福ちゃんの散歩道

コロナ禍で関空での遊びも卒業、栂地区ウオーキングコースを中心に近場の日々の散歩で何か見つけよう。🚶‍♂️🚶‍♂️

現役の「長い飛行機」ベスト5 ジャンボ強しだが双発機も健闘 「超ロング機」777-9初飛行機 の記事に触れて‼️

2020-01-31 00:10:00 | 2020年関空の情景

大きい飛行機」といえば、ボーイング747型機「ジャンボ」やエアバスA380型機が思い出されるところですが、「長さ」で比較するとそれらに匹敵、もしくは上回る飛行機も存在します。そのトップ5をまとめました。

「長さなら巨大機に負けない」機種も
機種によっては数百人が乗れる飛行機。特に「ジャンボ」の愛称で馴染み深いボーイング747シリーズや、総2階建てのエアバスA380型機は巨大です。しかし実は「長さ」で比較すると、それに匹敵、もしくは上回る飛行機が存在します。2019年11月の時点で、航空会社の旅客便で就航している機種のなかで比べました

1位はボーイング747の最新型「747-8」 ただ旅客型は日本に無し
機体の長さ1位は「ジャンボ」ことボーイング747シリーズの最新モデル、747-8型機。長さは76.3mです。胴体が大きいことから貨物型が多い飛行機で、NCA(日本貨物航空)ではメインで使われています。一方で、旅客型は日本の航空会社では導入されておらず、海外航空会社の機材が日本へ乗り入れてくるのみです。

 ちなみに、かつてJAL(日本航空)やANA(全日空)が使っていた、日本人にはなじみ深い「ジャンボ」のボーイング747型シリーズ(-100型から-400型まで)は、これより短い70.6mで、今回挙げる5位までに入りません。

❶ABYA


❷キャセイパシフィック  cargo B-LJG

❸大韓航空cargo HL7629


❹シルクウェイ・ウェスト・エアラインズ Boeing 747-8 (VQ-BVB)


❺UPS航空 Boeing 747-8 (N611UP)


❻アトラス航空 Boeing 747-8 (N859GT)



2位は「悲運のロング機」4発ジェットの「A340-600」
次点は「1階建て」の飛行機がランクイン。全長75.3mのエアバスA340-600型機です。2011(平成23)年に、ボーイング747-8型がデビューするまで世界最長の飛行機でした。しかし、エンジン2発の双発機主流の風潮に対し、A340-600型はエンジンを4発搭載。経済性の点で弱みがあった同型機は、97機と少な目の機数で生産終了となりました。


★関空には2011〜2012 ルフトハンザ  ・中国東方航空・中国南方航空が乗り入れていた様です。小生は見た事がありません。

3位は日本の主力双発機「777-300」

 3位はボーイング777-300シリーズで、全長は73.9m。日本でもJAL、ANAが国内線、国際線ともに主力で導入している機種です。座席数はボーイング747シリーズに匹敵する500席超を搭載可能。2発の巨大エンジンを搭載した「双発機」では最大の全長です。

❶日本航空 Boeing 777-300 (JA752J)


❷全日空 Boeing 777-300 (JA754A)


❸タイ国際航空 Boeing 777-300 (HS-TKL)


❹エミレーツ  航空




4位はJALが導入予定の最新鋭機「A350-1000」
 ちなみにJALがエアバス機を新導入するのは、このA350-XWBシリーズが初です(統合した会社からエアバス機を引き継いだことはあり)。
僅差でボーイング777-300シリーズに次ぐのが、エアバスの最新鋭機であるA350-XWBシリーズの長胴型、エアバスA350-1000型機です。その全長は73.7mで、日本ではJALが導入する予定(標準型のA350-900型機は2019年9月から導入済)。新素材(複合材料)を使った胴体と新エンジンが特徴の双発機です。
 ちなみにJALがエアバス機を新導入するのは、このA350-XWBシリーズが初です(統合した会社からエアバス機を引き継いだことはあり)。

