福ちゃんの散歩道

コロナ禍で関空での遊びも卒業、栂地区ウオーキングコースを中心に近場の日々の散歩で何か見つけよう。🚶‍♂️🚶‍♂️

ジンベイジェットのツーショット 💕ニュース・・・・セントレア Twitterから❗️

2020-06-20 11:00:00 | 飛行機の話題(乗り物ニュース)

雨のセントレア
ジンベイジェットのツーショットシーン
良いですね
珍しいのアップする‼️
これも運休の多い今だからの
シーンでしょうか❓











関空飛来のジンベイジェットですけど・・・・
JTA  関空デイリー2便
同日 2機の記憶は無いけど・・・

2世代ジンベイ 737-800

日本トランスオーシャン航空 Boeing 737-800 (JA05RK) 


日本トランスオーシャン航空 Boeing 737-800 (JA06RK)


一代目 ジンベイジェット(退役済) 737-400

日本トランスオーシャン航空 Boeing 737-400 (JA8939)


日本トランスオーシャン航空 Boeing 737-400 (JA8992) 





JTA
懐かしい機材
日本トランスオーシャン航空 Boeing 737-400 (JA8999) 退役済



日本トランスオーシャン航空 Boeing 737-400 (JA8597) 退役済

日本トランスオーシャン航空 Boeing 737-400 (JA8993) 2019/6 退役

日本トランスオーシャン航空 Boeing 737-400 (JA8994) 2018/11 退役



新機材導入 JA01RK〜

日本トランスオーシャン航空 Boeing 737-800 (JA01RK

日本トランスオーシャン航空 Boeing 737-800 (JA02RK)

日本トランスオーシャン航空 Boeing 737-800 (JA03RK)

日本トランスオーシャン航空 Boeing 737-800 (JA08RK)


日本トランスオーシャン航空 Boeing 737-800 (JA09RK)


日本トランスオーシャン航空 Boeing 737-800 (JA10RK)



日本トランスオーシャン航空 Boeing 737-800 (JA11RK)

日本トランスオーシャン航空 Boeing 737-800 (JA12RK)





ピーチアビエーション、本日6月19日より国内全路線の運航を再開ニュース‼️

2020-06-20 00:10:00 | 飛行機の話題(乗り物ニュース)

ピーチアビエーション、本日6月19日より国内全路線の運航を再開

ピーチアビエーションは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う需要減少のため、
国内線22路線のうち12路線で運休を実施していましたが、
本日2020年6月19日より全路線の運航を再開!

再開後も一部路線では1日あたりの運航便数を減らして運航する予定としており、
国際線は全便6月30日まで運休となります。

運航再開路線】6/19~

《関西発着》釧路・新潟・長崎・宮崎・福岡・奄美・石垣
《成田発着》長崎・奄美・石垣
《新千歳発着》仙台・福岡

なお7月22日からは全便の運航を再開させることを昨日発表しており、
同日以降の1日あたりの運航便数は、
新型コロナウイルス感染拡大前に策定した国内線の事業計画通り22路線約100便となり、
繁忙期となる8月1日~8月31日は、国内線の増便を実施し、
当初の事業計画である3,270便を上回る、3,822便を運航します

関空

今日 MM125 釧路行が離陸しました

まだまだ欠航が多い中ピーチは始動ですね

新潟➡︎関空へ飛行中

*******************

使用機材

現在 保有機材.   33機
ピーチ 機材 JA805P〜JA828P              24機
(JA8O1P〜JA904P  4機 退役)
バニラ継承機材 JA04VA〜JA15VA            9機
(欠番 05VA・08VA・12VA 3機 退役)

詳細
⬇️

今は見れないバニラ時代の機材
バニラとピーチの統合を機に双方機材の退役が進んでいる

バニラエア Airbus A320 (JA01VA)

バニラエア Airbus A320 (JA03VA)


バニラエア Airbus A320 (JA04VA)
⬇️
ピーチ塗装
ピーチ Airbus A320 (JA04VA)

バニラエア Airbus A320 (JA05VA)➡︎2019/2 退役

バニラエア Airbus A320 (JA06VA) 
⬇️
ピーチ塗装
JA06VA

バニラエア Airbus A320 (JA07VA)

バニラエア Airbus A320 (JA08VA)➡︎2019/11 退役

バニラエア Airbus A320 (JA09VA)

バニラエア Airbus A320 (JA10VA)
ピーチ塗装
⬇️
ピーチ Airbus A320 (JA10VA)



バニラエア Airbus A320 (JA11VA)
ピーチ塗装
⬇️
ピーチ Airbus A320 (JA11VA)

バニラエア Airbus A320 (JA12VA) ➡︎2019/12退役

バニラエア Airbus A320 (JA13VA):ピーチ仕様に改修

バニラエア Airbus A320 (JA14VA)
ピーチ塗装
⬇️
ピーチ Airbus A320 (JA14VA)

バニラエア Airbus A320 (JA15VA)

以上バニラ時代の機材



下記機材 予定通り受領するのでしょうか?
昨年より7機退役させているのはneo8機の発注の
見合いなのでしょうか?

