民家の西側には土塁が残るお城。
お城のデータ
所在地:甲賀市甲賀町油日字藤ヶ谷(旧甲賀郡甲賀町油日字藤ヶ谷) map:http://yahoo.jp/UTXlpU
現 状:個人宅・畑地・竹林
遺 構:土塁、堀
区 分:丘城
標高:240m 比高差 3m
築城期:室町期
築城者:
城 主:
目標地:バス停「藤ヶ谷」寸前左手北側の民家
駐車場:西側空地 無料駐車場
訪城日:2014.7.28
曲郭Ⅰの土塁
お城の概要
五反田口城は、甲賀町油日のうち南方、藤ヶ谷地区の県道4号線に面した丘陵裾野に築かれている。
北方は生活道路、南方が県道四号で分断され、五反田川をのぞむ丘陵の先端に位置している。
丘陵斜面を切り込んだ長方形の主郭(現在は民家敷地で立入不可)となっていて、西側に高さ約2m程の土塁が残っている。 主郭西側に二の曲輪があり、市道に面した竹藪には約1m程の土塁が残っているようだ。が
縄張りは図のように2つの曲輪からなり、主郭Ⅰは現在は一面に個人宅が建っている。
またⅡは荒地となっていて、Ⅱの北西辺のと土塁が雑草・竹林で確認できない。曲郭Ⅱにはかつて「山崎十二人塚」の一つが存在していた。
曲郭Ⅰの北西の土塁は、公園化された北西側から確認出来る。
しかし城全体が宅地造成によって改変をうけ、土塁はほとんどが消滅したと思われる。
曲郭Ⅰの北西の土塁
公園化された北西側、シーソーが一基設置されている、北側の削平され公園化・・入城口。
歴 史
詳細不明。
五反田口城は、室町時代に築かれたが築城者は定かでない。
攻撃や監視の足掛かりの役目を担っていたことも立地上考えられる。
参考資料;滋賀県中世城郭分布調査、淡海の城、近江の城郭、甲賀市誌7巻甲賀の城
本日も訪問、ありがとうございました!!!感謝!!