南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

またまた驚く川勝人事

2011-03-01 22:15:42 | 政治
今朝の朝刊を見てびっくりしました。
川勝県知事がまた大変なことを発表していました。
地域外交の新設補佐官に「東郷和彦」氏を、県の3公社(土地開発・道路・住宅供給)理事長に「矢野弘典」氏を任命するという記事です。

“知る人ぞ知る”この二人は大変な人物です。
この二人を口説き落とすことを可能とする川勝人脈にはあらためて驚かされました。
川勝さんは本気で独立国“ふじのくに”をつくろうとしているのかもしれません。

「東郷和彦」氏は、外務省在任中に北方領土返還の取り纏め寸前になって、田中真紀子と鈴木宗雄の闘いに巻き込まれて頓挫を余儀なくされた内外ともに有名な実力派外交官です。
(当時の事件は佐藤優氏の「国家の罠」に詳しく書かれています)
この実力派が静岡県の“地域外交”官になるということの意味合いはとてつもなく大きく深いものがあります。

もう一人の「矢野弘典」氏も、東芝再建あるいは土光臨調で有名な「土光敏夫」氏の愛弟子として直接指導を受けて経営手法を学んだ方で、強力なリーダーシップの持ち主です。
土光氏に直接身を持って教えられたという矢野氏の口癖は、「現場を歩け、倉庫を見ろ、現場作業員に質問しろ」「素人でも毎日見ていれば、ゴミが溜まるなどの変化が分かる」「綺麗なところほど生産性が高い」など、まさに川勝イズムとも共通するものがあります。
東芝から経団連専務を経て、中日本高速道路会長として活躍された方で、第2東名開通に尽力された方でもあります。

まさに時期を得た最適人事だと私は思います。
なにかワクワクしてきましたが、今年の地方選挙でなんとしても川勝与党である“ふじのくに県議団”の勢力拡大を図らねばなりません。
今宵は地協の要請によって富士市の決起集会に応援で入らせていただきました。
静岡市長選挙もいよいよ波高くなってきました。
ひとつひとつ丁寧に丁寧に進めていきたいと思います。