ピーチ、A320neo18機を更新用機材として追加導入することを発表

Peach Aviation株式会社は、A320neo18機を追加導入することを本日1月29日発表しました。
2019年1月29日 sky-Peachでは、すでにA320neoを8機発注しており、
初号機は2020年度中に受領する予定です。
今回導入を決定したA320neoは、既存機材の更新用機材として2021年度以降に受領する計画です。
(以降、約5年間で計18機を受領予定)
AirbusA320neoは、
新型エンジンと大型のウイングチップであるシャークレットといった翼端デバイスなどの最先端技術を採用しています。
これにより、従来型機と比較し、大幅に燃費が向上し、
CO2の排出量も削減されるなど優れた環境性能を有する航空機とされています。


日本の「標高の高い空港」トップ5はどこ❓離陸の難易度にも深い関係あり❗️

2020-06-19 00:10:00 | 飛行機の話題(乗り物ニュース)
乗り物ニュースより
日本の「標高の高い空港」トップ5はどこ? 
離陸の難易度にも深い関係あり

平野部や海岸近くにあることが多い日本の空港のなかで、
もっとも標高が高いのは標高657mの松本空港です。
それ以降に続くのはどこの空港なのか、トップ5を挙げました。
またこの標高、離陸の効率に影響を及ぼすこともあるようです。

3位の広島空港は作りも特徴的

静岡県を拠点とする地域航空会社、FDA(フジドリームエアライン)が2020年6月、
長野県にある松本空港(信州まつもと空港)に就航して10年を迎えました。

この松本空港、「日本で一番空に近い空港」を名乗るとおり、
日本で航空会社が定期便を運航している空港のなかで、もっとも高い標高657mにあります。

日本の空港は、比較的平野部や海岸近くにあることが多いなか、
2位以下の空港を大きく引き離し、いってしまえばダントツの高さにあるといえるでしょう。
これに続く、標高の高い国内空港はどこになるのでしょうか。
標高日本一の記録をもつ松本空港

松本空港に次いで2位にランクインしているのは、福島空港で、標高372mです
2020年6月現在、国内線では新千歳、伊丹への定期便が運航されているほか、
台湾や東南アジアからの国際チャーター便なども飛んでいます(新型コロナの影響でいずれも運休中)。

 2位以降は、松本と福島の2空港ほど大きな差は生じません。
3位となったのは、広島空港で、標高331mです
中国地方で最多の利用者数を抱える空港で、三原市の起伏の激しい地形のなかにあることから、
たとえば滑走路末端から延びる進入灯が平地や海にある一般的な空港とは異なり、
広島空港の場合は橋のようになっているなど、国内の空港のなかでは比較的ユニークなつくりをしています。


4位以降にも大きな空港がランクイン 高地にある影響は?
標高の高さで広島空港に続く4位は、
これまた運航規模が比較的大きな鹿児島空港で、標高271mです。
東に霧島連峰、南に桜島が眺望できる十三塚原の台地にあり、
JAL(日本航空)グループの地域航空会社、JAC(日本エアコミューター)の拠点で、
九州圏内では福岡空港に次ぐ利用者数があります。

鹿児島空港。中央のターボプロップ機は同空港を拠点とするJACのATR

 5位は岡山空港でその標高は246mです。
正式名称は「岡山桃太郎空港」で、羽田、新千歳、那覇を結ぶ国内線だけでなく、
アジア方面への国際線も就航しています。空港のターミナルビルに特徴があり、
同県で「白壁の町」として名高い倉敷市にちなみ、白壁をイメージした和風の建物となっています。
倉敷市内の白壁の町並みをイメージした外観の岡山空港

 ちなみに、広島、鹿児島、岡山の3空港はともに、本来県内の別のところに空港があったものの、
拡張や滑走路の延長が難しいなどの理由から、現在の場所に空港を移したという共通の背景があります。


なお、空港の標高が高いことは、
もちろんパイロットは事前にそれを計算のうえフライトに臨んでいるので問題はないものの、
そこを出発する飛行機にとって、大きな影響があります。

