プレイバック
日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)は2018年3月31日、機体に青いジンベエザメを描いた特別塗装機「ジンベエジェット」の初代(ボーイング737-400型機、登録番号JA8939)を退役させた。ラストフライトとなった宮古発那覇行きNU572便は、ジンベエジェットの考案者である佐々木敏文機長が操縦桿を握った。
これで 1代目 ジンベイジェット、さくらジンベイ 両機が退役した
✳️見納めとなった B737-400. JA8939
楽しませてくれた
✳️さくらジンベイ B737-400. JA8992. 退役済
新ジンベイジェット 両機とも B737-800 で運航しているが、関空にはいつ飛来するのだろうか?
余談
ジンベエジェットは、沖縄美ら海水族館とのタイアップ。青を基調としたデザインで、同水族館の人気者ジンベエザメの「ジンタ」を機体全体に大きく描き、初代は2012年12月26日に就航した。
誕生のきっかけは、佐々木機長が美ら海水族館で家族とジンベエザメを見ていた時のこと。周囲の家族も、ジンベエザメを目で追いかけたり、写真を撮っており、中には一緒に走る子供の姿もあった。そこで、ジンベエザメが空を飛んだら子供たちも喜ぶだろうと考えて水族館に提案。営業部門の及川智さんが中心となり、実現にこぎつけた。
2014年1月5日には、2号機となる「さくらジンベエ」(737-400、JA8992)が就航。初号機のデザインはそのままに、ジンタのガールフレンドをイメージしてさくら色の塗装を施し、機首には日本一早咲きのサクラ、やんばる(沖縄北部地域)の「カンヒザクラ」を描いた。
2機は737-400の特別塗装機だったが、老朽化に伴い737-800による2代目がすでに就航済み。ジンベエジェット(JA05RK)は2017年10月に、さくらジンベエ(JA06RK)は今年2月に2代目が就航している。これに伴い、初代のさくらジンベエは1月に退役済みで、今回の初代ジンベエジェット退役で、JTAの特別塗装機はすべて737-800となった。
新ジンベイ コピーです
二代目ジンベイ
関空にて