「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

2024MLB>今シーズン、ア・リーグの打撃優位の理由とは❓

2024-08-20 19:23:57 | MBL & プロ野球

今シーズンは、去年とは逆でア・リーグの打撃成績が圧倒的に優れています。去年は反対でした。

(1)ナ・リーグの各球団の分析部門が平均的に優れているのだろうと思います。
去年打撃の各部門で好成績だった選手が軒並み大きく数字を落としています。
理由を考えると各球団の分析部門が成績上位の選手を徹底的に分析して丸裸にしたのであろうと思います。
その分析結果が投手コーチや投手に伝えられ、それを活用した結果がナ・リーグの投手優位になっているのだろうと思います。
実際、めぼしい選手を見てみると去年以上の成績を残しているのは、ブレーブスのマルセル・オズナだけのように見えます。オズナは32歳の去年、初めて40HRを打ちました。打撃技術が進歩したのでしょうね❓
今年は去年以上の数字を各部門で残しています。
これ以外にそんな選手は見当たりません。
まず、これが理由の1点目です。

(2)ア・リーグの塁打数上位の選手
アーロン・ジャッジ32歳、ウエットJr24歳、ガーナー・ヘンダーソン23歳、フアン・ソト25歳、ウラジーミル・ゲレロJr25歳、ホセ・ラミレス31歳、ジャレン・デュラン27歳、ラファエル・ディバース27歳・・・

傾向が分かりますね❓
8人のうちベテランは2人です。27歳が2人。
4人は、今年ブレイクした選手です。
(ゲレーロは、ブレイク後低迷していました。ソトは今シーズンナ・リーグから移籍)
新しい(若い)選手の台頭が、ア・リーグの打撃成績を押し上げていることが分かります。

特にウエットJr24歳、ガーナー・ヘンダーソン23歳の活躍が目立ちます。これまで実績のなかった選手です。
フアン・ソト25歳、ウラジーミル・ゲレロJr25歳はすでに実績のある選手です。

これがア・リーグとナ・リーグの大きな違いです。
オリオールズとロイヤルズは、ドラフトで成功したと言えるでしょう。
やはり若手を育成できる(=優れたファーム・システムを持っている)球団は、今後もメジャーに選手を供給できるか可能性が高いと言えます。

【MLB】ファーム組織ランキング発表 オリオールズが6連続で1位に選出 ドジャース8位、エンゼルス30位
3/9(土) 12:12配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0473ac246af14da12e2a04694d7ccb3a97d99f3
 2024年シーズン開幕前のファーム組織ランキング
1 オリオールズ
2 カブス
3 ブリュワーズ
4 パドレス
5 タイガース
6 レイズ
7 レンジャーズ
8 ドジャース
9 パイレーツ
10 レッズ

必ずしも順位と一致しませんが、1 オリオールズ、3 ブリュワーズ、4 パドレス、8 ドジャースの4チームは明らかに相関性が見られます。
強豪チームでもファーム・ランキング下位のチームがあります。
22 フィリーズ
26 ブレーブス
27 アストロズ
強豪のブレーブスとアストロズも、そろそろ危ないかも❓


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項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


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