城郭探訪

yamaziro

山田城 近江国(草津)

2013年12月09日 | 居館

市立武道館と山田城址説明板。

所在地:草津市南山田町 マップ:http://yahoo.jp/hLxLK1

現 状:草津市立武道館

区 分:平城

遺 構:堀痕(用水路)、説明板

築城期:鎌倉期

築城者:山田氏

城 主:山田左衛門尉秀資

訪城日:2013.12.5 

お城の概要

今は草津市武道館が建っているところが城跡です。

武道館建設前に発掘調査が行われ、二重の堀が検出され、城は円形をしていたようです。今は武道館前に説明板があるのみです。

発掘時:http://www.oumi-castle.net/second_page/yamada/yamada.html

 

歴 史

鎌倉期から室町期まで山田郷を領した山田氏の居城とされます

「江州南北諸士帳」に、南北山田 住 山田幸之進の名が見える。

 山田城は、矢橋・志那と並ぶ琵琶湖の湖港山田港を支配した山田氏の城である。築城は13世紀ごろに遡るとされる。

永禄十一年(1568)、織田信長が上洛の軍を興して近江に進軍すると、城主山田左衛門尉秀資は信長に抵抗し、滅ぼされた。その後の山田城主については不明だが、元亀二年(1571)の比叡山焼き討ちに際して、信長が一時山田城に入城した。廃城時期については不明である。

 山田城は、琵琶湖の旧湖岸沿いに走る浜街道に面して築かれています。現在、城跡には市立武道館が建設され、遺構は残っていません。建設に先立ち、平成十二年(2000)に発掘調査が行われました。その結果、山田城は2条の円形の堀に囲まれた、単郭の城であったと推測されています。このうち1条目の堀のすぐ外側を同じように囲む2条目の堀は、戦国期に増設されたものであると考えられています。

  円形の縄張り、山田城が13世紀の築城当初から円形であったとすると、非常に貴重な城跡である。
   

参考資料:滋賀県中世城郭分布調査、淡海の城、近江の城郭

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