飛行機の国内線旅客便で、最も旅客数の多い路線はどこなのでしょうか。
国土交通省が発表したデータからトップ10をまとめました。
世界屈指の規模をもつ路線だけでなく、羽田空港以外を発着する路線などもランクインしています。
2019年10月から12月には国内191路線が運航
飛行機の国内線旅客便において、最も旅客数の多い路線はどこなのでしょうか。
国土交通省が2020年5月12日(火)、発表したデータによると、
2019年10月から12月までの期間、航空旅客便が運航された国内路線は191に上ります。
このデータから、同期間の運航便数トップ10路線を挙げてみると、
もちろん羽田発着のものが中心ながら、必ずしもそうではない路線も、複数食い込んでいました。
●1位から5位まで・1位 羽田~福岡線:229万8122人(日平均:2万4980人)・2位 羽田~新千歳線:229万8059人(日平均:2万4979人)・3位 羽田~那覇線:158万2602人(日平均:1万7202人)・4位 羽田~伊丹線:143万2876人(日平均:1万5575人)・5位 羽田~鹿児島線:63万7396人(日平均:6928人)1位から4位までは、国内幹線と呼ばれるような、羽田発着の大都市路線がランクインしています。この4路線、実は運航本数の面において世界屈指の規模を持つ路線です。フライトデータを分析、集計するOAG社が2019年に発表したデータによると、僅差でならぶ上位2つの羽田~福岡線、羽田~新千歳線は、運航本数で世界トップ10の路線に入っています。そして、羽田~那覇線、羽田~伊丹線も、かつてはここに肩を並べることもありました。このことから2019年、これらの路線に、JAL(日本航空)が同社最新のA350-900型機や、ボーイング787-8型機の国内線仕様機などを導入、ANA(全日空)も機内設備を充実させたボーイング777型機を導入するなど、各社が注力をしています。また、羽田~福岡線はスターフライヤー、羽田~新千歳線はAIRDOといったように、後発の航空会社が主力路線としているのも特徴です。5位には、羽田~鹿児島線がランクインしており、ここはJAL、ANAのほか、スカイマークやソラシドエアといった後発の航空会社も参入しています。
●6位から10位まで・6位 羽田~広島線:52万3311人(日平均:5688人)・7位 羽田~熊本線:50万7462人(日平均:5516人)・8位 福岡~那覇線:49万9256人(日平均:5427人)・9位 羽田~長崎線:44万2274人(日平均:4807人)・10位 成田~新千歳線:41万6078人(日平均:4523人)おおむね、羽田発着の地方都市路線がランクインしているなか、8位の福岡~那覇線、そして10位の成田~新千歳線の2路線が目立ちます。これらの路線には、LCC(格安航空会社)が参入しているのが特徴です。福岡~那覇線は、JALやANA、スカイマークなどのかたわら、ピーチが定期便を運航しています。なお2020年からはソラシドエアもここに加わり、選択肢がますます広がっています。成田~新千歳線は、ジェットスター・ジャパン、ピーチなどの主要路線のひとつで、むしろここではJALやANAが少数派です。成田空港は国内LCCの一大拠点でもあり、羽田発着路線よりリーズナブルな運賃設定ということもあってか、成田~新千歳線の搭乗率はトップ10のなかで一番高い84.1%を記録しています。ちなみに11位から20位までの路線も依然、羽田発着の地方路線が中心ながら、中部~新千歳線や沖縄線、成田~福岡線などもランクインしています。【了】
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ワールドでは
昨年、(2017)
最も利用者の多かったのはソウル~済州線で約1,350万人。
全路線中唯一の年間一千万人越えを果たしています。
2位はシドニー~メルボルン線。
次いで羽田~新千歳線、羽田~福岡、デリー~ムンバイの順。
羽田を発着する路線はこの他に那覇線(10位)、伊丹線(11位)も上位にランクイン
航空業界の路線情報などを発信しているサイト、Routesonlineが世界で乗客数の多い路線トップ100を発表しています。
以下にトップ20をピックアップしてみましたが、
航空業界の路線情報などを発信しているサイト、Routesonlineが世界で乗客数の多い路線トップ100を発表しています。
以下にトップ20をピックアップしてみましたが、
国際線は8位に入った香港~台北(桃園)線と16位に入ったジャカルタ~シンガポール線のみ。
残りは全て国内線という結果になっています。
国内線の搭乗率トップ路線は❓
・5位 成田~鹿児島線:86.2%・
4位 成田~熊本線:86.3%
・3位 関西~宮崎線:86.5%
・2位 成田~石垣線:89.1%
・1位 成田~関西線:89.8%
●2019年10月から12月期の、国内線搭乗率トップ5
★LCCは小型機なので搭乗率は高くなる?
・3位 関西~宮崎線:86.5%
・2位 成田~石垣線:89.1%
・1位 成田~関西線:89.8%
●2019年10月から12月期の、国内線搭乗率トップ5
★LCCは小型機なので搭乗率は高くなる?