
こちらのターキーは油が「ない」んじゃないんです。
油があるけど「しつこくない」んです。めっちゃ上品な味なんです。
がっつりしっとりこってり。
ああもう、マジで至福でしたwwww
ソースもヤバくって。グレービーソースってこんなに美味いものなのかと
あまりに美味しかったので。
ヨークシャー・プディングで全て拭って食べてしまいましたΣ(ノ∀`*)テヘ
さて、けいこ姫の方はローストビーフを選択しておりました。
んで。
サラダを食べた後しばらくしたら。
日本人の店員さんと一緒に、映画で二挺拳銃を華麗に使いこなしそうな黒人さんが。
ビシッと黒制服を着こなしてやってきたわけです。
しかも背後に、子供一人横になれそうな銀色のカプセルを引いて。
私達、殺(ヤ)られるのか!?(;@Д@)
と一抹の不安が過ぎってしまうくらい、デカいんです(いや、誰も思わないって)
日本人の店員さんがニコニコと笑って
「ではこれから、ローストビーフを作らせて頂きます。
本日料理を担当します、ジョンです。」
と黒人さんを紹介しました。
ジョン、こちらに向かって人も殺せる(憶測)目でニヤリと微笑み
「夜露死苦」
って!オイ!
日本語かよッ!!(しかも発音完璧)
超どうでもいいことですが。
黒人さんが日本語を流暢にしゃべると。
非常に違和感があります!!(本当にどうでもいい)
ま、そんな感じで。
ジョンがカプセルを開くと、そこに肉の塊と焼き台が出てきました。
つまりカプセルは移動式の調理器具で。
客の目の前で肉を切り取って、その場で焼いて、焼きたてを出してくれるんですね。
店員さんの説明によると、肉の量は6段階(金額は勿論違う)
140g、180g、230g、それ以上のレベルは忘れました☆
んで、よく200gハンバーグとかファミレスにあるじゃないですか。
なかなか食べきれる量じゃないから。
きっとけいこ姫は140gを頼むんだろうな~と思っていた、その横で。
「じゃあ、180gお願いします(´∀`)ノ」
と言い切ったけいこ姫www
マジか!?
180って!!
マジかああああ!?
さすがけいこ姫ε- (´ー`*) フッ
タダモノじゃありませんwwww
焼き加減も勿論選べるので、ミディアムレアを選択。
んでやってきたのが↓です。
写真で見るとミディアムレアっつーより、レアに見えますよね(・ω・)
実際はどうかっていうと。
レ ア で し た (ノ∀`)ペチョン
をい!
つか、ジョン!!
ちょwww
おまwwwww
ちゃんと日本語話すなら、ちゃんと肉を焼けwwww
まあでも↑こんだけ赤みがあるのに、とんでもなく柔らかいっつー凄い美味い肉でした。
私もちょっと頂きましたが。
胸焼けを起こさなかったので、肉の質が相当いいのだろうなと思いました。
ソースは当然グレイビーじゃないんですが、なんつーか。
ご飯にかけて食べたくなるソースでしたwww(←発想が庶民)
本当はデザートも食べたかったのですが。
何しろ一品一品がめちゃ高いので、遠慮してスタバに行くことにww
そんな感じで暮れていった感謝祭でした。
いやー本当に美味い料理を食べたって感じです(・3・)♪
段々自分の中で感謝祭は、「愛する人を感謝する日♥」というより。
「美味いものを食べに行く日(。≖ฺ‿ฺ≖ฺ)ニタァ♥」と化しているような気もしますがwww
まあ、よかよか。
来年も是非、美味いものを!!(だから違
恋愛系の相談を見ていて思うこと。
「恋人がいる人を好きになりました。どうしたらいいですか?」
という相談に、本当に多くの人が
「奪ったところで奪われますよ!大体自分が恋人の立場だったらどう思いますか?(-盆-)」
って仰っていますが。
私はコレ、非常に疑問に思いますね。
そもそもですね。
「奪ったら奪われる」となる「根拠」を述べよ、って感じです。
自分が付き合っている人より、もっとステキな人が現れたら。
そっちに気持ちがいくのはしょうがないことでしょ?
