南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

私たちにいま出来ることは

2011-03-13 14:31:46 | ユニオン
想像を絶する惨事です。
この巨大地震で破壊された地域の復興を果たすことが、これからの日本の将来を決めていくでしょう。
国政のゴタゴタなどは断じて許されませんし、マスコミや国民も一丸となって復興に協力していく必要があります。
もしそれが適わなければ、この国を見限る人たちが多く出てくるかもしれません。

さて、まず私たちには何が出来るでしょうか?
評論家でいてもなにも始まりません。
被災地では住む所も、着る服も、働く場所も、水や食糧さえも無くした人たちでいっぱいです。
いつか私たちも遭遇する(であろう)災難です。

街にはすでに有志による“カンパ活動”がはじまっていました。
まずはこの“カンパ活動”に連合全体で取り組むべきでしょう。
しかしタテヨコの整理をしなければなりませんので、早速連合本部の古賀会長に電話で要請いたしました。
「とりあえずできることは組織内“カンパ活動”だと思います。
しかしそれをタテ(産別)で行なうのか、ヨコ(地域)で行なうのかを整理しなくてはなりません。
どうか連合本部で早急に整理をお願いします」
会長は快く了解され、明日中には方針を展開すると約束してくれました。
加えて、「この国難に対しての“カンパ活動”にチャラチャラした小銭では足りませんから、清水の舞台から飛び降りるくらいのカンパを全組合員によびかけて欲しい」と訴えました。

テレビに流れる映像を見ていると飛んでいって崩れた家々をなんとかしたいとの思いに駆られますが、まだまだその手のボランティアが要請されている状況にはありません。
激情に駆られてかけつけても、かえって足手まといになるのが落ちです。
それは、以前講習を受けたボランティアコーディネーター要請で学んだことでもあります。
どうぞみなさん、暖かい手を被災地のみなさんに差し伸べてください。