❶キャセイパシフィック  B-LXG


❷キャセイパシフィック   B-LXK



キャセイパシフィック  B-LXC



5位は総2階建ての巨大機「A380」
 1階建ての機体が“健闘”するなか、5位は総2階建ての巨大機エアバスA380型機です。全長は72.7m。「長さ」では5位なものの、座席数は最大800以上で、離陸重量も最大級です。生産終了が発表されましたが、日本ではANAが成田~ホノルル(ハワイ)線に3機導入(就航中は2機)。「フライングホヌ(空飛ぶウミガメ)」の特別塗装が行われています。

❶タイ国際航空


❷ANA 


❸エミレーツ航空


❹シンガポール航空 Airbus A380 (9V-SKF)




 なお、このランキングを塗り替えてトップに立つ予定の「超ロングな機体」が現在、開発されています。2020年の導入が見込まれている「ボーイング777X」の長胴型、「ボーイング777-9」です。➡︎1月25日 初飛行(下記)

 その長さは、1位のボーイング747-8型機の76.3mを上回る76.73m。日本ではANAが20機、発注済みです。ちなみにボーイングは、これよりもっと長い「777-10X」も研究中といわれています。

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2020.01.26 乗りものニュース編集部
◉ボーイング最新機「777X」シリーズ「-9」が初飛行 ANAも導入の世界最長ロングボディ

ボーイング777の新モデル「777X」が初飛行を実施しました。これに臨んだのは「777X」の長胴モデル777-9型機で、その長さは旅客機としては世界最長です。折りたたみ式の主翼が特徴で、日本ではANAも発注済みのモデルです。
 アメリカの航空機メーカー、ボーイングの新型旅客機「ボーイング777X」シリーズのひとつ「777-9」が、現地時間2020年1月25日(土)に初飛行しました。航空機追跡サイト「フライトレーダー24」によると、同機はボーイングのエバレット工場に隣接する、ワシントン州スノホミッシュ郡のペイン・フィールドを現地時間午前10時9分(日本時間26日午前3時9分)に離陸、3時間51分の飛行を経て、同社の施設が入り「ボーイング・フィールド」とも呼ばれるワシントン州シアトルのキング郡国際空港に、現地時間13時00分(日本時間26日午前7時00分)に着陸しました。出発時と到着時には、公式ページ上でライブ中継もそれぞれ実施されています。初飛行ではライブ中継も 客室は787スタイル

ボーイング777Xは2013(平成25)年に発表された「ボーイング777」の派生型です。2020年1月現在、350席クラスの「777-8」と、今回の初飛行に臨んだ400席クラス長胴モデル「777-9」の2種が発表されています。

特徴のひとつはその全長です。ANA(全日空)やJAL(日本航空)のほか、世界中の航空会社で運航されている従来の777は、スタンダードモデルの777-200が全長63.7m、長胴モデルの777-300で同73.9mでした。対し777Xの全長は従来型よりひと回り大きくなり、「-8」が約70m、「-9」が約77mです。

 特に「-9」の全長は「ボーイング747-8」の76.3mを上回り、旅客機としては世界最長のモデルになります。また全幅も70m超に大型化していますが、既存の空港駐機設備に対応できるよう主翼の先端を折りたたむことができ、折りたたみ時の全幅は65m以内に収まるとしています。

このほか777Xは、ゼネラル・エレクトリックの新型エンジン「GE9X」を採用し、主翼などは新素材である「複合素材」を使ったことで、設計も見直されているそうです。客室はボーイング787の仕様をベースにしたもので、新照明の導入も行われています。

 777Xが最初に航空会社へ納入されるのは、2021年の予定といいます。アラブ首長国連邦のドバイを本拠とするエミレーツ航空は最多機数となる126機を発注しており、日本ではANAがボーイング777-9を20機、導入する予定です。

以上



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