標高が上がれば上がるほど、空気(酸素)が薄くなることから、標高が低い場所と比べ揚力が減少するほか、
エンジンパワーが出にくくなるなど、いわゆる「離陸性能」が下がります。これにより、
標高が高い空港では離陸するときの滑走距離が長くなるなどの影響があります。

以上


日本国内の空港





ベトナム航空、日越両国政府の制限緩和を前提に東京/成田・大阪/関西線の7月からの再開を検討‼️

2020-06-18 00:10:00 | 飛行機の話題(乗り物ニュース)

ベトナム航空は、日越両国政府の出入国制限の緩和を前提に
東京/成田・大阪/関西線の運航再開を検討していることを発表しました。


これまで6月30日までベトナムー日本間の定期路線全便の運休を決定していますが、
7月についても上記発着便を除き7月31日までの運休を決定したことが発表されています。
なお運航が再開が検討されている路線は以下の通りです。

 ◆東京/成田・大阪/関西線~ホーチミン
◆東京/成田・大阪/関西線~ハノイ 

なおフライトの運航が決定した際は改めて案内するとしています。
新型コロナウイルスの感染拡大を防いだベトナムは、
日本政府が優先的に入国制限緩和を検討している国の一つとなっており、
早期の人的往来の再開が期待されています。




ベトナム航空の関空乗り入れ機材は

ハノイ・ホーチミン 共に A350-900
時折 B787-9 -10

★787-10は滅多にない
ベトナム航空 Boeing 787-10 (VN-A873)
昨年飛来 ベトナム航空100機目の機材


ベトナム航空 Boeing 787-9 (VN-A869)

ベトナム航空 Airbus A350-900 (VN-A887)

ベトナム航空 Airbus A350-900 (VN-A897)

ダナンはA321 オンリーだ
ベトナム航空 Airbus A321 (VN-A336)


以前の機材は
ベトナム航空 Airbus A330-200 (VN-A379)
ベトナム航空 Boeing 777-200 (VN-A143)

ベトナム航空 Airbus A330-200 (VN-A371)

貨物便で飛来してます
6月17日

ホーチミンから 

ハノイから



**************************************


ベトナムのコロナ対策情報
新型コロナ対策の優等生



日系企業進出の背景
2019年7月現在、日本からベトナムへの進出企業数は1,848社※1。
・ダナン日本商工会 127社(2018年12月)
・ホーチミン日本商工会 998社(2018年12月)
・ベトナム日本商工会(ハノイ、ハイフォン、北部ベトナム)723社(2018年12月)


キヤノン、パナソニック、ホンダ、トヨタ、ヤマハ、富士通、ブリヂストン、
富士ゼロックス、ロート製薬、湘南美容外科、資生堂、花王、イオン、ファミリーマートなど
幅広いカテゴリの日系企業が進出しています。
日系企業のベトナム進出は、1990年から始まりました。

このきっかけとなったのはドイモイ政策です。

それまで社会主義国家として政府主導の計画経済を貫いてきたベトナムも、
経済成長が周辺国とくらべて遅れていることに危機感をもち、
社会主義体制を取りながらも、市場経済を導入するという決断をしたという背景があります。
政策のひとつに「国際協力への参加を進める」というものがありました。

進出が可能になった1990年から、
大手商社の日商岩井(現・双日)と住友商事の2社による日系企業向けの工業団地建設が始まり、
大手製造業の進出を後押ししました。
2000年以降になると、製造業と結びつきが強い保険・金融・ICT企業などのサービス業の進出が始まり、
近年では中小規模の製造業やサービス業が進出しています。

ベトナムの概況








LCCも再編加速 ベトナム航空子会社化. パシフィック航空

関空にて
ジェットスター・パシフィック Airbus A320 (VN-A567)


ジェットスター・パシフィック Airbus A320 (VN-A577)



ベトナムの格安航空会社(LCC)、ジェットスター・パシフィックは2020年6月15日(月)、
カンタス航空が事業から撤退することにより、社名を旧「パシフィック航空(Pacific Airlines)」に戻すと発表しました。

旧パシフィック航空は2008年にカンタス航空グループが株式30%取得し、
ジェットスターとの提携を受け「ジェットスター・パシフィック」に社名を変更、
ブランディングを展開してきました。今回の変更は、
ベトナム国内市場の激しい競争や、新型コロナウイルス(COVID-19)による影響が大きい中、
ベトナム航空が主導する形で再ブランディングを経て、LCC運営をさらに効率化します。

