土日に、大学のサークルの同期会を1泊2日で開催しました。出会って30周年記念ということで、1泊2日の旅行を企画しました。場所は、同期の1名が住む、那須高原。みんな、子供も手が離れ、自分の時間が取れるようになったのか、36名中、20名という、予想以上の参加者でした。半年以上かけて、幹事で打ち合わせを繰り返し(私も幹事の1人です)、ようやく実現にこぎつけた「那須合宿」。天気に恵まれて、快調なスタートです。
10:30に、新幹線で来る人を除き、13名が東京駅に集合。レンタカー2台(ハイエースとシエスタ)で、那須ICへ向かいます。集合時間に全員集まるなんて、みんな、大人になったんだなあ(笑)。途中、佐野SAで休憩。佐野ラーメンでも食べようかと思ったけど、夏休みで混んでたので、適当に買って、車の中で昼食。みんなで、ワイワイ、車で移動。楽しいな。渋滞もなく、スムーズです。
那須在住の友達が、新幹線で着くメンバーを那須塩原駅でピックアップしてくれて、レンタカー組と「南ヶ丘牧場」で合流。どちらも、ちょうど同じ時間に、牧場に着きました。素晴らしい!那須在住の友達は、同じサークルの後輩の女性と結婚したので、奥様も参加。遅れてくる2名を除き、18名が集合。
まずは、名物のソフトクリームを食べました。牧場といえば、やっぱりソフトクリームですよね。
のどかな牧場に、やかましい、おじさん、おばさんの団体(笑)。
もうコスモスが咲いてました。
トンボもいたよ。東京は暑かったけど、那須高原は涼しくて、気持ちいい。
私は、初めて那須高原に来ましたが、たくさんの別荘やかわいいお店が並び、
まるで軽井沢のような、おしゃれなとこですね。
「南ヶ丘牧場」の近くの「
こころのおやど 自在荘」という旅館が、今日の宿泊場所です。
旅館へ行って、チェックイン。旅館のタオルを借りて、近くの「鹿の湯」へ向かいます。
「鹿の湯」の前に、近くの観光地「殺生石」を見物。
なにやら、岩場の向うにあるようです。
縄が張ってあるのが「殺生石」ですが、この一帯は、硫黄ガスが充満して危険区域です。
柵の手前は平気ですが、立ち入り禁止の柵に近づくと、息も苦しいほどの強烈な硫黄臭さ。
人をも殺す猛毒ガスだそうです。こんな簡単な柵でいいのか?と思うほど。
時々、注意を無視して入り混んで、救急車を呼ぶ人もいるとか。
ボランティアの人に説明されて、左側から見てみると、石の裏でキツネが死んでました。マジ?
怖い...。動物は、ほんの数秒で死んでしまうとか。その名の通り、「殺生石」ですね。
続いて、「鹿の湯」へ。昔ながらの源泉の温泉です。
旅館にも温泉がついているから、さらに温泉ってどうかな、と思いましたが、
行ってみて、全員が大満足。とても気持ちよかった!!
素朴な、湯船しかない(洗い場とかない)温泉です。
硫黄で黄色っぽく白濁したお湯で、とても温まります。
41度、42度、42.5度、44度、46度と5つの湯船があります。
44度でもかなり熱いし、46度なんて、普通じゃ無理ですが、順番に入っていくと、46度もクリアできました。
ただし、5秒ほどで出てしまいましたが(笑)。
楽しくて、気持ちのいい「鹿の湯」を堪能し、みんな満足。
ほどよくお腹も空いたので、旅館に戻って、18:30から夜の宴会です。
遅れていた1名も到着し(あと1名は宴会後半に合流)、お座敷で、輪になって座ります。
那須の友達の歓迎の挨拶&乾杯の後、温泉で乾いた喉をビールで潤し、おいしいお料理をぱくぱく。
しばしの歓談の後、さて、ここからが幹事の企画の見せ所(笑)。まずは楽譜を配り、サークル時代に歌った合唱曲を歌います。次は、テープで民謡を流し、みんなで輪になって「おわら節」を踊ります。続いて、「秋田温度」と「八木節」。思い出しながら、さびついた体でなんとか踊りましたが、みんな大爆笑。その後は、用意した歌詞カードを配り、持ち込んだギターを弾きながら、フォークソングを歌ったり、当時、自分たちで作った創作曲を歌ったり。最後に、もう一度、合唱曲を熱唱して、一次会はお開きです。
いったい、何のサークルだよ、って思いますよね!?ええ、ヘンテコなサークルだったんですよ。でも、かなりの大所帯で、みんな夢中になって活動してました。青春だったなあ。たった大学4年間の出来事ですが、今でもこうして集まると、一瞬でその当時に戻って、思い出を分かち合える、ステキな仲間ができました。昔を振り返るような年になった、ってことですね(笑)。