今日もいい天気。今日で4月も終わりです。前半はぐずついた天気が続きましたが、後半はさわやかな晴天が続いています。明日からは5月。新緑が美しい季節です。今日は学校勤務でした。特に変わったこともなく、続けて本の話題です。図書館で借りて、島田洋七の「洋七・おかんのがばい介護日記」を読みました。1ページの文字数が多くないので、読みやすそうだなと思って、母に借りてきたのですが、ちょっと読んだら面白かったので、私も最後まで読んでしまいました。母も私も、あっという間に読み終わりました。
洋七は、がばいばあちゃんの話が面白かったですが、この本は奥さんの母親、洋七の義母の「おかん」の物語です。佐賀に住む、おかんが倒れ、洋七の妻は東京と佐賀を往復しながら介護していました。見かねた洋七は、ある日、妻に内緒で佐賀に家を建てます。そして、東京を引き払い、夫婦で佐賀に移り住みました。倒れた時は、もって2週間と言われたおかんですが、結局、施設で14年間、90歳を過ぎるまで長生きされたようです。14年の間、妻は毎日、施設に通って、母親との時間を楽しみ、洋七も頻繁に施設に通って漫談のような会話を楽しみます。介護は笑ってなんぼ、暗く考え込んでも仕方ない、楽しく笑って親孝行する。明るく笑って介護することの大切さと素晴らしさについて、何度も語りかけてくれる本です。時々、妻からという、奥さんが話している章もあります。とにかく読みやすい文章で、すいすい読めちゃいます。介護はケースバイケースですが、私も笑ってなんぼという考え方には賛成です。普段は両親と楽しく過ごしているつもりでも、たまにどっと疲れる時もあります。無理せず、笑って、できることをできる範囲でしていきたいです。