当局の承認が下り次第、
カンタスが保有する株式を大株主のベトナム航空に譲渡する予定で、
両社は、新たなパシフィック航空の体制と将来の株式保有の在り方について引き続き検討を続けています。

これにより、新パシフィック航空は顧客機能と予約機能を合理化し、
さらにコスト削減を進めるほか、海外旅行制限が緩和される中で、より強固な立場を築くことができます。
今後、新たなパシフィック航空は、ベトナム航空のブランドカラーやデザインを基調とした新ロゴなどを導入します。





新事実! 「ダイヤモンド・プリンセス」はいまだ海の上で「新たな陽性者」 も‼️行先のない豪華客船がマニラ湾に集結の事態に‼️

2020-06-17 00:10:00 | 船のお話も面白い🛳⚓️🚢
2020年7月20日現在どこにいるのか?
横浜出港当時の行先だったマレーシアに
現在いる
マニラ港から移動している





マニラ湾の彷徨う豪華客船はエリア内に22隻

ダイヤモンドプリンセス号がいる

ダイヤモンドプリンセス
横浜出港時は目的地:マレーシアとなっていたが現在目的地PHMNL

横浜港出港時 目的地MY PKG マレーシアだった

しかし
南下していたダイヤモンドプリンセス号はマニラ沖で彷徨う


大阪南港にて





結局マニラ湾へ

その後の動きはない




週刊新潮 2020年6月18日号掲載

ダイヤモンド・プリンセス」はいまだ海の上で「新たな陽性者」 も


日本人がコロナ禍を“我が事”と捉えたのは、黒船ならぬ、
豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」での感染爆発によるものだった。
乗客全員が下船し、先月ようやく横浜港から出港したこのクルーズ船は、
しかし、なぜか未だに洋上を彷徨(さまよ)っているというのだ。
乗客・乗員に700名余りの感染者を出したダイヤモンド・プリンセスが、
3カ月以上にわたって停泊していた横浜港を旅立ったのは5月16日のこと。
一部報道では、船は“マレーシアに向かう”とされていた。
しかし、最近になって、一部の関係者にこんなSOSが寄せられたのである。
曰く
〈ダイヤモンド・プリンセスに乗って仕事をしていたが、
マレーシアに到着する前にフィリピンのマニラ沖で足止めされている。
いつになったら帰国できるのか全く分からない……〉

そこで本誌(「週刊新潮」)が取材を進めたところ、乗務員と“接触”することができた。

その証言によると、消毒・除染作業を終えたダイヤモンド・プリンセスは、
横浜港に停泊したまま、エンジニアによるメンテナンスに加え、
新たなマットレスやインテリアの積み込みなどが行われていたという。
 そして
5月16日にマレーシアに向けて出港することになったのです。
船に乗客はおらず、200名ほどの多国籍のスタッフだけが乗っている状態。
航海中は1日2回の検温をしながら、スタッフによるメンテナンスや清掃作業が続きました。
問題はそこからです。横浜港を離れておよそ1週間後に突然、
キャプテンから“一度、船を降りて待機してもらいたい。
営業が再開したら復帰してほしい”と言い渡されました」(乗務員)

そこは目的地のマレーシアではなく、大海原の真っ只中。スタッフたちが呆然とするのも頷ける話だ。

「運航会社としては、船の復旧作業を続けながらクルーズの早期再開を考えていたのだと思います。
ただ、世界的なコロナの感染拡大が全く収まらないことから、
作業を急がなくてもいいと判断したようでして……。
結局、ダイヤモンド・プリンセスの航行に必要な乗務員以外のスタッフは、
系列の運航会社が所有する客船へと移されることになりました」(同) 

下船許可が下りない

 別の客船に移ったものの、彼らは未だフィリピンのマニラ湾で停泊し続けているという。

「この船には他のクルーズ船を降ろされたスタッフも乗り合わせていて、
全員で2千人以上になる。クルーズ船の乗務員はフィリピン国籍が多いため、
まずマニラ湾を目指したのは分かるのですが、
長い間、ロックダウンを続けてきたフィリピンでは乗務員に対する下船許可もなかなか下りません。
そのせいで、同じように湾内での停泊を余儀なくされるクルーズ船はかなりの数にのぼります。
ようやく数日前にフィリピン人のスタッフが下船に向けてPCR検査を受けたのですが、
今度はそこで陽性者が出てしまった。
以降は私たちもそれぞれの部屋に隔離され、
食事の時以外はマスク着用を言い渡されています。
実は、マレーシアに向かうはずだったダイヤモンド・プリンセスも
マニラ湾に留め置かれたままになっているのです」(同)

