「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

2024MLB>後半戦注目の選手

2024-08-13 18:51:48 | MBL & プロ野球

後半戦も118試合~120試合が消化され、個人数字も気になるところです。

(1)まずは、ナ・リーグから
去年はナ・リーグのバッターは、かなり良い成績の選手が多かったです。ア・リーグの選手の成績はそれに比べるとかなり見劣りがしました。
今シーズンは、それが反対になっています。
去年より数字がいいのはブレーブスのマルセル・オズナくらいです。去年、32歳で初めて40HRを打ち今年は、それを上回る数字を残しています。いろいろな項目で自己ベストを更新すると思います。

HRバッターでは、フィリーズの異色の1番バッターのカイル・シュワバーが今シーズンは一味違う活躍を見せています。46本、47本と2年連続で40本以上のHRを打ちHRバッターとしてブレイクしましたが、今シーズンは全項目の数字が良くなっています。一番よくなったのは出塁率です。去年と比べると打率が全然違います。HRが自信になったようで打撃が安定してきました。

レッズの22歳の若手のエリー・デラクルーズも注目の選手です。去年がデビュー年で98試合しか出場していません。
今シーズンは2試合休んだだけで117試合出場しています。
現在と盗塁数が59で、160試合なら80個ペースです。
ちょっと、ずば抜けています。
まだ打撃は未熟ですが、去年と比較すると各項目とも大幅に向上しています。打撃が上達していると、凄い選手になるのは間違いありません。
OPS.849は「B」評価で今でも一流の成績です。
数年後が、本当に楽しみな選手です。

翔平君は、リーグが変わったりチームが名門の人気チームのドジャースになったり、途中でチームの主軸のムーキーとフリーマンが離脱した時期もあり、相当プレッシャーがあったと思います。そんな中では、よく頑張っていると思います。
翔平君がバッターとしてブレイクしたのは去年です。
135試合しか出場できませんでしたが、HR打点以外のほとんどの項目で自己ベストを更新しました。
OPSとHR以外では、自己ベストを更新すると思います。
前半戦、打率が良かったので悪く見えますが、翔平君はそれほど打率の良いバッターではありません。去年が自己ベストで「.304」初めて3割を打ちました。
まだ完成途上のバッターですから、ジャッジと比較するのは相当無理があります。
ジャッジは、歴代を見ても相当上位に来るHRバッターであり優れた打者です。しかも今年はキャリア最高の成績を残しています。HR数以外では、全部自己ベストを更新するだろうという素晴らしいシーズンを送っています。
翔平君のレベルでは、十分活躍していると思います。

(2)ア・リーグ
もうジャッジが凄いですね!
キャリアハイのシーズンを送っています。
HRに加えて打撃技術が一段と進歩しました。
HR以外の全項目で自己ベストを更新すると思います。
素晴らしい・としか言いようがありません。
今年ジャッジが一番進歩した点は出塁率です。
ストライク・ボールの見極めが完璧なのでボールを打たなくなりました。だから打率も上がりますし四球も増えます。結果として出塁率が大幅に上昇しています。
出塁率「.463 」

現在塁打数が293(118試合)
160試合出場なら397塁打ペースです。
残り試合でHR数が増えれば400塁打に到達する可能性があります。400塁打を達成したら過去の超一流のHRバッターの仲間入りです。
残り試合、ジャッジの400塁打にも注目です。

ボビー・ウィットJr(24歳)
メジャー3年目で、もうスーパースターの仲間入りです。
今年、ブレイクしました。
素晴らしい・と言うしかありません。
とにかくヒットを打つのが上手い!としか言いようがありません。天才ですね!
それでいて塁打数が多いです。現在289塁打。ジャッジと競り合っています。つまり長打力も兼ね備えていると言うことです。
ウルトラ・ハイブリッド・イチローです。
イチローは裸足で逃げ出すしかないですね❓
イチローは、ゴロ・ヒットしか打てませんでしたから・・・
OPSは現在「1.003」と「1.00」に乗せてきました。
「1.00」を超えれば、超一流のレベルです。

バリー・ボンズのメジャー3年目の成績を全項目で大幅に上回っています。
メジャー3年目でキャリア・ハイを達成した早熟の天才アルバート・プホルスで、やっとウィットJrを上回っています。アルバート・プホルスは現役時代の後半に持病の故障を抱えてしまい、11年目以降は成績が下降してしまいました。故障がなければ、バリー・ボンズ並みの通算成績を残していたと思います。

比較するのが、この二人ですから❓
ボビー・ウィットJrの現在の成績の素晴らしさが分るでしょう❓
故障せず努力を重ねて行けば、バリーボンズを超える選手がいるとしたら、ボビー・ウィットJrだと思います。
それくらい飛びぬけた逸材です。
生きているうちにこんな選手を見ることは出来ないかもしれません。

ジャッジのような選手も、めったに見られないと思います。今のような数字を数年残せば、過去に比較対象がベーブ・ルースしかいなくなります。HRバッターの天才です。


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項目「MBL & プロ野球」目次③
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