今日もさわやかな天気。晴れているけれど、雲もあって涼しい一日でした。今日は一日、家で仕事しました。図書館で借りて、「富山の法則」を読みました。図書館に平積みしてあったので、手に取って読んでみたら、あまりに面白くて、思わず借りてしまいました。母と一緒に楽しく読みました。富山のあるあるネタをまとめた本で、地元の人しか楽しめないと思いますが、「そうそう!」と声を出したくなるネタもたくさんあり、笑ってしまいました。
食べ物関係だと、水道水が旨い、刺身はブリを食べることが多い、ブリしゃぶはいうほど食べない、とろろ昆布でまいたおにぎりが定番、バイ貝がおいしい、ほとんどの家に「さざなみ」(塩昆布)がある、缶コーヒーはケース買いする、などが笑えました。高岡大仏がイケメン、でも本当に三大大仏なのかという疑いの声が絶えない、というのも面白かったし、図書館の貸し出し冊数が全国1位というのも笑えました。
言葉では、驚いたこともありました。模造紙のことを「ガンピ」というのは富山弁なんですね、「を」のことを「小さい『お』」というのは標準語かと思っていました。歌の「一番」「二番」を「一題目」「二題目」というが方言だと知ったのも最近です。「自転車」を「じでんしゃ」と言ってしまいますが、「じでんしゃ」で変換すると出て来ないんですね(笑)。あと「電車(JR)」のことを、今でも意識して気を付けないと「汽車」と言ってしまいますが、これも富山の方言だったのですね。
CMでは、日本海みそのCMを誰もが歌える、「スティーブ、起きろ!」であのCMが思い浮かぶ、墓石、パチンコ、中古車のCMが多いなど、そうそうという感じです。他にも、家が広い、黒光りした瓦屋根が多い、獅子舞が盛ん、デパートといえば「大和(だいわ)」、立山が守ってくれるので台風や地震が少ないという説がある、とにかく真面目でくそ真面目、冬はママさんダンプが活躍、懐かしい「ビバ!クイズ」、高校に修学旅行がなかった、最近の学校では「チャレンジ3015」や「14歳の挑戦」があるなどなど、笑えて共感できるものがたくさんありました。全体に呉東と呉西で文化が違うというのも納得でした。