南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

秋色の風景

2009-10-18 19:55:22 | Weblog

平日の散歩は早朝5時スタートですので、10月のシーズンからはほとんど暗闇スタートです。
お休みの日は出勤時間を気にしませんので、6時に歩き出します。
まだ日の出前。川の向こう側の山の彼方が薄く朝焼けし、おぼろげに赤く染まっています。
いくつか残っている稲刈り前の黄金色の田んぼと、土手のブタクサの黄色い花と、めっきり涼しくなった朝風に揺れるススキの穂・・・・。
刈り取って干しあげている稲穂の匂いと、かすかなキンモクセイの香りが、風に乗ってやってきます。
そのうちに遠い高き峰から、朝日を浴びた山肌が浮かび上がってきます。
何は無くとも“江戸むらさき”じゃあなくって、何は無くともこの“自然”が一番好きかもしれません。
今日も素晴らしい朝のスタートを切れました。

こんな秋の風景は“秀吉号”にもおすそ分けしなければなりません。
ちょうどいい具合に、参院補欠選の応援に、原口大臣と新党大地の鈴木宗男氏が静岡入りします。
二人の顔を見がてら遊んでこようと思い立ちました。

お昼に入ったお好み焼き屋はなかなか曲者のお店で、お好み焼きとお酒が楽しめます。
街頭演説は2時からですからたっぷり時間はありますが、財布には3千円しかありません。
マスターに頼んで3千円以内で飲み食いさせてもらえるよう交渉。
出てきたものは、「かき塩焼き」「味噌漬け豆腐」と「オリジナル焼きそば」。
飲み物は、“生中1杯”と“手取川あらばしり(大吟醸)1合”と“水道水3杯”です。
この中で初体験は九州産の「味噌漬け豆腐」、めっぽう旨い逸品でした。
特製の味噌に1年間漬け込んだという豆腐は、まるでチーズのような味と舌触りでした。
これで2980円、後ろ髪を引かれる思いで店を出て、街頭演説を聴きに行きました。

演説はやはり鈴木宗男さんが上手かったですね。
開口一番「私が本物の鈴木宗男です」、どっと聴衆を笑わせてくれます。
原口さんはだいぶお疲れ気味の様子でした。
それにしても来週の日曜日に迫った補欠選挙、なかなか盛り上がりません。
自民党候補者の事務所ものぞいてきましたが、ほとんど人がいませんでした。
どうなっちゃったんでしょうか?

“秀吉号”と二人、沈みかけている夕陽に向かってトボトボと帰りました。
今日もいい1日でした。感謝します、ありがとう。
また明日もいい日でありますように。