北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

「つくる会」派右翼の“アキレス腱”

2011年08月11日 | 日記
教科書採択をめぐる区役所前での右翼との対峙のなかで、「つくる会」派右翼たちの“論点”(そんなものがあるとしてですが)をかいつまんで整理してよくわかるのは、彼らの発想はすべて過去の時点で停止しているということです。過去の歴史的事実については、「あの時誰々がこう言った、その時誰々がこうだった…」などとは言うのですが、現在そのものの事象とはまったく無関係にあげつらうのみです。とりわけ彼らの“論点”の破綻は、原発と現在の世界大恐慌情勢です。「国を守るために…」と言って推進してきた原発政策=核武装政策が福島原発事故で破産し、その「守るべき国」自体がみずからの体制的矛盾による大恐慌で瓦解している。この点を衝かれた彼ら「つくる会」派右翼・ファシストどもの視線は、まさしく宙をさまよっているのです。これでどうやって子どもたちを“教育”することができるというのでしょうかね。