「想うこと」は止められないんだから。
そっちに気持ちがいくからって、「気持ちがフラつきやすい気質」とも限らないじゃない。
なんで、「奪ったら奪われる」なんて言い切れるんですかね。
これがですね、恋人がいる人と付き合ってないのに「体の関係を持った」っつーなら分かります。
そういう人は、恋人にも自分にも他の人にも「不誠実」な。
所詮、自分さえ良ければいい人なんで。
だから「歴史は繰り返す」のであって。
必要な「ケジメ」をつけられる人なら、別に「歴史は繰り返す」とは思わない。
つまり、奪うことになろうが「また奪われるとは限らない」と思います(-∀-)ノシ
大体ねえ、横恋慕する方は「恋人の気持ち」なんて考えなくてよし。
正々堂々と戦えばいいんです。
戦って何が悪いんでしょうね。
選ぶのはその「好きな人」なわけで。
その人にとって「魅力的」と思える人が、選ばれるってだけの話。
横恋慕したほうが選ばれたら、恋人にそこまでの「魅力」がなかっただけ。
「恋人」って立場にあぐらをかいて、常に「一番の存在」でいられるような「努力」をしなかった。
自分の「怠慢」こそ、反省すべき。
横恋慕した方を恨むのは、「筋違い」と思いますね( ̄д ̄)ケッ
常に「一番の存在」でいられる努力をしていたら、横恋慕する人が現れようが二人の絆は揺らぎませんよ。
揺らぐってことは、所詮「その程度の仲」だったに過ぎない。
そういう「事実」を認めたくないから、
「奪ったところで奪われますよ!大体自分が恋人の立場だったらどう思いますか?(-盆-)」
↑こんな風に言っているだけじゃないの?って。
私は思ってしまいまふ。
「恋人」だから選ばれるんじゃない。
その人にとって「必要な人」が残されていくんです。
それは、必ずしも「恋人」とは限らない。
それだけのこと。
好きな人に恋人がいた。
だ か ら ナ ニ ? (・∀・)
ガンガンとアピールすればいいと思いますね。
ただし、絶対に「友達以上の行為」はしない。
そして、もし相手が自分を選んでくれたら。
きちんと「別れた後」で付き合うこと。
そうやって、横恋慕する人は自分自身に。
好きになった人は付き合っている恋人に対して。
「ケジメ」をつけられればいいと思うんです。
その「ケジメ」をつけられないと、一気に「誠実な関係」から「泥沼」になりますけどね。
アピールすることが悪いんじゃない。
ケジメをつけられないことが悪い。
だから、自分にも相手にも「誠実」になって。
正々堂々と、戦えばいいじゃん!って思います。
いつだって恋は、「ガチ勝負」ですから!(b∀`)b
と、かつて恋人を「奪われた立場」の私は、そう思います。
日本で言うところの、「オフクロの味」とは何か?と問えば。
一番にくるのが「肉じゃが」なんでしょうか(・ω・)
それはもう古い?(笑)
私は「オフクロの味」つったら「カレー」ですね。
「カレー」って、物凄い家庭によって味が違うじゃないですか。
家庭ごとの創意工夫があるしね。
だから、私は「カレー」こそ、「オフクロの味」にふさわしいと思うんですけどねえ~。
ま、そんな与太事はおいておいて(-∀-)
ちょっと昔のアメリカ人の「オフクロの味」って、コーンブレッドなんじゃないかと思う次第。
日本で言うところの「肉じゃが」に当たるもの。
昔はお母様が家でパイを焼いたりパンを焼いたりするのが、当たり前だったと思うんですが。
そんな時に、このコーンブレッドを焼いていたんじゃないかな~って思うのです。
まあ、なんでそんなことを思ったかと言うと。
映画「グリーンマイル」で、コーンブレッドが出てくるからなんですね(爆)
死刑囚の官房通称「グリーンマイル」の官長をトム・ハンクスが演じているアノ映画です。
結構好きです(・ω・)
内容が単純で分かりやすいし、役者さんの演技もなかなか分かりやすいし(上から目線)
この「グリーンマイル」に、ジョン・コーフィという奇跡の力を持った囚人がやってきます。
んで、ある日官房で騒ぎが起こって。
もともと持っていた病気(?)が酷く痛んだトムハンクスに、このジョン・コーフィが奇跡の力で癒してあげるんですね。
そのお礼にっつーことで、トムハンクスの妻がコーンブレッドを焼いてあげるんです。
↑ジョン・コーフィがコーンブレッドにかぶりつく様(笑)
とんでもない字幕が出ているシーンでスマソ
まあ、この時のコーンブレッドに対する囚人達の目の輝きっぷりがね。
もう、遊園地に連れて行ってもらった子供と同じなわけですよ。
「コーンブレッドだあああああ」
みたいな感じになっているわけです。
それ見て思ったのです。
そんなに美味いのか?(-∀☆)キュピーン
とね。
そしたら、やっぱり思うじゃないですか。
美味いならば、食べねば(☆∀☆)キラーン
コーンブレッドはどこで手に入れられるのか(←ハナから作る気のし)
ということで、探しました。
パン屋さんに置いてそうではなりますが、どこのパン屋さんにも置いてるわけじゃなかろうな~と思ったんです。
しかし、こういう時のインターネットって素敵w
あっさり東京駅の地下にあるbeOrganicで売ってました!
