イチョウは雌雄異株であるので、当然のことながら雌花は雌株に、雄花は雄株にしか付かない。
花粉の媒介は通常の裸子植物がそうであるように、花粉を風に乗せて飛ばす風媒花である。
最近はぎんなんの臭気を嫌って雄株の接ぎ木苗が多くなったので、街路樹などでは雄株ばかりとなており、
雌花を見ることは少なくなってしまった。
雌花、雄花ともに春の葉の展開と同時に出てくる。
雌花では、胚珠が柄の先端に裸出した状態で付いている。
この先端から花粉が入り、花粉室の中で生育し、9月初め頃に精子を出して受精が行われる。
雄花は花序を形成して房状になる。
散歩道🚶♀️🚶♂️にて
銀杏の雄花の花序を見つけた
橋の上から丁度目線に見える
未だ花粉は飛ばさない
橋の袂に雄株2本 雌株1本がある
昨年銀杏が鈴なりなっていた
次回の散歩時に、雌株の雌蕊を確認しよう
散歩道🚶♀️🚶♂️
銀杏の不思議
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精子が泳ぐ イチョウの不思議 | ミクロワールド | NHK for School
花粉は春雌花に取り込まれ、秋に成熟した精子が泳ぎ出し受精する。
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