【難読漢字】「首を回らす」って読めますか?
簡単かもしれませんが…
「くびをまわらす」ではありません
突然ですが
「首を回らす」という漢字
読めますか?
「首」と「回」にそれぞれ送り仮名がついた表現ですが、
パッと読むことはできないかもしれません。
「振り返って見る」「過去を振り返る」といった意味です。
大ヒントですが、首は「くび」と読みません。
正解はもちろん……?
意外な読み方
答えは
「こうべをめぐらす」でした。
現代ビジネス編集部
首を回らすの正しい読み方は「こうべをめぐらす」になります。
首を回らすの”首”は「くび」「こうべ」「しゅ」、”回”は「まわ(る)」「めぐ(らす)」「かい」と読むことができますが、首を回らすを「くびをまわらす」と読むのは間違いです。
また首を回らすは、「頭を回らす(こうべをめぐらす)」(どちらも意味は同じ)とも書き表されるので覚えておきましょう。
次の章で首を回らすの意味と類義語について解説していきます。
2.首を回らすの意味と類義語について
では首を回らすの意味と類義語について見ていきましょう。
まず首を回らすは「後ろを振り返って見ること/過去を振り返ること」の意味として用いられています。
首を回らすを用いた例文としては、「気配を感じたので首を回らす」や、
「昔の出来事に首を回らす」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「後ろを振り返って見ること」の意味で、
後者の例文は「過去を振り返ること」の意味で使用しています。
また首を回らすの類義語としては、「想起(そうき)・遡及(そきゅう)・回想(かいそう)・追憶(ついおく)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても首を回らすと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「首を回らすの読み方と意味、”くびをまわらす”と”こうべをめぐらす”正しいのは?」でした。