ここのすごいところは、コーンブレッドがホールで売っているところです。
12センチホールと、15センチホールとありました。
お値段はそれぞれ¥630と¥1,155ですね。
↓こちらが15センチホールですww
それ以外にもピースで販売もしております。こちらは¥315とお手ごろ価格w
こちら↓がそのコーンブレッド(ピース)です。
ぶつぶつがあるの、分かります?
これ、コーンが入っているんですよ!(しかも結構沢山w)
食べてみると・・・。
美味いッ!!(✿ฺ´∀`✿ฺ)キャー
ちなみに、コーンブレッドは「パンにコーンを混ぜて焼いたもの」ではなく。
乾燥させたコーンを挽いた「コーンミールで作ったもの」です。
イーストを使いません。
だから、混ぜてプライパンで焼いて出来上がり!くらいの勢いで、簡単に出来るパンなんですね(じゃあ自分で作れYO!笑)
食べてみると分かるのですが、コーンミールなのでパサパサしてます。
でも、コーンの独特の甘みが非常に美味しい
食べやすいので、バターをつけてそのまま食べてもいいし。
チョコレートかけて食べてもいいと思いますし。
ミートソース系のものと合わせて食べても美味しいと思います。
非常にバリエーション豊かに楽しめる食べ物だろうな~と思います
簡単に家庭で作れるものだから、きっと子供のオヤツに最適だったのでしょうねえ。
これがアメリカの家庭に馴染み深かったっつーのも分かる気がします(-∀-)
もし、自分に子供が出来ることがあったら、是非一緒に作って食べたいです。
そんで子供が成人して、友人に「オフクロの味っていえば何?」と聞かれた時に
「カレーとコーンブレッド」
と答えて友人に
「は!?」
というリアクションをしてもらいたいですね~~~ ニヤ(-∀-)ニヤ
うーん。夢(というか妄想?)は広がる一方ですw
たまには真面目に語ってみやうかと(-∀-)ニヘラ
最近愛好家(マニア)なネタか、食い物ネタしか書いてなかったので。
私は基本的に「誰かのため」という言葉を信じません。
例えば恋人が別れの時に
「このままだと君を苦しめるだけだから、君を苦しめたくないから君のために別れたい。」
みたいなことを言うこのセリフ。
ちっとも「君のため」じゃないと思いますね~。
努力しきれない自分が相手を不幸にするのを見たくない「自分のため」でしょ?と思います。
そう。他者との関わりにおいて、「自己満足」というのは常に深く根付いていて。
「誰かのため」というのは往々にして「御為転(おためごか)し」ではないかと考えます。
多分、マザーテレサレベルまでいかないと、「誰かのため」なんてないと思います(・ω・)
私は、人は基本的に「心理的利己主義」であろうと思うのです。
「心理的利己主義」とは、「人間の行為は自分自身の利害に常に動機付けられている」というもの。
複雑な経路を保っていようが、そこに「利害」があるから人は動いていくのだと。
そんな風に考えます。
だからこそ、一見自分の利益より他人の利益を優先させるような「利他主義」ちっくなものを見ても。
いやー、んなことないっしょ ( ̄д ̄)けっ!
