「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

2024MLB>前半戦>有望若手選手

2024-07-16 22:48:07 | MBL & プロ野球

ア・リーグ
ガーディアンズ
スティーブン・クワン(26歳)デビュー3年目
打率.352、OPS.920

オリオールズ
ガーナー・ヘンダーソン(23歳)デビュー3年目
HR28、OPS.956、盗塁14、塁打数220 2023年HR28、OPS.814

ロイヤルズ
ボビー・ウィットJr(24歳)デビュー3年目
打率.323、HR16本、OPS.928、盗塁22、塁打数216
HR2022年20本、2023年30本

ナ・リーグ
レッズ
エリー・デラクルーズ(22歳)デビュー2年目
盗塁46 打率.256、長打数42HR17、OPS.830
盗塁・年間76ペース

※参考
ロナルド・アクーニャ
73盗塁41HR打率.337、OPS1.012⇒2023MVP当時25歳メジャー6年目
2024年49試合出場後、負傷休場中
ただし、抜群に良かったのは2023年だけ

投手にも有望なルーキーがデビューしていますが、今回略。

ランキング表を見て驚きます。
去年ランキング上位にいなかった選手が、ア・リーグは3人います。
クワン君はイチローに憧れているそうで「ベイビー・イチロー」のニックネームがあるそうです。身長175cmと小柄な選手です。
2023年までは、悪くはありませんが特に優れた成績は示していません。後半戦どの程度の打率を維持できるか分かりませんが、前半戦は圧倒的な高打率でした。OPS.920 と長打力もあり総合力で優れたところを示しています。
今年は打つ方に専念していますが、盗塁も19、21個を記録しており盗塁も出来ます。

ガーナー・ヘンダーソン君は、HR28とHRでブレイクしました。高いOPS.956が示す通リバランスの取れた強打者です。盗塁14、塁打数220も光ります。

ボビー・ウィットJrも同様です。
打率.323、HR16本、OPS.928、盗塁22、塁打数216
どちらかと言うとコンタクト型ですね。

3人ともコンタクト能力に優れ長打量を兼ね備えた強打者です。クワン君は、典型的なコンタクト型。
ウィットは総合型。
ヘンダーソン君はパワー型とやや特徴が異なりますが、3人とも高いOPSと盗塁が出来ることを加味すると❓
そうです。
守備が兼ね備われば、5ツールプレーヤー型の選手です。
実は、後年ホームランバッターとされる選手でも前半は5ツールプレーヤー型の選手である場合が多いです。
そのタイプの選手の方が、長くプレーすれば優れた通算成績を残す傾向があります。

近い過去の選手だとAロドリゲスやバリー・ボンズです。
バリー・ボンズがHRバッターだと思っている人が多いでしょう❓
実際には若い時代は盗塁数も多く、ゴールドグラブ賞 8回が示す通り5ツールプレーヤー型の選手です。
通算HR数歴代第1位ですからHRバッターの典型かと思いきや、実は長打力に優れた5ツールプレーヤー型と言うべきです。

特にガーナー・ヘンダーソン君は、長打力を備えた5ツールプレーヤー型に成長する可能性を秘めた選手だと思います。
ボビー・ウィットもそうなる可能性があると思います。

その意味でこの二人は、将来メジャーを代表する強打者に成長するかもしれません。
アーロン・ジャッジとは、違うタイプの選手です。

エリー・デラクルーズ君は、飛びぬけて身体能力に優れた選手です。打撃のパワーも優れています。
打撃技術が身に付けば、完璧な5ツールプレーヤーです。
まだ22歳でメジャー2年目ですからこれから、どんどん成長すると思います。
素材だけならどこをとっても超一級品です。
まだ打撃が下手ですが、本当に楽しみな選手です。
見ていて楽しい選手ですね。
今シーズンは、70盗塁を超えそうなペースです。
去年のMVPのアクーニャが73盗塁です。去年25歳。
この上を行く選手になると思います。


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項目「MBL & プロ野球」目次③
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