今日は晴れました。図書館で借りて、越谷オサムの「陽だまりの彼女」を読みました。公開中の映画の原作です。松本潤と上野樹里の映画CMを見て、すごく見たいと思ったのですが、なかなか見にいけないだろうなあという気がして、でもどうしても「彼女の秘密」が知りたくて、先に本を読んでしまいました。中学時代に知り合った彼女と10年ぶりに再会。とても素敵に成長していた彼女と恋におち、二人は結婚。甘~い新婚生活を満喫します。気まぐれで愛らしい彼女。幼い頃の記憶がないというだけではなさそうな彼女の、隠された秘密とはいったい…。
いやー、面白かった。甘ったるい二人も良かったし、翳りを見せ始める展開もハラハラしたし、最後のオチも、なるほどそうかと納得。いや、ファンタジーなので、納得というのはおかしいのですが、あー、それならそれでもいいね、と思えちゃいました。そう思ってみると、あちこちに仕掛けがあって、楽しめます。秘密を知っても、映画、見てみたいなあと思います。自分の好きなアイドルが、この彼女のような存在で自分の前に現れてくれたら幸せかも、と妄想するのも楽しい(笑)。とにかく、読みやすいし、読んで良かったと思える本でした。