という非常に冷たい視線を向けてしまうんですね
先も言ったような「御為転し」はダイキライなんで。
しかも「御為転し」のくせに「相手のためにしょうがない」などと自己満足に浸っているような人は、悪いけど虫唾が走るくらい嫌いなんで。
いちいち訂正したくなります。
アータの行為は、所詮は利己主義なんだよと(←迷惑)
さて。話がすっ飛ぶようですが。
人は無意識下で感情や欲望や衝動を生み出しますが。
そういう無意識下で生み出す機能を「エス」と呼びます。
対して表意識(←自分が自覚できる意識)で現実に適用させる機能を「自我」と呼びます。
この「エス」と「自我」の中間にあって、「エス」からの指令を「良識・常識・道徳・倫理感」で抑制・規制する機能を「超自我」と呼びます。
エスがまんま表に出ちゃったら、とんでもないことになるので(´∀`)
ちゃんと理性のフィルターで濾してあげないといけない。
このフィルターの役割をするのが「超自我」ですね。
ま、なんでこんな話をするかというと。
「エス」から伝達されたものが、「超自我」を通って「自我」に伝達された時。
そこに「勝手な理由ずけ」がなされる時がある。
それがつまり、「気付いてない利己主義」になっているんじゃないかなって思ったのです。
じゃあ、そもそもなんでこんなことを語ったのかというと。
最近知り合った人の、「生き方」について疑問を持ったからなんですね。
その人は、とても素直でちょっと天然の優しい人です。
ただ過去の恋愛で非常に傷ついたことから、
「大切な人を絶対的に守り抜く存在になる」
と心に決めて、それを実践しようとしているところのようでした。
この「絶対的に守り抜く」っつーのが、例えば「浪費癖があるからそれを辞める」だとか。
「人の話の途中に割り込まずに、きちんと最後まで話を聞いて共感してあげる」だとかなら。
私も大賛成なんですけどね。
彼の選んだ道ってのは「感情をシャットアウトして、物事に動じない人物になって大切な人を守る」だったんですよ。
・・・・(;´-ω-)
感情をシャットアウトなんて出来るかいな
いや、自分それに近い状況になったことありますが・・・。
正直本当にシンドイです。人って感情をシャットアウトすると、とんでもなく「心が乾く」んです。
「心が乾く」と、何をしても何を見ても心が感じなくなる。
マイナスに反応しないと同じ、プラスにも反応しなくなる。
愛しいという感情や、優しくしたいと思う感情すら、なくなるんです。
その時に思いました。
鈍色の心では、鈍色の幸せしかつかめない。
それは自分の「本意」とは違う、ってね。
彼も、同じ間違いをしているように思う・・・。
「大切な人を守るため」という「利他主義」にみせかけて。
彼が求めているのは「自分らしさ」を自分の力ではなく他人に「委託」することで、確実に「幸せ」にしてもらいたいと願う「利己主義な願望」が故なんじゃないかと。
情緒をなくした自分が、情緒豊かな相手と付き合い。
その相手を傷つけないように、感情をなくして守り続け。
相手が「幸せ」であることを見届けたいっていうのは。
つまりは自分の「肉」を相手に食わせ、食わせるからこそ相手には「幸せ」になって。
自分を「養分としたこと」を、美しく「昇華してほしい」って願っているに過ぎないと思うんです。
それって誰のため?
結局は、「自分のため」でしかないのではないか。
そう、思ったんですね。
心理的利己主義に彩られた、歪んだ愛情表現は結局歪んだ関係を導き出してしまう。
そうじゃなくて、奇麗に「エゴ」-「超自我」-「自我」の連結が取れた。
あくまで「ありのままの素直な自分」として生きるのが、一番の「幸い」なのではないかと思うんです。
哀しみは哀しみのまま。
苦しみは苦しみのまま。
喜びは喜びのまま。
愛しさは愛しさのまま。
ただありのまま、心に抱き表現していけばいい。
そして「大切にしたい人」と、お互いに想いを享受しあい昇華しあっていけばよい。
そういう深く築かれる「絆」が、「希望」を生み出す。
「こんな風に幸せを感じさせる人がいるのだ」という「希望」が、人の心に「強さ」を生み出す。
その「強さ」が、結局はその人を「守って」くれるんだと思うのです。
人は支えあって生きていくものだけど。
結局自分を最後に守るのは、自分自身の「強さ」だと思う。
だから、「なんちゃって利他主義」で強さを生み出す方法を模索するんではなく。
「利己主義」全開で、いかに「強く」なるかを模索すべきなんじゃなかろーか。
それが結果的に相手にも「幸せ」を齎すならOKじゃん。
・・・と、そう思うんですけどね(;´Д`A ```