2022年1月1日 撮影
現在 阪堺電車の運用車両一覧
製造の古い順
①モ161形 1両
②モ501形 5両
③モ351形 5両
④モ601形 7両
⑤モ701形 11両
⑥堺トラム4編成
堺トラムについて
【1】阪堺電気軌道1001形電車
車両の愛称は「堺トラム」。
❶1001A(茶ちゃ)
❷1002A(紫おん)
❸1003B(青らん)
1001形(堺トラム)は、堺市による阪堺線活性化支援策の一つとして、
同市と国の補助により合計3編成導入された、
阪堺電気軌道では初の超低床型車両である。
第1編成の1001号車(編成呼称「茶ちゃ」は2013年2月に完成した。
我孫子道車庫へ搬入された後、乗務員の習熟運転や関係者対象の試乗会などを経て、
2013年8月25日から我孫子道 - 浜寺駅前間で営業運転を開始した。
2014年2月には第2編成の1002号車(編成呼称「紫おん」)が完成。
同年3月1日のダイヤ改正において
1001形が天王寺駅前への乗り入れを開始すると同時に営業運転に就いた。
第3編成の1003号車(編成呼称「青らん」)は2015年2月に完成。
同年3月1日より営業運転に就いた。
なお、本形式は阪堺電気軌道の車両(旧南海大阪軌道線時代に製造された車両も含む)としては、
初めてアルナ車両で製造された。
堺市による阪堺線活性化支援策の一つとして、同市と国の補助により合計3編成導入された、
阪堺電気軌道では初の超低床型車両である。
第1編成(1001号車)の色は緑呼称は「茶ちゃ(ちゃちゃ)」
千利休が追求した「わび」をイメージとしていることから、「茶」にちなんだ呼称とした。
第2編成(1002号車)の色は紫。呼称は「紫おん(しおん)」
また「しおん」という言葉の響きに温かみがあり、誰にでも優しい低床式車両にふさわしいことから命名された。
第3編成(1003号車)の色は青。呼称は「青らん(せいらん)」
青は浜寺の海や堺市の市旗の色であり、日本の伝統色である「青藍(せいらん)」が堺市の市旗の色に近く、
「らん」という言葉が「走る」「藍」といった様々な意味を持っていて堺トラムのイメージに合致することから命名された。
【2】阪堺電気軌道1101形電車
基本的な設計は1001形に準拠しており、車体断面は同形式と同一である。
車体構造は、基本的には1001形と共通のものとするが、
塗色は南海グループのコーポレートカラーであるファインレッドとブライトンオレンジの2色を調和させたカラーリングとなっている
行き先表示器は、前面・側面共にLED式のものを採用。
前面は日本語と英語を交互に表示(回送や試運転の場合は日本語と英語を併記して表示)、
側面は日本語(漢字・ひらがな)、英語・駅番号を交互に表示する。
内装は、基本的には1001形と同一であるが、インテリアをモノトーンな配色とし、
車内が広く感じる近代的なデザインを採用した。
客室照明にはダウンライト式のLEDを採用しており、省エネ化を図っている。
車内放送は、デビュー当初は1001形を除く従来車両同様に、英語による案内放送無し、広告放送有りだったが、
程なく1001形と同じ英語案内放送有り、広告放送無しに変更されている。
降車ボタンは従来のものとは異なり、新しい形のものが使用されている。
列車の編成表示は、前面の窓の左下にあり、オレンジ色のLED式となっている。
天王寺側は「1101A」、浜寺側は「1101B」と表示される。
置き換えの対象は住吉にて脱線事故を起こし、廃車となった352号となっている。
1001形と同様にミュージックホーンが搭載されている。
2021年8月、阪堺電車のLRTでは初めての車体広告がラッピングされた。
上町線の天王寺駅前から住吉を経て阪堺線の浜寺駅前までの間でほぼ毎日定期運行されており、
平日、土休日は上下合わせて15便あり、時刻は各停留所の時刻表や阪堺電気軌道のホームページで確認できる。
阪堺線の住吉 - 恵美須町間では運行していない。
理由は、今池停留所の場内踏切からはみ出して停車する形になり危険なため。
行先表示に「えびす町」と表示させることは可能である。
本形式ではTwitterによる走行位置情報配信は提供されていない。
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