「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

充電式バッテリーによる火災が、かなり起きています<2024/08/20

2024-08-20 19:27:27 | 日本の社会

非純正充電池、発火の恐れ 19年急増、全焼も―NITE
2024年08月19日13時28分配信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024081900073&g=soc

先日、韓国のマンションの地下駐車場でベンツからバッテリー火災が起き、地下駐車場の車がほぼ全焼する大規模火災が発生しました。

製品評価技術基盤機構(NITE)が注意を呼び掛けています。
『 充電式の電動工具や掃除機などで、メーカー純正ではないバッテリーによる火災が起きているとして、製品評価技術基盤機構(NITE)が注意を呼び掛けている。使用前に初めて充電する際や保管中に出火したり、建物が全焼したりしたケースもあり、担当者は「低価格だが高リスクだ」と指摘する。
 NITEに通知があった非純正バッテリーによる事故は2023年までの10年間で計235件。18年まで年間数件程度だったが、19年に粗悪品が増えたといい66件に急増。その後は30~40件台が続いている。
 うち227件で火災が起き、建物全焼は14件に上った。電動工具が102件、掃除機が95件と全体の8割を占めた。182件が充電中に発生し、うち7割が使用開始から1年未満で、1回目の充電時も15件あった。』

多くの場合、火災が発生しています。
多いのが「電動工具」「掃除機」です。
海外では電動自転車、キックボードなどの出火例がニュースになっています。
韓国では、ベンツがニュースになりましたが自動車の例が複数報告されています。

理由は、日本の場合は「メーカー純正ではないバッテリー」を使用した製品を購入したケースが多いようです。
しかし、韓国の自動車のバッテリー火災の例を見ると中国メーカーのバッテリーを使用しています。おそらく中国工場で中国製部品を多く使っていると思います。
国によっては、純正部品でも危ないことになります。

輸入品は、基本的にリスクがあると言うことです。
日本限定で言うなら「メーカー純正のバッテリー」を使用した製品を買うのが安全だと言うことになります。
一般の価格に比べて安い製品は、「メーカー純正のバッテリー」でないバッテリーを使用しているケースが、あると言うことです。

「電動工具」は作業や工事現場で一般的に使われています。
「掃除機」は、コードレスが必要なのかどうか・考えた方がいいかもしれません。

また、不良品でなくても事故の起きるケースがあります。
それは、高いところから落とすなどバッテリーにひどく衝撃を与えた場合です。
バッテリーが破損すれば、やはり出火事故が起きます。
車の例だと事故車は、ほぼ全損扱いです。
バッテリーに損傷があるかどうか外見では判断できないからです。損傷があれば、即出火事故につながるから事故車は基本的に全損扱いで廃車だそうです。

意外と知らないと思うのが、バッテリーは衝撃の度合いによって破損すると言うことです。
この場合は、「メーカー純正のバッテリー」であろうと出火事故が起きる場合もあります。
スマホやノートPCの出火は、バッテリーが破損しているケースも考えられます。

などなど、バッテリーの出火のリスクを知っておかないと思わぬ火災が発生する場合もあります。
特に困るのが充電中に起きるケースが多いことです。
見ていないところで知らないうちに火災が発生すると大きな火災に拡大してしまいます。



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