












突然ですが
「流離う」という漢字
読めますか?
1つ1つの漢字の意味を考えると
読める…かもしれません。
答えは、「さすらう」でした。
わかりましたでしょうか?
「我身かくてはかなき世を別れなば、いかなるさまに―・へ給はむ」〈・須磨〉
突然ですが
「妄執」って読めますか?
「もうしつ」と読んでしまう人もいるかもしれませんが間違いです
果たして正解は?
正解は「もうしゅう」でした。
では妄執の正しい読み方は、「もうしつ」「もうしゅう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、妄執の正しい読み方は「もうしゅう」になります。
妄執の”執”は「と(る)」「しつ」「しゅう」と読むことができますが、
妄執は「もうしゅう」と読むのが正しく、「もうしつ」と読むのは間違いです。
また妄執(もうしゅう)のように「妄(もう)」が用いられている言葉には、
「妄想(もうそう)・妄言(もうげん)・妄動(もうどう)・迷妄(めいもう)」などがあります。
妄執(もうしゅう)のように「執(しゅう)」が用いられている言葉には、
「執着(しゅうちゃく)・執念(しゅうねん)・執心(しゅうしん)・我執(がしゅう)」などがあります。
次の章で妄執の意味と類義語について解説していきます。
では妄執の意味と類義語について見ていきましょう。
まず妄執は「心の迷いから起こる物事への執着のこと」の意味として用いられています。
妄執を用いた例文としては、「妄執にとらわれる」や、
「妄執から解放されることを祈っている」のような使い方で用いられています。
また妄執の類義語としては、「執着(しゅうちゃく)・執念(しゅうねん)・固執(こしつ)・執心(しゅうしん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても妄執と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「妄執の読み方と意味、”もうしつ”と”もうしゅう”正しいのは?」でした。