「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ウクライナの戦時国債の行方<ウクライナ紛争2024.07.15

2024-07-16 22:49:13 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

国債増発、4兆円突破 「愛国心」あおり戦費調達―ウクライナ
2024年07月15日07時04分配信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024071400318&g=int

『ウクライナの国家予算は、歳入の2倍でそのほぼ全額が国防関連支出に充てられる見通しだ。』とのことです。
『公務員給与や社会保障費の多くは、国際機関や2国間の融資や援助金に依存する。』

今現在でも欧米からの資金援助が止まると、即財政破綻です。(日本も結構貸し付けています)
資金援助と言っても貸し付けが多いと思います。
武器援助もローン形式になっている部分があると思います。
既に財政は火の車で、既存の外国人投資家に販売した国債は返済期限が来ていて、現在繰り延べの交渉中です。かなりの金額の棒引きを要請中で、国債保有者が折り合わなければ、デフォルトです。

今のウクライナ国債を引き受ける外国人投資は、いないでしょう。既存の借り入れ分すら返済が危ない状況です。

しかし金が足りないので、今度は国民に国債を販売しています。
『26年1月償還の国債利回りは15.35~15.75%となっている。』
もちろん金利は大盤振る舞いです。
ウクライナ国民には、それを誤解している人もいるようです。
『購入を検討している西部リビウ出身のアニ・サーキアンさん(21)は、安全な投資が簡単にできる点が魅力だと強調。「戦争を早く終わらせて市民の苦しみを減らすことに貢献できる」と話す。』

最近、余りにも太平洋戦争中の日本と今のウクライナが酷似していて、悲しくなります。
国民をボロ雑巾のように勝ち目のない戦場に送り込んで殺すのも同じ。
国民から「戦時国債」の名目で金を集めるのも同じ。

既に実質的に財政破綻状態にありますから、戦争が終われば借金の踏み倒しを始めると思います。
真っ先に踏み倒すのが、国民の持つ戦時国債です。

外国からの政府経由の借り入れ分には、担保を提供していると思います。ウクライナ国内にある目ぼしいものは、借金のかたに差し押さえ状態になるでしょうね。

戦争に勝つ負ける以前の話で、返済の当てもなく金を借りまくれば、どうなるかはウクライナ政府は、全く気にしていないと思います。
「今月が乗り切れればいい」
完全、その日暮らしだと思います。

そもそも独立以来、ウクライナ人がまともに政府運営が出来たことは、ありません。
金が足りなくなればロシアから引っぱるか、EUから引っぱるか・を繰り返してきました。
「金は足りなくなれば誰かがウクライナにくれるのが当然だ」と思い込んでいる節があります。
政府だけでなく国民もそう考えているようです。
だから、いくら借金をしようと怖くないと言うことのようです。

まあ❓
戦争が終わった後、ウクライナがどうなるかは既に決まっています。
財政破綻した負け犬国家には、支援はなくなると思います。国土再建に資金を提供する国もないだろうと思います。
ロシアすら西ウクライナは。放置して手を出さないと思います。

ウクライナと言う破壊された土地と貧困に苦しむウクライナ人が残るのかもしれません。

どうなるのかは、余りにも度が外れすぎていて予測できません。良い未来が無いのは確かです。
食いっぱぐれたウクライナ難民数千万人がヨーロッパに流れ込むのだろうと思います。これだけウクライナ人を戦争で便利使いして殺していますから、それくらいはヨーロッパが面倒を見るべきでしょうね❓
(アメリカは惨く大西洋で阻止すると思います)


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑤
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。