ダイヤモンド・プリンセスの運営会社の日本オフィスは、
マレーシアに向けて出港したことは「事実」としながら、
マニラ湾に停泊している理由については、

「恐れ入りますが、詳細は公表しておりません」

と言うのみ。

疫禍の序章を告げた豪華客船は、クルーズを再開させることなく、未だ“停泊”を余儀なくされている。

行き場を失ったクルーズ船


余談
**************************************
マニラ湾には 長崎でクラスター発生の コスタ・アトランチカ 他 2隻も

セレーナ

ネオロマンチカ

長崎に寄港妊婦下船させたCOSTA VENEZIA は深圳へ向かったけど



***************************************
6月18日現在どこに居る

コスタアトランチカ   湾外

コスタネオロマンチカ  湾外

コスタセレーナ  湾内

コスタベネチア




 *************************************

世界海上労働者の1/4弱 フィリピン人に支えられていると言われるがその背景は

労働人口が豊富で英語堪能な人材に恵まれたフィリピンは、世界有数の船員供給国である。
そのフィリピンで、日本の海運会社が現地パートナーと共同で船員を養成する大学を運営し、
人材育成と雇用創出に貢献している。
豊富な労働力や高い英語力に強みを持つフィリピンは、
世界の現場で活用するグローバル人材の供給国としての期待が高まる。

世界の海運業とフィリピン経済に貢献するフィリピン人船員

世界の商船で働く船員約120万人のうち、フィリピン人は約23万人と最多である。
日本の商船業界でも事情は同様で、日系商船会社の乗務員約5万6,000人の7割以上をフィリピン人が占める。
また、フィリピンの重要な外貨収入源である海外就業者からの送金は、
2018年に289億4,311万ドルに達したが、
このうち約2割(61億3,951万ドル)は船員や客船サービススタッフなど海上労働者によるものだ。
海上労働者の就業先内訳を送金額ベースで見ると、
米国が約38%で突出し、以下、シンガポール(10%)、ドイツ(9%)、日本(7%)、オランダ(4%)と続く。

**************************************

日刊まにら新聞編集長 石山 永一郎

 ダイヤモンド・プリンセス号への注目によって、世界を巡る船の多くは、今やエリート・フィリピン人が動かしているという事実があらためて知らしめられたともいえる。

 その需要は年々高まる一方で、フィリピン国内には船員養成学校が多数ある。かつてフィリピンで船員は、貧困層の仕事とみられてきたが、現在は給与水準が上がり、中間層から富裕層の安定した仕事とみなされるようにもなっている。

 家族持ちの船員は、半年、1年と家族と別れて暮らすことを強いられるが、その給与水準はフィリピン国内の他の仕事より10倍以上高く、海外出稼ぎ者の中でもエリート層に属する。

 その最大の理由は、フィリピン人の平均的英語力が高く、英語が共通語となっている海上交信や操舵技術の習得が早いためだろう。日本と同様に海に囲まれた国土に暮らし、海洋に親和性を持っていることも理由の一つと思われる。

 約4千隻の外航商船を持つ海運国・日本の外航船員数は1970年代には約6万人いたが、現在は2千人ほどまでに減っているのに対し、フィリピン人船員数は増え続けている。

 この数は航海士、機関士ら船の操舵(そうだ)に関わる船員の数で、クルーズ船など客船のサービス要員として世界の海で働くフィリピン人はさらに約10万人いる。

 日本船主協会によると、世界の商船で船員として働く人は約120万人。うち、国・地域別ではフィリピン人の約23万人が最も多く、2番目に多いインドネシア人と中国人の約8万人を大きく引き離している。

 フィリピン政府も米国などにならい、同船の自国民を帰国させるため、23日にチャーター便を派遣することを決めたが、人数が多いため、帰国後の一時隔離施設をどこにするかなどをめぐり、省庁間の調整がなお続いている。フィリピン政府は、感染地からの帰国者全員を帰国後2週間施設に隔離する方針をとっている。

 同胞の数が多いため、フィリピンの新聞やテレビも連日、ダイヤモンド・プリンセスに関する報道が続いている。フィリピン保健省の2月19日までの発表では、フィリピン人のうち41人の感染が確認され、日本の病院で手当てを受けているという。

横浜港に停泊中で新型コロナウイルスの感染が広がっているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗員乗客約3700人のうち、538人がフィリピン人だった。うち乗客は7人だけで残り531人は船員のほか船内の清掃係、ウエートレスなどのサービス・スタッフだ。

*******************

世界を制覇したフィリピン人船員