【難読漢字】「夥しい」って読めますか?
読めたら自慢しましょう
突然ですが
「夥しい」という漢字、読めますか?
「非常に多い」「程度が激しい」といった意味です。
全部で6文字、「○○○○しい」です。
気になる正解は?
答えは…
答えは、「おびただしい」でした。
わかりましたでしょうか?
現代ビジネス編集部
「夥」は常用漢字ではなく、熟語として使われているのを目にする機会もない漢字ですよね。
夥はたくさんの果実を表しており、音読みでは『カ』、訓読みでは『おびただ-しい・おお-い・なかま』と読みます。
おびただしいという読みは、怯えるという意味の怯ゆ(おびゆ)に、液体などを満たすという意味の湛ふ(たたふ)を合わせ、怯えるほど量が多いという状態を表すという説や、大水が湛えて目ざましいという言葉が変化したという説、怯えいたいたしという言葉が変化したという説などがあります。
夥しいという言葉の響きには数や量が非常に多いことを喜ぶニュアンスよりも、不気味に思うニュアンスがあるように感じるのは、言葉の語源にも一因がありそうですね。