城郭探訪

yamaziro

・伊崎寺

2013年09月11日 | ブロガーによる歴史探訪情報発信

伊崎寺概要: 伊崎寺の創建は不詳ですが奈良時代、役小角が開基したのが始まりと伝えられています。貞観年間(859~77)、相応(比叡山回峰行の創始者)が再興し比叡山延暦寺の末寺となりました。古くから修行道場として知られ、荒行の1つで琵琶湖に面する断崖絶壁の上に建立された竿飛び堂から突き出した棹の先端から琵琶湖に飛び込む「竿飛び行事」が引き継がれています。

H二四年ポスター

http://www.pref.shiga.lg.jp/edu/sogo/kakuka/ma07/treasure_of_water/files/21wot-3.pdf#search='%E6%AD%B4%E5%8F%B2+%E4%BC%8A%E5%B4%8E%E5%AF%BA'


琵琶湖
大陸から若狭に上がり山一つ越えて湖北から船を出せば、湖南までは一直線の歴史的、物資的の回廊であった。

『伊崎の竿飛び』は、琵琶湖に突き出た小さな半島の先端に建つ伊崎寺で行なわれる恒例の行事(8月1日)。
伊崎寺は、貞観年間(859~877年)開基と伝わる比叡山延暦寺の末寺で、修行道場でもあった。
長さ13mの太い角材が、水平に琵琶湖に突き出され、これが俗に竿と呼ばれるもの。
褌(ふんどし)や水着姿の若者がこの竿の先から琵琶湖へと豪快にダイビング、
または、竿先につけた鉄の環に足をかけてぶら下がった状態から、7m下の湖面に飛び降りる。
竿とび行事は、今から約1100年前にこの寺で修行中の建立大師が、寺の眼下に広がる琵琶湖に空鉢を投げて、
湖上を行きかう漁民たちに喜捨(きしゃ)を乞い、そのあと自ら湖中に飛びこんで空鉢を拾いあげた、という故事にもとづくもの。
かつては天台僧や信者の修行の一つで、眼下に湖水という高所のため、震えが竿に伝わり、竿の先端にたどりつけずに落ちる者が多くいたという。
今は、事故防止のため、飛込みには一般の人は参加不可()。

近江八幡市・伊崎寺 

 

 

 


最新の画像もっと見る