逝って来ました!!
蟲の宴
新宿シアターモリエール。
演劇をしたことある人ならば知っているだらう、小劇場にて。
それは開演されたのでした~。
DVDボックスの発売ということもあり、蟲師のDVD(特別編集ヴァージョン)をあますところなく見てしまおうぜい~という企画でした。
衛星が見られない故、ハンケチを噛み締めて悔しい想いをした私には、願ったり叶ったりの企画です。
嗚呼、『眼福眼禍』が見られた!!
だうしても、だうしても、だうしても見たかったんですぅ。
スクリーンで見るとマタ・・・雰囲気が違う。
蟲師の世界の中に、自分がいるような気がしますです。
素晴らしかったなあああああ
『綿胞子』から『篝野行』までを一気に見て、休憩を挟んで『眼福眼禍』と『草を踏む音』を上映。
その後、ギンコ役の中野裕斗さんと監督と、廉子役の伊瀬 茉莉也さんと対談&質問タイム。
意外だったのが、『篝野行』です。
野萩さんの声・・・。
いひ。
深く艶があって、気品がありながらちょっと哀しい感じ。
素敵だわっ!!!!
個人的には、そんなに『篝野行』の話は好きではないのですが。
あの声にノックアウトされました。
嬉しかったのが、今回の会だけの特別演出。
中野さんと伊瀬さんが、目の前で台本を読んで『緑の座』の一場面(別れのシーン)を演って下さったんです。
中野さん、すげええええええ!!
一瞬にして、ギンコの役に入れるアタリ、さすがはプロです。
クールな中にも、しっかりと芯があり、己の筋を通す(けして世間の筋でないのがミソ)直向きな強さがあり、そしてそこはかとない「優しさ」がある、アノ独特の情緒。
それを一瞬にして、言葉に載せて表現出来るのは、ゴイスー。
ほんの少しだけの、読み合わせ演出でしたが。
ぶわわっと鳥肌が立ちましたとも。
声優さんって・・・・スイーナ(当たり前か)
この宴に参加出来ることで、向こう5年分の幸運を使ったような気がしますが。
それだけ価値があるものでした。
ぜひとも、今度は木々生い茂る自然公園とかでやって頂きたいですね。
本当の「蟲の宴」を満喫したいものです。